冷凍ネギは生でそのまま食べられる?まずい?解凍方法・美味しい食べ方

ネギはカットして冷凍保存しておくと便利ですが、冷凍したものはそのまま食べられるのでしょうか?また、冷凍ネギにはいくつかのデメリットもあります。今回は、

  • 冷凍ネギはそのまま食べられる?
  • ネギを冷凍する3つのデメリット
  • パラパラに冷凍する方法・食べ方

これらのテーマについて紹介いたします。

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冷凍したネギは生で食べられる?

ネギは刻みネギや小口切りにして冷凍すると、すぐに使える便利な薬味として重宝します。タッパーやジップロックに入れて冷することが多いかと思いますが、冷凍ネギはそのまま食べることができるのでしょうか?

その答えはYESで、生で食べられるものです◎ しかし、ネギは一度冷凍するとこのようなデメリットもあります。

冷凍ネギのデメリット
  • べちゃっとして水気が出る
  • 味がまずくなる
  • くっつく

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刻みネギは冷凍するとまずい?

野菜によっては、冷凍することで風味や食感が損なわれてしまいます。ネギは香りが良い野菜ですが、冷凍することで多少風味は落ちてしまいます。

また、そのままであればシャキシャキとした食感ですが、冷凍すると組織が壊れるため、柔らかい食感へと変化してしまうのが難点です。そのため、“冷凍ネギはまずい”と感じる方もいます。

味噌汁に入れたり、加熱する料理に入れると気にならないので、解凍後のアレンジによっては美味しく食べることができます◎

くっつく原因

刻みネギを冷凍するとくっついてしまう原因は、ネギが凍るまでにネギの水分同士がくっつき合うためです。完全に冷凍するまでに時間がかかるため、ネギに含まれる水分が結合してネギ同士がくっついてしまうのです。

つまり、できるだけ冷凍時間が短い方がネギはくっつきにくく、冷凍前のパラパラの状態を作ることができます。では、どのような工夫が必要なのでしょうか?

ネギをパラパラに冷凍する方法

刻みネギを冷凍する場合、急速冷凍室があればそちらに入れることでパラパラにすることができます。急速冷凍モードがない場合は、下記の方法でパラパラさせることができます。

パラパラにするには…
  1. タッパーなどの保存容器に刻みネギを入れる
  2. 冷凍庫に入れたら1時間後に取り出してよく振る
  3. 再び冷凍庫に入れて凍らせる

こうすることでネギ同士がくっつかず、パラパラに凍らせることができます。使う時に使いたいだけ簡単に取り出せるので、是非お試しください。

刻みネギの解凍方法

冷凍した刻みネギは、 電子レンジなどで解凍する必要がありません◎  生のまま食べると水気が出てべちゃっとするので、汁物や調理中の鍋・フライパンにそのまま加えて使います。

冷凍刻みネギの使い方

冷凍した刻みネギは、味噌汁やスープなどの汁物、炒め物、卵焼きなどが使い道としてオススメです。冷奴の上にのせるなど、生のまま食べるのはあまり向いていません。ネギの味の変化が気になったり、解凍時に出てくる水気が気になるでしょう。

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冷凍ネギの消費期限はどのくらい?

冷凍した刻みネギは、約1ヶ月日持ちします。時間の経過と共に水分が飛んでスカスカになっていくので、できるだけ早く消費しましょう。

冷蔵庫で何日?

刻みネギの消費期限は、冷蔵庫で2〜3日となっています。自分で刻んだものも、市販されているパックのものも、どちらもこの日数です。3日以上経つと傷んでくるので、早めに消費する必要があります。

腐るとどうなる?

冷蔵保存の刻みネギは、そのまま1本の状態で保存するよりも早く傷みやすいです。2〜3日が消費期限となりますが、これ以上経つと腐ってしまうので注意しましょう。腐った刻みネギの特徴や見分け方はこちらです。

腐ると…
  • 水気が出てどろどろする
  • ぬめり気がでる
  • 糸を引く
  • 腐敗臭がする
  • 酸っぱい匂いがする
  • 変な味がする

ねぎは薬味として使われるほど香り高い野菜ですが、腐っていると 生ゴミのような強烈な臭い がします。誰でも腐っているとわかるほどの強い臭いです。

そして、腐ったねぎからは どろどろと水分が染み出します 。元気な状態でも中にぬるぬるとした粘り気のある液体が付着していますが、腐ると中ではなく外までドロドロと溶けたような状態になります。

また、食べてみると 飲み込めない不味さ を感じることがあります。外側は一見大丈夫でも、食べてみたら味が腐っていた!なんてこともありますので注意しましょう。残念ですが腐ったねぎは食べられませんので、廃棄するようにしましょう。

古いネギは食中毒の原因に

古いネギを食べてしまうと、腹痛や下痢など食中毒症状を起こすことがあります。賞味期限に関わらず、ネギが怪しいなと思ったらよく見分けるようにしましょう。上記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 冷凍ネギはそのまま食べられる◎
  • ネギを冷凍するデメリットは、まずくなる・水っぽくなる・くっつく
  • 味が変わったネギは味噌汁や炒め物など加熱料理に使うと◎
  • 冷蔵保存の日持ちは2〜3日、冷凍すれば1ヶ月持つ

冷凍ネギはそのまま食べることができますが、味が落ちたり水っぽくなるといったデメリットがあります。使い方によっては美味しく食べられるので、上手く保存&調理してみましょう。

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