粉チーズの保存でカビが?保存方法は?常温でダニが?食中毒は?冷蔵・冷凍?

パスタやサラダのトッピングで人気が高い商品と言えば「粉チーズ」ですよね。チーズの風味や旨味をプラスできることはもちろんですが、なによりも利便性が高いですよね。今や「一家に一本」と言えるほどの人気です。

今回は、粉チーズの保存方法について紹介していきます。どれくらい日持ちするのか、腐るとどうなるのか詳しく見ていきましょう。今回紹介していくテーマは、

  • 粉チーズの日持ち
  • 粉チーズが腐るとどうなる?
  • 腐った粉チーズを食べたらどうなる?
  • 正しい保存方法・使い道

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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粉チーズの日持ち

粉チーズの賞味期限はどのくらいなのでしょうか?乾燥しているし、すぐには腐らないだろうとあまり気にせず使い続けている方も多いですよね。具体的な期限について、開封前と開封後で紹介していきます。

開封前

一般的な開封前の粉チーズの賞味期限は、9か月~1年程度として設定されていることが多いようです。記載されている保存方法を守って保管することで、かなり長期間日持ちすることがわかりますね。

開封後

開封後の粉チーズの場合は、保存方法によって大きく変わってきます。一般的には1か月以内には消費しきった方が良い、という見方が多いようですが根拠はありません。

保存方法は冷蔵なのか、常温なのか、湿度や温度はどうであったかなど、様々な要因で食品の腐敗は進みます。梅雨の時期や夏の湿気が多い時期は、開封後2週間程度で使い切った方が良いように思えます。

食べ切れない場合は冷蔵保存するか、冷凍保存しても良いでしょう。

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粉チーズが腐るとどうなる?

粉チーズが腐ってしまった場合、どのような変化がみられるのでしょうか。具体的な変化や、腐る原因について見ていきましょう。

変色する

粉チーズの腐敗は湿度によって進行することがほとんどです。粉チーズが湿気を吸収すると、本来の色よりも少し色が濃くなります。

粉チーズというと、薄い黄色のような色をした商品がほとんどですよね。水気を吸うと黄色の色が濃くなってきます。可能であれば初めて使用した際の色を覚えておき、様子がおかしいと感じたら使用を止めましょう。

ダニがつく

小麦粉や片栗粉などの粉ものは、常温保管しておくとダニなどが住みつくことはかなり知られるようになりましたよね。粉チーズも同様で、ダニなどの温床となってしまいますから、開封後は冷蔵保存がおススメです。

味・臭いがおかしい

チーズが腐っている場合はニオイや味も当然異常を感じるようになります。ツーンとするような酸っぱい臭いや、苦味、食べた時の違和感を感じた場合は腐っていることがほとんどです。

カビが生える

冷蔵保存をしている場合は、使用する際は常温と冷蔵をたびたび行き来することになります。急激な温度変化は結露を招き、結果的に中身の粉チーズが水分を含み、そこからカビが生えてしまいます。

開封してから長期経過している場合は、ふたを開けてみて中の様子を確認してから使用しましょう。黒カビなどが生えている場合、全体に雑菌が回っている可能性も高いですから、諦めて廃棄しましょう。

カビが生える原因

粉チーズは通常であれば乾燥しているため水分含有量は少ないのですが、先ほど紹介したように結露や空気中の湿気などを吸収することで徐々に水分を含みます。

雑菌は水分と栄養、温度で繁殖しますから、水分を含んだ状態で温度の高い場所で保管すれば、雑菌は急速に繁殖してしまいます。結果的にカビが生えてしまうわけです。

腐った粉チーズを食べたらどうなる?

粉チーズが腐っていることに気が付かず、誤って食べてしまった場合はどのような体調の変化がみられるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

賞味期限が切れても食べられる?

もし期限が切れていても「自分で異常がない」と判断したのであれば食べても大丈夫でしょう。中には2年程度期限が切れたものを食べても問題なかった、という方もいるようです。自己責任にはなりますが、試してみる価値はあるでしょう。

カビ毒のリスク

部分的にカビが生えている場合、カビ毒を放出している可能性も考えられます。カビ毒は目視では確認できませんから、カビが見えている部分を取り除けば食べられるという安易な考えは危険です。

食中毒のリスクは?

賞味期限切れや腐っている粉チーズを食べた場合、繁殖している雑菌によって様々な食中毒リスクを負います。腹痛や嘔吐、頭痛や下痢などの症状が多いでしょう。

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正しい保存方法・使い道

粉チーズの正しい保存方法や、あまり使用しない場合の大量消費方法などについて紹介していきます。

冷暗所で保存

粉チーズの正しい保存方法は、メーカーが推奨する「高温多湿を避け、直射日光のあたらない場所で保管しましょう」を守ることです。パッケージの裏面などに必ず記載がありますから、確認しましょう。

カビ・ダニの防止方法

常温保管する場合はカビやダニのリスクがあります。これらは総じて「水分」が原因となりますから、湿度や水気に注意したい所です。容器を変えて乾燥材などと一緒に保存する、といった方法も良いですね。

夏場は冷蔵

粉チーズは気温の高い場所で保管すると、先ほど紹介したダニの繁殖リスクや、酸化の速度が上がるなど、品質劣化の恐れがあります。暑い時期は多少の結露は覚悟のうえで冷蔵保管に切り替えましょう。

長期保存は冷凍

友人と集まって宅飲みをしたり、タコパやクリスマスパーティーなど、その時だけの「目的買い」で購入した場合は中々消費しないのが常です。毎日パーティーをするわけではないですからね。そういった方の場合は冷凍保存がおススメです。

粉チーズは購入してすぐであれば水分が少ないため、冷凍保存してもパラパラと使用できます。更には長期保存も可能となるのでおススメです。

粉チーズの主な使い道

粉チーズがなかなか消費しきれないという場合は、「トッピングに使用する」という固まり切った固定概念を捨てましょう。粉チーズはチーズの粉末ですから、加熱すれば溶けます。普通のチーズ同様何でも使えると言っても過言ではないでしょう。

お好み焼きやチヂミに混ぜる、オムレツに混ぜる、揚げ衣に一緒に混ぜるなど、使い道は様々です。

まとめ

今回は、粉チーズの保存方法について紹介してきました。

この記事をまとめると

  • 粉チーズは基本的に常温保管がおススメだが、夏場や湿度の高い時期は冷蔵保存がよい。
  • 冷凍保存すると、長期保管も可能な上にずっとパラパラの状態で使用できるのでおススメ。
  • 粉チーズはどんな料理でも相性抜群なのでどんどん使いきる!

いかがでしたか?粉チーズの保存方法について、少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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