日本のお米はモチモチとしていて甘味があり、「世界一おいしい主食」と言っても過言ではないですよね。栄養価も豊富で、育ち盛りの子供がいる家庭には欠かせない食料でもあります。
今回は、日本のお米の中でも「ミルキークイーン」について紹介していきます。ミルキークイーンとはどのようなお米なのか、味は美味しいのか、詳しく見ていきましょう。今回紹介していくテーマは、
- ミルキークイーンの特徴
- ミルキークイーンの評判
- ミルキークイーンの炊き方・食べ方
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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ミルキークイーンの特徴
ミルキークイーンとはどのような特徴を持ったお米なのでしょうか?お米の特徴や主要な産地、どれくらいの価格で購入できるのかなど、詳しく見ていきましょう。
ミルキークイーンとは?
ミルキークイーンは、1985年に農林水産省で計画された「スーパーライス計画」により開発されました。美味しくて粘り気のあるお米が食べたい!という要望をかなえるため、手間暇かけて作られていますよ。
ミルキークイーンはコシヒカリの突然変異として生まれたため、従来の新米計画とは違う方法で開発されたという裏話もあるのだとか。
お米の特徴
ミルキークイーンの特徴は、モチモチとした強い粘り気とふっくらとした食感です。通常のうるち米よりもアミロースの含有量が低いため、もち米のような食べ応えを感じることができると言われています。
冷めても固くなりにくいため、利便性の上でも優れているお米です。
主な生産地
ミルキークイーンは今や人気品種となっており、福島県や山形県といった東北地方をはじめ、茨城県や長野県、岐阜県や熊本県など、日本全国で生産が盛んです。中でも茨城県や新潟県は、全国有数のミルキークイーン生産地とされています。
価格帯
ミルキークイーンは混合米ではなく単一銘柄のブランド米なので、価格は多少高めです。5㎏あたり2000円~2500円前後が相場ではないかと思われます。生産が盛んな地域ではもっと安く購入できるかもしれませんね。
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ミルキークイーンの評判
ミルキークイーンは美味しいのでしょうか?作り手の情熱はわかりましたが、私たち消費者にとって肝心なのは「味と価格のバランス」ですよね。ミルキークイーンの口コミについて詳しく見ていきましょう。
人気の理由
ミルキークイーンの評判はどうなのかと言いますと、どれも総じて好評ですので買って損することはないでしょう!スーパーの安売り米よりは価格が高いので、お財布と相談する必要はあるでしょう。人気の理由について紹介すると、
- 冷めても固くならないのでお弁当に最適!
- 炊いたご飯がツヤツヤと光っていて美味しい!
- モチモチとした食感が堪らなく、ずっとこのお米を買っています!
このような意見が多いです。お米の特性がしっかりと消費者に伝わっていますね。
味の特徴
ミルキークイーンの特徴は、モチモチとした食感と粘り気、冷めても硬くならないという点です。どうしてこのような特徴を持っているのかというと、秘密は「お米のデンプンの割合」にありました。
お米のデンプンは、「アミロースとアミロペクチン」と呼ばれる2種類のデンプンで構成されています。コシヒカリなどの一般的なうるち米は、アミロースが約2割、アミロペクチンが約8割程度で構成されています。
そのためさっぱりとした口当たりになるのが一般的です。一方のミルキークイーンはというと、アミロースが約1割、アミロペクチンが約9割で構成されています。通常のうるち米よりもアミロースの割合が低いのです。
ちなみにもち米はというと、アミロペクチン100%で構成されているためあのようなもっちりとした食感になるのです。ですのでミルキークイーンは、「もち米に近いうるち米」という立ち位置なのです。
美味しいという意見
ミルキークイーンは美味しい!という意見は、
- モチモチで美味しい!
- お弁当に入れても炊き立てみたい!
- ツヤツヤしていて見た目もいい!
といった意見が多かったです。
まずいという意見
逆に美味しくないという意見はというと、
- チャーハン使ったらべチャットした仕上がりになって美味しくなかった。
- カレーと一緒に食べたけど、いつものご飯の方が相性が良いように感じた。
このような意見が多かったです。ミルキークイーンはあくまでも「白ご飯」としておすすめのお米であり、チャーハンやピラフといった「材料」としてはあまりおススメできないとのことです。
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ミルキークイーンの炊き方・食べ方
せっかく美味しいミルキークイーンが手に入ったのであれば、炊き方や食べ方にもこだわって美味しく食べたいものですよね♪ミルキークイーンを美味しく食べる方法を紹介していきます。
米がまずくなる理由
お米は研ぎ方や炊き方で美味しさが大きく変わってくると言われています。まず研ぎ方についてですが、「洗いすぎない・優しく洗う」という事が重要です。ガシガシと力を込めて洗っていませんか?
お米はデリケートなので、強く洗うとお米が割れてしまい、旨味や栄養分がどんどん流れてしまいます。優しく洗って2~3回水を替えたら十分です。洗いすぎないようにしましょう。
もう一つの炊き方についてですが、これはお米と水の量をしっかり守ることが大切です。お米はしっかり計って、お水の量もそれに合わせた量で炊き上げましょう。
美味しくなる炊き方のコツ
お米は炊き方や保存方法などで美味しさが変わってきます。炊いたらすぐに混ぜる、炊飯器は天井部分の内蓋も綺麗に洗って清潔にする、長時間保温状態でおいておかないなどを意識しましょう。
おにぎり・お弁当にもベスト
ミルキークイーンは冷めても硬くならないため、とにかくお弁当やおにぎりといった「お出かけシーン」に最適なお米です。遠足や会社でのランチタイム、家族で外出する際など、色々なシーンで活躍できます。
保存方法
ご飯の保存方法の基本は「炊いたらすぐに冷凍」です。ご飯を美味しく食べるのであれば、「保温のまま次のご飯時にも使おう」というのは避けましょう。朝炊いて残ったら小分けにして冷凍、夕ご飯でも余ったら冷凍です。
保温にしておくとどんどん水分が抜けてしまい、色も変色して味も悪くなるなど最悪の状態となってしまいます。炊いたら冷凍!是非実践してみてくださいね。
まとめ
今回は、お米の品種「ミルキークイーン」について紹介していきました。
この記事をまとめると
- ミルキークイーンは日本各地で生産が盛んな人気の品種!
- 通常のうるち米とデンプンの割合が違うため、モチモチとした食感!
- 冷めても硬くならないためお弁当やおにぎりに最適!
いかがでしたか?ミルキークイーンについて少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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