レモンの皮の保存方法は?長期保存の方法やアレンジレシピも!

ビタミンCが豊富に含まれている果物の代表格とも言えるレモン。酸っぱいだけなく、爽やかな後味も大きな魅力一つと言えるでしょう。

このレモンの皮には、果肉と同じくらいの栄養が豊富に含まれているのは有名です。栄養たっぷりのレモンの皮はしっかり手順を守れば長期保存も可能です。

今回は、レモンの皮の保存方法の解説とアレンジレシピを紹介します。

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レモンの皮はどうやって保存する?

まずは、レモンの皮に含まれている栄養素を確認してみましょう。

栄養素(100g当たり) レモン果肉 レモン皮
食物繊維 11g
ナトリウム 2mg 6mg
カリウム 100mg 160mg
カルシウム 7mg 134mg
マグネシウム 8mg 1mg

このように、果肉よりも多く含まれる栄養素が複数確認できます。このことから、レモンから栄養を摂取する上で重要なポイントは、どのようにして「レモンの皮」をうまく活用するかに尽きるでしょう。

それでは改めて、レモンの皮の保存方法を解説していきます。

レモンの皮を漬ける

レモンの皮を保存する方法として、イメージしやすいのはレモンの皮のはちみつ漬けではないでしょうか。具体的な手順は、果肉を絞ったあとのレモンの皮を出来るだけ細かく切って清潔な瓶に入れます。瓶にはちみつを注いてレモンの皮が浸れば冷蔵庫で冷やせば出来上がりです。

天日干し

レモンの皮は天日干しにすることで、自家製ドライフルーツのような仕上がりにすることも可能です。皮だけを薄く削いだ状態や、スライス状態どちらでも同じように天日干しは可能です。ポイントは、通気性の良い容器に乗せることです。ステンレスバットのようなものを使用するよりは、ザルを使用した方が空気の流れを遮断することがないため特におすすめです。

注意点
天日干しをする場合は、湿度や天気にも注意する必要があります。過度の湿度はレモンにカビが生える原因となります。梅雨時期に作成する場合や、天日干し中のこまめなチェックが難しい場合は、次に紹介するオーブンでの乾燥手法を選択するのも良いでしょう。 

オーブンでも乾燥できる?

オーブンを使用することでも、天日干しと同等の乾燥効果を得ることが出来ます。この場合は、レモンを薄く切りすぎるとすぐに焦げてしまうため、目安としては5㎜前後にスライスすると良いでしょう。

  1. クッキングシートにスライスレモンを並べる
  2. 120℃にセットしたオーブンに入れ、15分前後加熱する
  3. レモンを裏返して更に15分前後加熱する
  4. レンジ内で1時間ほど余熱を与えて、皮部分を乾燥させる
  5. 清潔な容器に移し、冷蔵庫で保存する(好みで砂糖をまぶしても良いでしょう。)
注意点
レモンの皮を使用する際は、必ず無農薬栽培で作られた国産レモンを使用しましょう。これは、外国産のレモンは製造する際に農薬が多く使われている可能性があるためです。また、レモンを使用する際は、中性洗剤や塩もみでレモンを丸ごと洗うことで汚れをしっかりと落とすようにしましょう。

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レモンの皮を長期保存するには?

保存・日持ち

冷凍保存できる?

レモンの皮を冷凍保存する場合は、レモンの状態によって手法が異なります。

・レモンを丸ごと冷凍する場合

レモンの持つ風味や香りをキープしたまま保存したい場合は、丸ごと冷凍するのがおすすめです。しっかりと洗浄したレモンの水気をペーパータオルで十分に拭き取ってラップを使用して隙間なく包みましょう。ジップロックにレモンを入れ空気を抜いた状態になったら冷凍庫で保存しましょう。

なお、空気に触れない状態であれば約1か月は保存が可能です。

冷凍状態のレモンをそのまますりおろすことで薬味としても活用できますよ。

・レモンの皮だけを冷凍する場合

レモンの皮を削ぎ落して皮だけを冷凍保存することも可能です。その場合は、出来るだけ皮を薄く削ぎ落すことを意識しましょう。果肉と皮の間の白い部分は苦みが強いためです。また一回の使用量ごとに小分けしてラップで包むことも重要なポイントです。これは、食品の再冷凍を防止するための手法になります。

食品の再冷凍はなぜいけない?
食品は急激な温度変化を繰り返すと細胞組織が破壊されてしまいます。細胞組織の破壊は味や風味の劣化だけでなく微生物が増殖する条件にも繋がるため安全と安心の観点からも出来るだけ避けなければいけません。

常温でも大丈夫?

レモンの皮を常温で保存することはお勧めできません。カットされた状態のレモンは空気に触れている断面も多くなるため劣化のスピードが加速するためです。鮮度と栄養素を保つためにもレモンの皮は冷凍保存することをおすすめします。

保存容器は?

レモンの皮をはちみつに漬けたものなどを保存する場合は、瓶を使用することが多いでしょう。その場合は、蓋を取って鍋に入れ煮沸消毒を行いましょう。こうすることで目に見えない雑菌が付着することによるカビの発生を防ぐことが出来ます。

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レモンの皮のアレンジレシピ

レシピ

ここでは、レモンの皮を活用したアレンジレシピを紹介します。

はちみつと一緒に

引用:クックパッド

薄く切った国産レモンの皮をたっぷりのお湯で複数回茹で上げてから、はちみつに漬ければ自家製のレモンピールが出来上がります。お好みでグラニュー糖を振りかけたり、チョコレートをコーティングするのもおすすめですよ。

すりおろして

引用:クックパッド

濃厚なチーズケーキの隠し味にレモンの皮のすりおろしは最適です。ほんの少しの苦みがチーズケーキの甘みを引き立ててくれます。レモンの果汁も使用できるので無駄になりにくいのもポイントです。

粉末にする

引用:クックパッド

粉末状にしたレモンパウダーと米粉を混ぜ合わせて作ったレモンクッキーは、レモンの風味と米粉の

サクサク感が絶妙です。子供のおやつにももってこいのおすすめレシピです。

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まとめ

 

この記事をまとめると

  • レモンの皮には果肉や果汁に劣らない栄養素が含まれている
  • レモンの皮は、はちみつに漬けたり乾燥させてドライフルーツにすることで保存が可能になる
  • 加工せずにレモンの皮を保存する場合は、小分けにして冷凍保存がおすすめ
  • すりおろしたり、粉末にしたり形状を問わずレモンの皮を活用する方法はたくさんある

いかがだったでしょうか。彩り鮮やかなレモンは、料理に添えるだけでも食卓が華やかになりますよね。この記事の内容を参考に、レモンの皮を上手に活用してもらえれば嬉しいです。

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