ツナ缶を冷凍して離乳食に使う方法を紹介!おすすめの種類も

生後5ヶ月頃から始まる離乳食。

子供には様々な種類の食材を口にして欲しいものの、調理する側としては出来るだけ簡単に作ってしまいたいところでもありますよね。

そんな時には、ツナ缶を使ってみるのはいかがでしょう。火のとおりを心配する必要もありませんし、何より離乳食中期(7ヶ月頃~)から使えるので安心・安全な食材です。

今回は、そんなツナ缶を冷凍して離乳食に使う方法をご紹介していきます!これさえ知っておけばストック作りにも余裕が持てますよ。

また離乳食におすすめなツナ缶についてもご紹介!ぜひ離乳食作りの参考にしてみてくださいね。

ツナ缶を離乳食用に冷凍する方法

火の通りを気にすることなく気軽に使えるツナ缶は離乳食には持ってこいの食材。1回分ずつ冷凍しておけば、ボリュームを足したいときにも便利です。

下記ではツナ缶の冷凍法のポイントをお伝えしていきます。

油や塩分を落として冷凍

ツナ缶を離乳食として使いたい場合に気になるのが『油分や塩分』。

一般的に口にするツナ缶の表示を見てみると『オイルタイプ』と表示されているのがほとんどでしょうが、離乳食中期頃の子供は、まだまだ消化が大人とは違い未発達。

そのため、離乳食でツナ缶を使う場合には『水煮タイプ』または『ノンオイル』を使用するのが良いでしょう。

ちなみに水煮タイプやノンオイルのツナ缶にも塩分はしっかりと入っています。熱湯を回しかけるなどして、しっかりと塩分を落としてくださいね。

水分はなるべくきろう

ツナ缶を冷凍する場合には、『水分はしっかりときる』ことがポイント。

水分が残ったままの状態で冷凍することによって、解凍する際に旨味も水分と一緒に溶けだしてしまう恐れが…。

もし水分が上手くきれない…という場合にはスーパーなどの水切り不要タイプのツナ缶も売っているので、そちらを使用してみてくださいね。

ツナ缶はそもそも離乳食に向いているのか

骨や皮がなく食べやすい

そもそもナには、たんぱく質・DHA・脂質などの栄養素が豊富に含まれています。

その中でも特にDHAは、子供の脳の発達には欠かせない栄養素のため積極的に摂りたいもの。

ツナ缶は魚を捌く手間もなく簡単に調理ができるので、積極的に離乳食に取り入れているママも多いことでしょう。

また骨や皮もなく安心・安全に子供の口へ入れることができるので離乳食にはピッタリな食材です。

水煮を選ぶとより使いやすい

ツナを油抜きするのは、なかなか大変な作業。水煮タイプを選ぶことによって下記のような利点が挙げられます。

  • 油抜きをしなくても良い
  • 時短になる

小さい子供がいるママにとっては、離乳食作りも時間との勝負。油抜きをする作業がない分、時短が可能となりますよ。

水煮タイプはスーパーなどで売っているので、ぜひ活用してみてくださいね。

MEMO
オイル漬けと比較すると、なんと水煮のツナ缶はカロリーが約1/4。離乳食だけではなくダイエット中の方にもおすすめな食材です!

離乳食に向いているツナ缶とは

子供の口に入るものだから、出来る限り安心・安全なものを食べさせたいですよね。

下記では、具体的にどのようなツナ缶が離乳食向きなのかをご紹介していきます!

無添加のもの

そもそも『食品添加物』について、どのようなものかをご存知でしょうか。

『食品添加物』とは…?(厚生労働省HPより引用)

  • 甘味料・保存料・着色料・香料など食品の加工や保存の目的で使用されるもの
  • 食品添加物の安全性について食品安全委員会の評価を受けて、人の健康を損なう恐れのない場合に限り、規格や使用基準を定めたうえで使用を認めている

腸内環境に悪影響を及ぼすかもしれない食品添加物。可能な限り避けたいものですよね。

近頃のスーパーなどでは、無添加のツナ缶もよく目にします。一般的に販売されているツナ缶と比較すると少々お値段は張りますが、離乳食期に与えるのであれば無添加のツナ缶の使用が好ましいでしょう。

塩分控えめ・優しい味のもの

離乳食でツナ缶を与えるのなら、やはり『塩分控えめ・優しい味のもの』を使用したいものです。

…というのも離乳食期(ツナ缶で言えば離乳食中期頃)の子供の消化機能はまだまだ未発達。塩分を上手に消化できないことはもちろんですが、味の濃い食品も消化には時間がかかるため避けたいところ。

ツナ缶の原料であるマグロには、たんぱく質・DHA・EPA・鉄分が豊富に含まれているため積極的に食べさせたい食材。離乳食用にツナ缶を購入する際には、ぜひ『塩分控えめ・優しい味のもの』を選ぶようにしてくださいね。

離乳食におすすめのツナ缶2選

それでは実際にどのようなツナ缶が離乳食に最適なのでしょう。下記では具体的におすすめのツナ缶を2選ご紹介していきます!

INABAライトツナスーパーノンオイル

原材料に「きはだまぐろ」を使用し、野菜スープとミネラルウォーターで仕上げたツナ缶。

離乳食にはもちろんですが、そのまま食べても十分に美味しいので大人用にサンドイッチやサラダとして調理するのもおすすめ。

1缶で家族全員が幸せになりますよ。

はごろもフーズ素材そのままシーチキンマイルド

カツオから抽出した出汁を使って作られているツナ缶。他社のツナ缶と比較すると、あっさりとした味が特徴です。

いろいろな料理と相性が◎!カロリーを気にしている方や食事制限中の方へもおすすめしたい1缶です。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、ツナ缶を離乳食用に冷凍して使う方法や離乳食向けのおすすめツナ缶を中心に解説しました。

この記事をまとめると

  • ツナ缶には、たんぱく質・DHA・EPA・鉄分などが豊富に含まれている
  • 骨や皮をとる必要がないツナ缶は離乳食に最適な食材
  • ツナ缶を冷凍する際には、『油分・塩分を落とす』・『水分をしっかり切る』ことがポイント
  • 離乳食用に購入する際には、極力『無添加』・『塩分控えめ』・『優しい味のもの』を選ぶと◎!

ツナ缶を上手に使うことによって栄養バランスが整うだけではなく、離乳食作りの時短にも…。便利なツナ缶、ぜひ活用してみてくださいね。