豆類の中でも最も大きい「そら豆(空豆)」。濃厚な味わいと独特の香り、食べ応えがあるホクホク食感が特徴です。豆類の中でも最も大きい「そら豆」。濃厚な味わいと独特の香り、食べ応えがあるホクホク食感が特徴です。しかしその一方で、独特な臭いや食感が苦手と感じる人も少なくないようです。そこで今回は、
- 冷凍そら豆は苦手な人が多い
- 冷凍そら豆は解凍に気を付けよう
- 冷凍のそら豆を美味しく食べる方法
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目次
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冷凍そら豆は苦手な人が多い
そら豆のの独特の風味や食感などから、「美味しくない」「まずい」という口コミもかなり多く寄せられているようです。
青臭さが強い
そら豆特有の「青臭さ」や「豆臭さ」がありますよね。あの臭いがそら豆の良さなのかもしれませんが、苦手な人が多いようです。実はそら豆独自のにおいは、1つの成分が原因ではなく50種類以上の成分が混ざっているため、結果として非常に複雑な臭いになってると言えるでしょう。
豆類の青臭い臭いのもとは「n-ヘキサナール」「インペンタノール」と言われる揮発性脂肪族や芳香族成分の臭いだと言われています。インペンタノールはチーズやバナナ、ストロベリーなどに含まれる天然の香りの成分です。
ぼそぼそになる
さやから取り出した直後の新鮮なそら豆の皮であれば、柔らかくて気になる固さも臭いもありません。さやから出した瞬間から劣化が進み、食感や旨味が急速に落ちるため、ぼそぼそになるのです。ぼそぼそした食感を好む人は少ないですよね。
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冷凍そら豆は解凍に気を付けよう
傷みやすいそら豆は冷凍すると便利ですが、どんな解凍方法があるのでしょうか。
電子レンジ解凍は避けた方が良い
茹でて冷凍したそらまめの場合、レンジで解凍すると水っぽくなり食感も味も劣ります。
冷蔵庫内で自然解凍するのがおすすめ
解凍は前日に冷蔵庫に移して自然解凍するのがおすすめです。常温で解凍するよりも低温下で解凍した方が水分の流出も少なくて済み、味や食感の落ちも最小限に抑えることができます。
サラダや和え物などに使う場合は自然解凍したものを使いますが、炒め物や煮物で使う場合は凍ったまま使ってもOKです。
水で解凍してから茹でるのもおすすめ
ボウルなどに水を張り、冷凍そら豆を5分ほど浸けて表面の氷を解かす方法もあります。水につけて解凍したそら豆は、およそ1分40秒~2分ほど茹でましょう。
ちなみに、冷凍そら豆を茹でるときはそのまま茹でてOKです。生のまま冷凍した場合でも、茹でてから冷凍した場合でも変わりません。茹で時間だけを調整してください。ちなみに、そら豆特有の「豆臭さ」は塩茹でする際にお酒を入れることで軽減できます!
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冷凍のそら豆を美味しく食べる方法
そら豆の味やにおいが苦手な方は、チーズやホワイトソース、またはマヨネーズで調味するのがオススメです。独特の味やにおいをかなり緩和することができます。
ニンニクを利かせた炒め物がおすすめ
- そら豆は、あらかじめ解凍しておきます。解凍したら皮をむき、片栗粉をまぶします。にんにくは、みじん切りにします。
- フライパンにオリーブオイルとにんにくと鷹の爪をいれ、香りがたってきたら、1のそら豆をいれてパリッとするまで炒めていきます。
- 全体がパリッとなったら、塩こしょうをして出来上がりです。
【参照元:楽天レシピ】
トマトソースやチーズソースとの相性もGOOD
<そら豆のトマトソーススパゲティ>
- パスタを茹でます。ついでにそら豆も一緒に茹でます。
- フライパンにオリーブ油をひき、ニンニクを香りが出るまで炒めたら、みじん切りにした玉ねぎを入れ、じっくり炒めます。
- 2にダイストマトを入れ煮立ったら、塩こしょうで味付けし、茹でたパスタを絡めてお皿に盛ります。
【参照元:クックパッド】
ブレンダーを使ってポタージュにするのもおすすめ
- 鍋に牛乳と水を加え、加熱してスープの素を入れてよく溶かし、火元から離しておく。
- 冷凍そら豆は、レンチンや常温等お好きな方法で解凍しておきます。水分が結構出るので、皮から取り出したらキッチンペーパーで水気を取ります。
- 鍋にそら豆を入れ、ブレンダーで滑らかになるまで撹拌する。(飾り用に3〜4粒残す)
- 再度加熱して出来上がりです。
【参照元:楽天レシピ】
まとめ
いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 冷凍そら豆の青臭さやぼそぼそした食感で苦手な人が多い
- 冷凍そら豆は前日に冷蔵庫へ入れて自然解凍するか、水で解凍してから茹でるのがおすすめ
- 冷凍のそら豆は、炒め物にもトマトやチーズソースのパスタにも◎、ポタージュスープにしてもOK
梅雨直前の5~6月が旬のそら豆はむくみを解消して体を軽くしてくれます。旬の時期にそら豆を食べて、健康と美容を手に入れましょう!
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