冷凍カジキがパサパサ?臭みをとって柔らかくする方法!栄養や使い方も

皆さんはカジキマグロはお好きですか?カジキマグロと言いましても実はマグロの仲間ではなくマグロに似た魚だからというわけでこの名前がついたんですよ。

そんなカジキですが、冷凍して保存することが多いと思いますが冷凍したカジキでパサパサになりますよね。ではそんなパサパサになりやすいカジキをしっとりふわふわに仕上げる方法やカジキの優秀な栄養素について紹介していきたいと思います!

今回の記事では、

  • カジキとはどんな魚?
  • 栄養は?
  • パサパサになりやすいのはなぜ?
  • しっとり仕上げる方法は?
  • 臭みが気になる場合は?

これらについて解説していきたいと思います。 

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冷凍カジキについて

カジキとは

カジキとはスズキ目カジカ亜目に分類される魚の総称のことを言います。よくメカジキという名前で販売されていますがカジキにはメカジキ科かとマカジキ科に分類されています。

全世界に10~12種類ほどのかずきが存在しており日本の近くにはメカジキ、マカジキ、バショウカジキ、フウライカジキ、シロカジキ、クロカジキの6種類が主に生息しています。

成魚は全長4m、体重300kgを超える大型の魚です。体は紡錘形で上顎が長く、前方へ突出する吻(ふん)を形成しています。特にメカジキは吻が縦扁(じゅうへん)し、体に比べて非常に長いのが特徴的で他のカジキ類と異なる部分です。

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旬や栄養

カジキをはじめとする魚類には、DHAやEPAといった脳に働きかける栄養素が含まれています。サプリにも使われており、脳の老化防止にも効果があると言われています。また、たんぱく質やカリウム・カルシウムなどのミネラル類も豊富です。

  • DHA(ドコサへキサエン酸):DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳や血管、加えて代謝にも関わる多くの健康効果を持つ栄養素です。脳の栄養素としての働きは特に有名で、脳の発達や神経の機能維持に使われています。眼精疲労の解消や情報伝達にも使用され、疲労を軽減します。血液の脂質を減少させ、脂肪燃焼も助ける栄養素です。
  • IPA/EPA(イコサペンタエン酸):IPA(イコサペンタエン酸)はEPAにとも呼ばれ、人間の血管性の病気を予防する働きが特に強く、ドロドロになっている血液をサラサラにする力が強い脂質です。そのため、心筋梗塞や脳梗塞と言った病気や高血圧の改善効果があります。最近の研究ではアレルギー症状の改善も報告されている栄養素です。
  • ビタミンD:ビタミンDは、カルシウムの働きをサポートし主に骨形成を助けます。加えて、筋肉や神経伝達において不可欠なカルシウム濃度の調整も担っています。細菌の研究では、ウイルスや細菌に対する免疫効果の向上する。抗うつ作用も注目されています。
  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。

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冷凍カジキがパサパサ?

カジキはパサパサになりがち

冷凍のカジキは解凍すると水分が抜けてしまいやすいのでパサパサになりがちというデメリットがありますですがうまく解凍したり、調理方法を工夫するだけでパサパサなカジキをしっとりとふわふわに仕上げることもできるんです!

ではその方法について紹介していきます。

①タレに漬け込む

パサパサになりやすいカジキはタレに漬け込んでから調理することでふわふわしっとりなカジキに仕上げることができますどうしてパサパサになるかというと冷凍することでカジキの中に含まれている水分が凍ってしまう流れでカジキの中から出てしまうことが原因です。

ですのでタレに漬け込むことで水分をカジキの中まで浸透させてあげることができればパサパサではなくしっとりとした状態に仕上げることができます。

②焼き方にこだわる

タレに漬け込む以外にも焼き方を工夫することでふわふわなカジキで仕上げることができます。例えばバターやみりん醤油などを加えた、水分の多い調味料でソテーすることで焼いていく中でカジキが水分を吸収しふわふわに仕上がります。

またあらかじめカジキに薄力粉をまぶしておくと水分を保持しやすくなりますのでおすすめです。このように工夫次第でパサパサになりやすいカジキを美味しくすることができます! 

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冷凍カジキの臭みをとる方法

臭いの原因は脂

冷凍カジキマグロが臭い原因として、が原因の一つとして挙げられます。下処理をする際に、日本酒と水を1:1で合わせ湯通ししたり、生姜やネギといった香味野菜と、一緒に下茹ですると、臭いが和らぎますよ。

その他の臭い原因として、食べている餌や水質環境、養殖方法の違いが挙げられます。人が食べたものによって体臭が変化することと同様、魚も育った環境や食べ物によって臭いがすることもあります。

熱湯や酒で下処理を

冷凍カジキマグロの匂いを取る方法は熱湯で湯通しする方法や、金属バットに料理酒を入れておきそこにつけておくという方法があります。どちらも簡単に行うことができますのでおすすめです。

柑橘系の汁をかけるのもおすすめ

魚の臭いを取る方法で代表的なのは塩を使う方法ですが、クエン酸を含む柑橘類の汁も効果的です。スーパーで手軽に購入できるレモンやライムの他、グレープフルーツやオレンジでも代用できます。

柑橘類の汁を使って臭いを取る方法は、冷凍カジキマグロ以外の魚にも同じように使うことができるので、是非お試しください。

凍ったまま使うとニオイが抑えられることも

冷凍した魚は、解凍しなければ使えないと思い込んでいる方もいるのではないでしょうか?

実は、正しく解凍ができなければ、その段階でも臭いが発生することもあります。解凍せずに、冷凍した状態のままソテーや煮物調理もすることができますよ。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • カジキは非常に栄養に優れた食材
  • 特に脳の健康に良いので積極的に食べたい
  • 冷凍のカジキはパサパサしやすい
  • タレに漬け込んだり水分量の多い調味料を使って調理することでパサパサを防ぐことができる
  • あらかじめ薄力粉をまぶしてからソテーにすることで水分を保有しやすくなる為おすすめ
  • 冷凍のカジキマグロの独特の匂いは熱湯で湯通ししたり酒でした処理するのがおすすめ
  • 柑橘系の汁を使って匂い抜きをすることもできる
  • 凍ったままカジキを使用することでニオイが出にくくなるのでおすすめ

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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