冷凍エビは解凍しないで調理可能?下処理や臭みとりが必要!解凍方法も

エビは冷蔵庫でも2〜3日しか日持ちしない傷みやすい食材です。冷蔵庫に入れておくと生臭い臭いが広がってしまうこともありますよね?エビはすぐに使用しない時には冷凍保存しましょう。冷凍すれば生エビなら2週間程度、茹でたエビなら4週間程度日持ちします。ただ、冷凍エビは下処理や解凍方法の仕方で臭みが増してしまいます。そこで、今回は

  • エビを冷凍保存する方法
  • 冷凍エビの解凍方法
  • 冷凍エビは解凍しないで調理すべき?
についてご紹介いたします。

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エビを冷凍保存する方法

エビを冷凍方法は『殻付きのまま』『殻を剥く』『茹でてから』の3通りあります。使い方によって変えると良いですが、最も調理するときの手間がかからず、使い方の幅が広がるのは『殻を剥いて冷凍する方法』です。殻を剥く場合には臭みの原因になる背腸も取っておきましょう。

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殻を剥く

エビの殻は剥き方にコツがあります。力任せに剥いてしまうと身がちぎれてボロボロになってしまったり、時間がかかってしまいます。

  1. エビの足が上になるように持ち、エビの両足の間に指を入れる
  2. 殻と身を剥がすように指を入れる
  3. 尻尾から殻を剥がす

背腸をとる

背腸はエビの背中側にある黒っぽい筋のことです。これはエビの腸で臭みの原因になります。またジャリっとした食感がすることもあるので、取り除いておきましょう。

  1. 背腸のところに包丁で切れ込みを入れる
  2. 切れ目から爪楊枝や竹串を背腸の下に潜らせるように差し込む
  3. 背腸を引き上げるように爪楊枝を引き上げる
  4. スルスルっと背腸が出てきたら引き抜く

殻と背腸を取ったエビの冷凍方法

殻と背腸を取ってもそのまま冷凍しては臭みが強くなります。汚れを落としてから冷凍しましょう。

  1. 塩をまぶし、その上から片栗粉をまぶして揉み込む
  2. 流水で片栗粉をきれいに洗い流す
  3. キッチンペーパーで水気をしっかりと取る
  4. 金属バットにラップを敷いてエビを広げて30分〜1時間程度冷凍する
  5. 保存袋に移して冷凍庫で保存する

ボイルして冷凍する

1度茹でておくと生のまま冷凍するよりも日持ちします。サラダやサンドイッチなどに使用するときには解凍後再度火を通す必要がなく便利です。殻付きのままゆでると旨味が流れ出にくくおいしさが維持できます。

  1. 殻の関節部分に横から爪楊枝や竹串を刺す
  2. 背腸を引き出すように爪楊枝を持ち上げる
  3. 背腸が出てきたら引っ張り出す
  4. 塩と料理酒を入れた茹で赤くなるまで茹でる
  5. 粗熱が取れた後で殻を剥く
  6. 金属バットにラップを敷いてエビを広げて30分〜1時間冷凍する
  7. 保存袋に移して冷凍庫で保存する
 

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冷凍エビの解凍方法

冷凍エビをおいしく調理するためには解凍方法も重要です。上手に解凍しないとエビの臭みが強くなってしまうことがあります。

冷蔵

冷凍エビは冷蔵庫に移して自然解凍できます。使う分だけを重ならないようにバットや平皿に広げてラップをかけて冷蔵庫に移動させます。低温で解凍するとドリップが出にくいため、風味が落ちにくくなります。

常温

常温に出して自然解凍するのはドリップが出やすいだけでなく、傷んでしまう可能性があるので止めましょう。冷蔵庫で解凍するよりも早く解凍したいときには塩水につけます。水に対して3%の塩を入れて塩水を作り、冷凍エビを入れます。塩水に浸けることで身がプリっとします。

レンジ

茹でエビは1度火を通しているので、電子レンジで半解凍すればそのまま料理に使えます。サラダやサンドイッチを作るときに便利です。耐熱皿にラップに包んだ冷凍エビをおき、200wで様子を見ながら解凍していきます。2〜3分ずつ温めていきましょう。解凍したエビは水分が出ています。そのまま使うとエビの臭みが強くなるので、キッチンペーパーで水気を拭き取りましょう。

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冷凍エビは解凍しないで調理すべき?

冷凍エビは下処理をして茹でたものならそのまま使えます。生のエビはそのまま使うと臭みが出るので解凍後に下処理が必要です。

ボイルエビはそのまま調理でもOK

1度茹でてから冷凍したエビはそのままでも使えますが、凍ったままだと火の通り方にムラが出たり、調理に時間がかかり身が固くなってしまいます。流水に当てればすぐに解凍できるので、できれば解凍して殻調理した方が良いでしょう。

生のエビは解凍してから下処理が必要

生のエビは背腸が付いています。解凍して殻を剥き、背腸を取りましょう。

生のエビはそのままだと臭い

生のエビはそのまま調理すると臭みが出ます。殻付きで調理する場合でも殻を剥いてから調理する場合でも背腸を取った後に塩をまぶし、その上から片栗粉をまぶして流水で片栗粉がなくなるまで洗い流します。エビの汚れや臭みが落とせます。

まとめ

『エビはの冷凍と解凍の仕方』についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • エビは冷凍することで保存期間を延ばせる
  • 殻を剥いて背腸を取ってから冷凍すると使うときに便利
  • 1度茹でてから冷凍すると調理が楽になる
  • 生エビは解凍後背腸を取ってよく洗うことで臭みが抑えられる

エビは冷蔵庫では日持ちしませんが、冷凍することで保存期間が延ばせます。下処理をして1度茹でておけば1か月程度持ちますし、調理するときには時短になるのでとても便利です。ただエビチリやエビマヨ、エビフライなどにする場合には、生エビの方でないと調理しにくくなります。目的に合わせて冷凍方法を変えると良いですね。

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