シナノスイートは美味しい?どこで買える?シナノゴールドとの見分け方や違いも

日本では約2,000種類あると言われているりんご。その中でもシナノスイートというりんごの品種をご存知ですか?近年人気急上昇中で、美味しいと注目されているりんごです。

この記事では、そんなシナノスイートの特徴や味・産地について紹介しています。名前の似ているシナノゴールドとの違いも比較しているので、シナノスイートが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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シナノスイートは美味しい?どんなりんご?

まずは、シナノスイートの特徴を紹介していきます。シナノスイートは1966年に商標登録されました。

最初は「あじぴか」という名前でしたが、同じ名前のみかんが既に商標登録されており、産地である「信濃」と甘い「スイート」を合わせた「シナノスイート」という名前に。

ここでは、そんなシナノスイートの糖度や食感・値段をチェックしていきましょう。

シナノスイートの特徴

シナノスイートは、長野県のオリジナル品種です。ふじとつがるをかけ合わせて作られ、甘くて美味しいと人気で、近年注目度が上がってきました。

甘みが強く、果汁たっぷりの味わいが特徴です。シナノスイートの約半数は長野県で生産されており、その他、青森県や秋田県などでも生産されています。

長野県の人気品種である、シナノゴールド・秋映と共に、信州りんご三兄弟と呼ばれています。シナノスイートの旬は10月上旬~11月下旬です。

糖度や食感は?

シナノスイートの糖度は14~15度と高め。酸味がほとんどなく、しっかりとした甘さが感じられます。果汁も多く、一口噛めばジューシーな果汁が口いっぱいに広がるでしょう。

食感は柔らかく、ご年配の方や小さいお子さまでも食べやすいりんごです。甘みが強いので、すっぱいりんごが苦手な方にもおすすめできます。

値段は?

価格は3kg(8~10個)で3,000円ほどです。贈答用ですともう少し高くなります。

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シナノスイートの産地はどこ?どこで買える?

シナノスイートの特徴を紹介しました。食べてみたいと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方のために、ここではシナノスイートの購入方法を紹介していきます。産地の紹介もしているので、ぜひチェックしてみてください。

長野県産

長野県は、りんごの生産量が青森に次いで多く、りんごの産地として有名です。生産は県内全域でされており、標高差を活かしてさまざまな種類の品種を栽培。

そのため、長野産のりんごは8月~2月の長期にわたって、全国に出荷されています。長野は朝と夜の寒暖差が激しく、日照時間も長いのが特徴です。

そういった環境が美味しいりんごが育つ秘密だと言われています。長野は、シナノスイート誕生の地です。

山形県産

山形県は青森、長野に次ぐりんごの産地です。つがるやサンふじなど、さまざまな品種のりんごが栽培されています。

特に内陸部での生産が盛んで、雨量が多く気温差が激しい環境が美味しいりんごを育てるのにぴったりです。

長野県と気候が似ているため、長野生まれのシナノスイートとも相性抜群。盛んに栽培されており、山形のシナノスイートは10月が食べごろとなります。

通販やふるさと納税で買える?

シナノスイートは各通販サイトで販売されています。農家さん直営のサイトでも販売があるので、チェックしてみるといいでしょう。

シナノスイートは実が熟すギリギリまで木にならしているりんごです。そのため、その年の気候によって収穫時期がずれる可能性があるので、最旬のシナノスイートを手に入れたい方は予約するのがおすすめ。

7,000円~25,000円の寄付金額で、ふるさと納税の返礼品としていただくことも可能です。

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シナノスイートとシナノゴールド違いは?

シナノスイートと同じ信州りんご三兄弟のひとつ、シナノゴールド。名前も似ていて、どちらを選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

そこで、ここではシナノスイートとシナノゴールドの違いを比較してみました。どちらが自分の好みに合うか、チェックしてみましょう。

見分け方

  • シナノスイート

    皮の色は鮮やかな赤色をしており、濃い赤色の縦模様が入っています。大きさはだいたい300gほどです。完熟したシナノスイートは皮を剥くと黄色味がかった果肉が出てきます。
  • シナノゴールド

    皮の色は鮮やかな黄色(ゴールド)をしています。ものによっては、表面の点々(果点)が目立つことも。また、一部分が薄い赤に染まることもあります。

    よく熟したシナノゴールドからは、とてもいい香りがするのが特徴です。

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収穫時期

  • シナノスイート

    10月上旬~11月下旬が収穫時期です。同じ信州りんご三兄弟の秋映より遅れての収穫となります。
  • シナノゴールド

    10月中旬~11月上旬が収穫時期です。収穫時期は、三兄弟の内もっとも遅い品種となります。

味や特徴の違いって何?

  • シナノスイート

    甘みが強く、酸味が少ない味わいをしています。そのため子どもにも人気の品種です。果汁が多いのも特徴。
  • シナノゴールド

    甘みと酸味のバランスが良いと言われており、黄色いりんごのなかでは美味しさがトップクラスだとも評されています。

    糖度は15~16度。シナノゴールドはゴールデンデリシャスとちあきの交配種です。食感は硬めで、歯ごたえが良いのが特徴です。

    貯蔵性に優れており、冷蔵庫で保存すれば3か月は持ちます。

まとめ

信州りんご三兄弟のひとつ・シナノスイートについて紹介しました。シナノスイートは甘さと柔らかさが特徴で、酸っぱいりんごが苦手な方や、ご年配・お子さまにおすすめのりんごです。

甘めのりんごが好きな方は、ぜひ一度試してみてください。

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