子育て中の方にとって悩みの種の一つが「離乳食作り」です。どんなものなら食べてくれるか、どんな味付けが好みか、お子様の好みをなんとか見つけようと日々努力されているでしょう。
今回は、離乳食におススメの食材の一つである「鰹節」について解説していきます。食べても大丈夫なものと危険なものがある乳幼児は、食材選びにも慎重になります。かつおぶしは離乳食に使用しても大丈夫なのでしょうか。そこで今回は、
- 離乳食に鰹節がお勧めの理由
- 離乳食でそのままの鰹節をいつからあげて大丈夫?
- 離乳食で鰹節をあげる際の注意点
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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離乳食に鰹節がお勧めの理由
かつおぶしは塩気をプラスしなくてもおいしく離乳食が作れるため、おススメの食材と言われています。鰹節を離乳食に使用するメリットについて見ていきましょう。
栄養が豊富
実は鰹節は栄養も豊富で、特にたんぱく質を多く含んでいます。更には脂質や糖質も少ないため、体の消化器官が未発達な赤ちゃんにとっても相性の良い食材となっています。
更には鉄分も多く含まれているため、お母さんから受け取った鉄分のたくわえが無くなってくる生後6か月頃からの赤ちゃんにとてもおススメです。
アレルギーのリスクが低い
鰹節は食物アレルギーのリスクも低いと言われています。特定アレルゲンは症状の重さや症例の多さなどで決められており、加工食品を販売する場合に表示義務が生じる原料は現在28品目です。
鰹節は28品目の中にも入っていませんし、安全性の高い食品と言われています。
人間が本能的に好む味
鰹節の味や風味は、人間が本能的に好む味と言われています。これは、鰹節に含まれる旨味成分である「イノシン酸」が理由です。イノシン酸は生のカツオを鰹節に加工する工程で生まれる天然の旨味成分のため、赤ちゃんにとっても安全です。
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離乳食でそのままの鰹節をいつからあげて大丈夫?
離乳食を作る際は食材を下茹でしたり、塩抜きしたりなど、とにかく細心の注意を払って作るものです。鰹節を離乳食に使用する際は、そのまま使用しても良いのでしょうか。
7ヶ月ごろから
鰹節を離乳食にそのまま使用するのは生後7か月以降が望ましいのではないかとされています。というのも、それよりも早い時期は赤ちゃんが食べづらいため、だし用として使用した方がよいと言われています。
おかゆなどに混ぜて食べさせる
生後7か月が経過してからは、お粥などの消化に良い離乳食にそのままかつおぶしを使用しても大丈夫です。日中の活動も増えてくるため、鰹節の旨味だけではなく栄養素が重要になってきます。
とは言えまだまだうまく咀嚼はできませんから、できるだけ目の細かい鰹節を使用しましょう。粉末状の「かつおぶし粉」などがおススメですよ。
ダニの発生に注意
鰹節を料理に使用する際は鮮度管理がとても重要になってきます。大容量の鰹節などはチャック付きの商品なども多く、外部のホコリや雑菌などが入り込む可能性も考えられます。
湿気などが原因でカビが生える可能性も考えられますし、ダニが沸く可能性も考えられます。できれば小分けになっている鰹節を使用したり、冷蔵庫内で管理するなどの工夫をしたい所です。
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離乳食で鰹節をあげる際の注意点
離乳食にかつおぶしを使用することはメリットが大きいと紹介しましたが、一方で注意点などはないのでしょうか?量の目安や塩分濃度、加熱処理などの必要はあるのかなど、離乳食に鰹節を使用する際のポイントについて解説していきます。
量の目安は?
鰹節を初めて食べさせる場合の目安量は、出し汁の場合は小さじ1杯程度から徐々に慣らしていきます。粉末状になっても小さじ1杯程度から様子を見ながら食べさせましょう。
塩分は大丈夫?
実は鰹節には塩分が含まれており、100ℊあたり0.3g含まれています。ですが市販の小分けパックの鰹節は1袋が1.5ℊ程度ですから、60袋以上鰹節パックを食べないと0.3ℊの塩分を摂取できない計算になります。
鰹節の塩分量はそれほど意識しなくても大丈夫でしょう。
加熱は必要?
首が座ったばかりの離乳食初期は、鰹節の出し汁からスタートですから一度加熱しますが、生後7か月あたりからそのまま食べさせることも可能です。しかし初めはより細かい方がよいですから、粉末状の鰹節がおススメです。
粉末にする方法
鰹節をそのまま赤ちゃんに食べさせる場合は、できるだけ細かい状態で食べさせた方がよいです。電子レンジを使用してかつおぶし粉を作る方法を紹介していきます。ペーパータオルに鰹節をいれ、電子レンジで1分ほど加熱、そのまま優しく揉みます。
すると水分がなくなるためパラパラと崩れ、粉末に近くなります。簡単ですのでお試しください。
まとめ
今回は、離乳食で活を武士を食べさせる際のポイントや注意点などについて解説していきました。
この記事をまとめると
- 離乳食で鰹節を食べさせる際は、初めは少しずつ食べさせ、徐々に慣らしていく
- 初めは出し汁から慣らしていき、次第に粉末状の鰹節に変えていく
- 塩分の量や食べさせる量はそれほど意識しなくても大丈夫ですが、初めは小さじ1杯程度から
いかがでしたか?離乳食はどの食材をいつのタイミングで食べさせても大丈夫なのかわからず不安になります。今回の記事を参考にして、鰹節を離乳食に取り入れてみましょう。
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