りんごの種を食べてしまったらどうなる?その毒の致死量を解説!犬にとっても危険 |

皆さんはりんごをお好きですか？りんごはとても美味しく、栄養も豊富なので、ダイエット中の方や女性からも人気の食べ物ですよね。しかし、誤ってりんごの種を食べてしまった方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、りんごの種にまつわる以下の情報について紹介します。

りんごの種を食べてしまったらどうなる
りんごの種の毒素について
致死量
ペットにとって危険？

という以上の4つを紹介しますので、りんごがお好きな方はもちろん、ペットを飼っている方も是非最後まで読んでくださいね。

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1 りんごの種を食べてしまったらどうなる？
- 1.1 とくに何も起きない
- 1.2 毒素はごく僅かしか含まれていない
2 りんごの種に含まれる毒素とは？
- 2.1 アミグダリン
- 2.2 シアン化合物
3 りんごの種に含まれる毒の致死量は？
- 3.1 シアン化合物の致死量
- 3.2 りんごの種何個で死ぬ？
4 りんごの種は犬にとっても危険
- 4.1 嘔吐や痙攣を起こすことも
- 4.2 芯や種以外は犬が食べても大丈夫
5 まとめ

りんごの種を食べてしまったらどうなる？

りんごの種を間違えて食べてしまった方もいますよね。もしりんごの種を食べてしまった場合は体にどのような影響があるのか詳しく紹介したいと思います。

とくに何も起きない

りんごの種を間違って食べてしまっても実は何もおきません。ですので食べたからと言って、特に慌てることはありません。ですが、美味しくもないので食べる理由も特にないでしょう。

毒素はごく僅かしか含まれていない

りんごの種には毒素が含まれていますが、実はそこまで含まれていません。毒素と言われると体に大きな影響があるのでは？と思うかもしれませんが、微量なので安心してくださいね。しかし、人間にとってはそれほど害のない毒でも、実はペットにとっては危険だったりします。

記事の後半ではペットが種を食べた場合はどうなるのか、紹介しますのでペットを飼っている方は是非最後まで読んでくださいね。

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りんごの種に含まれる毒素とは？

りんごの種に含まれる毒素について詳しく紹介したいと思います。りんごの種には主に2つの毒素が含まれていると言われています。

アミグダリン

りんごの種には、アミグダリンという物質が含まれていて、消化管の中にはいることによってシアン化水素という毒性物質になります。大量に摂取すると最悪の場合、死に至るのですが、りんごの種に含まれているアミグダリンの量は微量ですので、特に気にすることはありません。

シアン化合物

先ほど紹介したりんごの種に含まれているアミグダリンは、腸内細菌が加わるとシアン化物に変わります。シアン化合物は人を死に至らしめる力がありますが、りんご1個分の種にはほんと微量しか含まれていませんので、安心して下さいね。

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りんごの種に含まれる毒の致死量は？

りんごの種に含まれている毒の致死量はどのくらいなのでしょうか。それについて詳しくみてみましょう。

シアン化合物の致死量

シアン化合物の致死量は1.4〜2.1グラム程度となっています。これだけの量のシアン化合物を取ると死に至りますが、ここまで含まれている物はないので、安心してくださいね。

りんごの種何個で死ぬ？

1つのりんごの種には0.49mgのシアン化合物が含まれています。1つのりんごには約8個ほどのタネが入っており、量に換算すると約3.92グラムほどのシアン化合物が含まれています。体重70キロほどの人が死ぬために必要なシアン化合物の量は、約143個分の種子を食べる必要があります。

りんごに換算すると約18個ほど食べなければならなく、普段の生活ではそこまで食べることはないので安心して大丈夫でしょう。

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りんごの種は犬にとっても危険

人間にとっては全く害のないりんごの種でも、ペットにとってはとても危険である可能性があります。どのような症状があるのか詳しくみてみましょう。

嘔吐や痙攣を起こすことも

犬がりんごの種を食べると、消化の途中でシアン化水素が発生して中毒が起こります。もともとりんごに含まれているのは、アミグダリンという成分でこれには毒性がないのですが、シアン化合物になることによって毒性が発生します。3時間以内に、呼吸困難、けいれん、嘔吐、痙攣などが起きます。

命に関わることなので、犬を飼っている方はりんごを与えないように気をつけましょう。