お弁当に入っているとバラエティ豊かになり嬉しい冷凍食品の野菜。忙しい日のお弁当作りにもぴったりですが、冷凍食品の野菜は体に悪いのでしょうか?そこで今回は
- 冷凍食品が体に悪いのはなぜ?
- 冷凍野菜は体に悪い?
- 体にいい冷凍食品の見分け方
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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冷凍食品が体に悪いのはなぜ?
食品添加物
冷凍食品は、より保存が効くように、保存料がたくさん入っているというイメージをお持ちの方も多いと思います。
しかし、農林水産省によれば、「冷凍食品は低温で保存されているので保存料は使用されていません」とのことで、意外な事実が明らかになりました。
しかし、その他の添加物については「コロッケには調味料、膨張剤、着色料。ハンバーグには調味料、エビフライの材料エビには、酸化防止剤が使用されていることもある」とのことで、むしろその他の添加物が問題となるようです。
生産地
一般社団法人 日本冷凍食品協会の発表している統計によると、冷凍食品の生産地は、国内生産のものが約半数(49.7%、R2年)となっています。この割合は、平成24年までは4割を切っていたので、年々増加している値ではありますが、依然として半分は外国に生産地がある食品であると言えます。
何気なく買っているものの多くが外国に工場をを持ち、輸入で入ってきていることになります。外国産だからといって必ずしも体に悪いわけではなく、残留農薬や添加物などは食品衛生法によって同じ基準が設けられますので、外国産だから添加物が多いといったことはありません。
ただ、やはり海外の工場で生産された冷凍食品で農薬混入などの事件は数年に一度起こっており、そのたびにショッキングに取り上げられてしまうので、やはり心配という感覚になる人のほうが多いのでしょう。
味付けが濃い
冷凍食品は、一般に味が濃くなっています。現代人の冷凍それ自体で保存できる期間が長くなるので、昔で言う塩漬けのような、日持ちを期待しての味付けではなく、今となっては好みの味にするためという意味合いが強いですが、現代人が好む、市販の味付けは往々にしてわかりやすくシンプルに、濃い味付けがほとんどです。
塩分も多く含まれています。塩分は摂りすぎると血圧が上昇したりするなど、いい効果を及ぼしません。
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冷凍野菜は体に悪い?
添加物は?
冷凍の野菜は、発色をよくするために酸化防止剤や、発色剤が使われていることもあります。自然の成分で点火されることもあれば、合成の添加物であることもあります。
大量に添加物単体をたくさん食べるわけではないので、法律上の基準を満たしている以上、直ちに害はありませんが、冷凍野菜ありきで野菜の摂取を考えるのはやめたほうがよいでしょう。
栄養が失われる
殺菌などの加工の時点で、野菜を加熱処理していることもあります。また、解凍してすぐに使えるような野菜は、一旦ゆでるなどの加工をされていることもあります。
その場合、ビタミンC等熱に弱い成分は、残っていない場合のほうが多いでしょう。
生産地は?
裏面のパッケージを見ると確認できますが、冷凍野菜のおおよそ半分の割合が、海外で生産したものになっています。より安心を重視したいという場合は、表面パッケージのキャッチコピーだけでなく、その裏面にも注目するようにしましょう。
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体にいい冷凍食品の見分け方
避けたい添加物
咲けた方がいい添加物は「加工でんぷん」です。一見、ただの炭水化物のように思えますが、立派な合成化合物です。加工でんぷんは、細かく分けると11種類もあったり、不純物があってもそれに対する規定がなかったりするため、ある意味ブラックボックスと化していて、化学薬品残存のリスクが指摘されています。
また、着色のため、カラメル色素もよく耳にする成分ではあります。実はカラメル色素と表示しても良いとされている4種対のもののうち、2種類に発がん性があると言われてます。ですので、カラメル色素も注意した方がいい添加物です。
国産のものを選ぶ
冷凍食品を選ぶ際にポイントになるのは「国産かどうか」です。確かに法律上では、輸入物も、国産のものも、添加物の基準は同じでしょう。しかし、生産者の顔が見えたり、安全性や味付けへのこだわりなど、国産ならではの安心感もあることでしょう。
お弁当におすすめの冷凍食品は?
では、どのような冷凍食品の野菜は、比較的安心して選んでも良さそうでしょうか?結論から言うと、頼り切ることさえなければ、ほどほどに何を食べても大丈夫ということになります。
特に、お弁当に少しだけ彩りでほしいだけの時などに、冷凍職員は便利でしょう。
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まとめ
「冷凍食品の野菜は体に悪いのか」などについて、ご紹介してきましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 冷凍食品には、冷凍で保存が効くことから、保存料は入っていないが、調味料や酸化防止剤など、そのほかの添加物は含まれている
- 輸入品も国産も、同じ法律に基づいて添加物や残留農薬などの基準を定めているので、輸入=危険ではないが、安全性への配慮は国産が勝る
- 味付けの濃さや栄養面から、「体にとても良い」とはいえない
やはりとれたての新鮮な野菜を食べ、本来の栄養を損ねることなく美味しく食べることが1番ではありますが、かといって、それが負担だからと言って、全く野菜を取らないのも問題です。
1日に摂取する野菜の全てを冷凍野菜でまかなうのは流石に健康的ではありませんが、ちょっとした時短に、お弁当の彩りに、賢く冷凍野菜を活用して、栄養バランスを整えていくのはいい方法と言えるでしょう。
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