冷凍エビはむきエビからエビフライ用、天ぷら用など大きさも種類も様々あります。冷凍エビはある程度保存が効くため、多めに買って冷凍庫で保存しておく人が多いと思います。しかし、食べるのを忘れていて、気づいたら賞味期限が切れているという経験をした人は多いのではないでしょうか?今回は、
- 冷凍エビの賞味期限はどれくらい?
- 冷凍エビの解凍方法
- 賞味期限切れの冷凍エビは食べられる?
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目次
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冷凍エビの賞味期限はどれくらい?
冷凍食品は、-15から-18℃以下を保って保存できる環境であれば傷む心配がなく、製造から1年以上の保存が可能だとされています。 ただ、家庭の場合は冷凍室の開閉が多いので、一定温度を保つ事が難しく、冷凍食品の保存は製造から約半年が限度と考えられています。
また、商品によって期間が異なり、半年以上持つものまであるため、購入した際は賞味期限を必ず確認しましょう。
生のままで冷凍
生のままで冷凍した冷凍エビの場合、保存期間の目安は2~3週間です。
茹でた後で冷凍
茹でてから冷凍した冷凍エビの場合、保存期間の目安は3~4週間です。
水に入れた状態で冷凍
業務スーパーや通販などで販売されている、アイスブロック凍結した冷凍エビの場合、業務用冷凍庫であれば1~2年もちますが、家庭用冷凍庫での保存期間は3~6か月、夏場は1ヶ月くらいです。商品によって異なるため、必ずパッケージを確認しましょう。
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冷凍エビの解凍方法
冷凍エビをそのまま冷蔵庫に移して解凍すると、水が出てエビ特有の臭みが出てしまいます。ドリップという、いわゆる旨味です。ドリップが出るということはエビから旨味が抜けてしまうということです。冷凍エビを美味しく解凍するには、流水解凍か塩水解凍がおすすめです。
流水解凍
冷凍エビは、購入した袋や容器ごと流水で解凍するといいでしょう。氷のブロックで冷凍した商品も同様で、ザル等の上に置き、水道水を流します。
塩水解凍
冷凍エビを塩水につけながら解凍する方法です。ボウルに水500mlに対して大さじ1の塩を入れ、冷凍エビを加えます。海水に近い塩分濃度で解凍すると縮みにくくプリっとした食感になります。10分~30分くらいすると半解凍になるため、水で軽く洗って使いましょう。
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賞味期限切れの冷凍エビは食べられる?
農林水産省によると、そもそも賞味期限とは「おいしく食べられる期間」です。つまり、賞味期限切れになっていたとしても、自分で「大丈夫」だと思えば食べることができるということです。
ちなみに消費期限は「安全に食べられる日はここまで」という日付です。冷凍エビの袋に書かれているのは賞味期限なので、状態を見て食べられるかどうかを判断します。
状態が良ければ切れていても大丈夫
冷凍エビは賞味期限が過ぎてすぐに食べられないわけではありません。しかし、風味や味は落ちてきます。冷凍庫で保存していても、開け閉めが多かった場合などで解凍されてしまうと傷んでしまうことがあります。
賞味期限が切れていても、見た目・臭い・味に異変がなければ食べても大丈夫です。
1~3か月が限度
冷凍エビの賞味期限が1年と聞くことがあるのは、水揚げされたエビを急速冷凍した場合です。一般の家庭用冷凍庫での急速冷凍は難しく、解凍したときに水分が出てしまいます。冷凍エビは1ヶ月以内に使い切るのがベスト、長くても3か月以内には消費するようにしましょう。
こうなっていたら食べないで
冷凍庫から冷凍エビを出してみて以下の点に当てはまるときは食べない方がいいです。
- 糸を引くようなぬめりがある
- 嫌な臭いがする
- 加熱しても嫌な臭いが取れない
料理に入れてしまうと分かりづらくなるので、調理前に要チェックです。
まとめ
この記事をまとめると
- 冷凍エビの賞味期限は、生のままで冷凍した場合は2~3週間、茹でてから冷凍した場合は3~4週間、アイスブロック凍結の場合は3~6か月
- 冷凍エビの解凍方法は流水解凍と塩水解凍がおすすめ
- 賞味期限切れの冷凍エビは見た目・臭い・味に異変がなければ食べても大丈夫だが1~3か月が限度
冷凍エビは便利なため、ついついたくさん購入して冷凍庫へしまいっぱなしにしてしまうこともありますよね。賞味期限切れでも食べられるということはわかりましたが、腐っていないか、状態をよく確認して食べるようにしましょう。
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