りんごでお腹ゴロゴロ!下痢・腹痛に!症状の原因はアレルギー?効果は?

りんごは健康や美容に良いと言われる果物の一つですが、食べるとお腹がゴロゴロすることがあります。その原因は、一体なんなのでしょうか?今回は、

  • りんごでお腹がゴロゴロする原因
  • りんごの凄い健康効果と栄養素
  • りんごダイエットの効果とやり方
  • 妊娠中でもオススメな理由とは?

これらのテーマについて紹介いたします。

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りんごを食べたら下痢・腹痛になった!

りんごは体に良い果物の一つですが、“りんごを食べて下痢や腹痛になる”ことがあります。このような症状が出るのには、何が原因となっているのでしょうか?

原因

りんごによって腹痛や下痢をしたりお腹がゴロゴロする原因は、りんごに含まれている食物繊維によるものです。食物繊維は適量であれば腸内環境を良くして、便秘解消や善玉菌を増やすなどの効果がありますが、過剰摂取すると消化不良を起こして腹痛・下痢となることがあります。

食物繊維には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類がありますが、りんごにはその両方が含まれています。食物繊維が多いため、りんごそのものだけではなく、 りんごジュースを飲みすぎた時にも症状が出る ことがあります。普段からお腹が弱い方は、特に影響を受けやすいので注意しましょう。

また、りんごによる腹痛や下痢の原因は、 アレルギー である可能性もあります。アレルギーの場合、他にも蕁麻疹や湿疹、口の中や唇の痒みが出ることもあります。

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りんごに含まれる栄養成分

一日一個のりんごで医者いらず、というイギリスで有名なことわざがあります。そのくらいりんごには栄養が詰まっているという表現で、リンゴ酸クエン酸などの有機酸・食物繊維・ペクチンなどが含まれています。

有機酸は胃腸の働きをサポートする作用や殺菌効果があります。また、乳酸を減らすので疲労回復や腰痛・肩こりにも効果的です。

  • ポリフェノール:ポリフェノールは、植物に含まれている成分で苦味や色素の成分で、5000種類ほど存在していると言われており、その種類ごとに特徴ある健康効果を持つ栄養素です。共通点はとても強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の除去や体の酸化による老化に関わる病気の予防に役立つ栄養素です。
  • クエン酸:クエン酸は人間のエネルギー代謝でクエン酸が作られる過程があります。そのため、エネルギーを作り出す材料になり、疲労解消効果があります。血流を改善させ、冷え性の解消効果や体の不調の原因になる体のHpを戻す働きも持っている栄養素です。
  • ペクチン(水溶性&不溶性):ペクチンは、植物の細胞壁に含まれている多糖類で、砂糖やさんを加えることでゼリーの様なとろみに変化します。水溶性と不溶性の2種類に分類することができ、主な働きは便秘・下痢の解消、コレステロール値、血糖値を下げる栄養素です。
  • ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。

りんごを食べて期待できる効果

りんごは果肉だけでなく皮にもポリフェノールが含まれています。皮ごと食べることで肌の調子を整えたり、コレステロール値を下げる効果が期待できます。また、動脈硬化などの生活習慣病予防や、花粉症といったアレルギーを抑制する効果もあります。

  • 老化の抑制
  • コレステロールの上昇抑制
  • 便秘の予防・改善
  • 美肌効果
  • アレルギー抑制

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りんごの食べ過ぎは太る?ダイエット効果は?

りんごは適量であれば体に嬉しい効果が多数あることがわかりましたが、食べ過ぎると太る原因となるのでしょうか?りんご1個あたりのカロリー・糖質量はこちらです。

りんごのカロリー&糖質
  • カロリー…約150kcal
  • 糖質量……約38g

250gのりんご1個で換算すると、カロリーはごはん茶碗1杯分とほぼ同じです。また、りんごには甘みがあるため糖質も多く含まれています。丸ごと1個食べると、38gにもなるので要注意です。

りんごダイエットの効果

りんごはそれなりに高カロリーの果物であることがわかりましたが、“りんごはダイエットに効果的”と言われることもあります。

その理由には、りんごによる 整腸作用による便秘解消効果 や、りんごに含まれている カリウムによる利尿作用 です。利尿作用が起こると、体のむくみが改善する効果があります。

バターや砂糖が多く含まれるケーキやアイスをおやつにするより、果物のりんごを食べることでダイエットに繋がると言えます。

1日の摂取量目安は?

りんごをダイエットや健康目的で毎日食べ続ける場合は、1日あたり半個が適量とされています。糖質量が気になる方は、1/4に抑えるようにしましょう。

妊娠中(妊婦)でもりんごはオススメ!

妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、“りんご”は妊婦さんにもオススメの果物です!

その理由には、りんごに豊富に含まれる“カリウム”“ビタミンC”“食物繊維のペクチン”があります。妊婦さんや赤ちゃんへの効果、効果的なりんごの食べ方について、下記記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • りんごを食べて腹痛や下痢になるのは、豊富に含まれる食物繊維が原因
  • りんご1個あたりのカロリーは約150kcalなので食べ過ぎると太る原因にも
  • 1日1個のりんごは医者いらずと言われるほど栄養価は高い
  • りんごは妊娠中でも食べられるオススメの果物

りんごでお腹がゴロゴロする原因は、りんごに多く含まれている食物繊維でした。食べ過ぎなければ下痢や腹痛を起こしたり、太ることはあまりないので、1日あたり1個を目安に食べるようにしましょう。

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