リーキの青い部分は食べられる?捨てる?おすすめの使い方・食べ方

皆さんはリーキという「日本の長ネギ」のような野菜をご存知ですか?ポロネギという名前の方が知っている方も多いかもしれませんね。

リーキは西洋野菜のひとつでまだあまり日本人にとってなじみがないもので、使い方や食べ方などを詳しく知っている方は少ない食材です。リーキは見た目は長ネギに似ているものの、使い勝手や味は長ネギと全く違うものなのです。

今回の記事ではリーキとはどのような野菜なのか、特徴や可食部位、栄養成分等について解説していきたいと思います。

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リーキとはどんな食べ物?

リーキとは地中海沿岸が原産の野菜で、見た目は白ネギにも似ています。古代エジプトやギリシャなどでは既に栽培されていたと言われるほど、歴史のある野菜なのです。別名「ポロネギ」と呼ばれることもあります。リーキについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

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リーキは加熱すると甘くなる

リーキは「火を通すと非常に甘くなる」特性を持ちます。ネギとも似ていますが、ネギよりも癖がないのが特徴。じゃがいもとの相性もいいため、ポタージュやグラタンにもよく使われる野菜です。ヨーロッパの秋冬には欠かせない野菜として人気です。

高級食材のリーキ

リーキは実は「高級食材」だとされています。というのも、リーキは1本当たりが、1000円することもあり、ネギと比較すると、かなり高額なのです。ただ、リーキを料理に使うだけで、一気に味に深みが出るので、思い切って購入してみましょう。

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リーキの可食部位

私たちの身近な食品である長ネギは基本的に「全ての場所」が食べられますが、リーキは「白い部分だけ」を食べて青い部分は使わないのが普通です。リーキの白い部分をしっかり煮込むと甘くなりますが、青い部分は繊維質が残ってしまうため、あまり食用には向きません。

青い部分も活用できる

かといって全く使えないという訳でなく、ミキサーなどで繊維を断ち切るなどの方法を使えば料理に用いることも可能です。そのほかにも出汁に使う事もできますが先端3~5cmほどは食感が悪いので切り落とされることがほとんどです。

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リーキに含まれている栄養成分

リーキにはネギ類の特有の硫化アリルを含み、適量のビタミン、ミネラルも含んでいます。

  • ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
  • 硫化アリル:硫化アリルは、抗酸化作用や抗がん作用があるにんにくやねぎ類のツンとする香り成分です。抗菌作用も持ち体内に入った細菌の駆除効果だけではなく、血中のコレステロールの低下や肝臓の解毒補助を担う栄養素です。
  • ビタミンB6:補酵素としてアミノ酸の代謝や脂質の代謝をサポートする働きがあり、免疫力を向上させる役割もあります。
  • ビタミンK:ビタミンKは主に出血の際に血が止まるように働く血液凝固因子をサポートする働き、骨にカルシウムを沈着させて骨形成を促す働きがあります。
  • 葉酸:赤血球の形成やDNAの合成にかかわる栄養素で、特に胎児の成長にかかわる大切なものです。特に妊娠を望む女性や妊娠中の女性は積極的に摂取したい栄養素です。

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おすすめのリーキの食べ方

グリルで焼く

リーキのグリル焼きは非常にシンプルなレシピながらも一番美味しくリーキを食べることができる方法として知られています。軽く焦げ目がつくくらいこんがりと焼くことで、リーキのトロトロとした甘味を口いっぱいに感じることができてとても美味しく食べることができます。

特にリーキの白い部分はトロトロに仕上がるので是非一度食べてみてくださいね!

リーキのグラタン

リーキは西洋野菜だけあって、和食よりも洋食によく合います。リーキを使った料理の中で一番の人気があるのがグラタンです。通常のグラタンの一番上にリーキを載せて、トースターでこんがり焼くことでリーキの甘味とグラタンのクリーミーさがマッチしてとても美味しくなるんです!

リーキのポトフ

グラタン以外にもリーキは煮込み料理のポトフとの相性がとても良いとされています。リーキから出る、旨味を含んだ出汁がポトフ全体に広がってよりまとまりがある完成度になるんです!

ポトフならどなたでも簡単に作ることができるのでもしリーキを手に入れたサイにはぜひチャレンジしてみてください!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • リーキは地中海沿岸が原産の野菜
  • ネギと比べて太め
  • 加熱するとトロトロに甘くなる
  • 白い部分だけを食べて、青い部分はペースト状にしたり出汁とりに使う
  • リーキのおすすめの食べ方はグリルすること!
  • グラタンやポトフとの相性が良い 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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