皆さんはレッドブルやモンスターエナジーなどのエナジードリンクを飲んだことはありますか?これらのエナジードリンクはここぞという時に気分を上げてくれたり、頭をシャキッとさせてくれるなど様々な恩恵がありますよね。
ですがエナジードリンクには体に悪いという情報がついて回っていることもご存知ですよね。
今回の記事では、
- レッドブルとは
- レッドブルの成分
- レッドブルのカフェイン量
- モンスターエナジーとは
- モンスターエナジーの成分
- モンスターエナジーのカフェイン量
- レッドブルとモンスターエナジーはどっちが体に悪いの?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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レッドブルとは?
レッドブルは「翼をさずける」というキャッチフレーズの印象が強いですが、中身にはどんな成分が含まれているのか知らずに飲んでいる方も多いのではないでしょうか?まずはレッドブルの成分とそれによる効能について見てみましょう。
レッドブルに含まれる成分
レッドブルの成分は、
- 砂糖
- ぶどう糖
- 酸味料
- L-アルギニン
- カフェイン
- イノシトール
- ナイアシン
- パントテン酸Ca
- ビタミンB6
- ビタミンB2
- ビタミンB12
- 香料
- 着色料(カラメル)
となっています。
レッドブルに使用されている水は、オーストリアとスイスの間でとれる「アルプスの水」だそうです。砂糖類が多いため味は甘く、眠気防止のためカフェイン量も多いのが特徴です。通常サイズは250mlで、1本あたりのカロリーは115kcalです。
レッドブルに含まれるカフェインの量
レッドブルには1缶あたり80mgのカフェインが含まれており、何本も飲むことでカフェインの過剰摂取となります。
カフェインの1日の摂取目安量は300mgと言われており、レッドブルに換算すると4本弱となりますが、1日のレッドブルは3本以内に抑えた方が良いでしょう。3本以内だからといって毎日飲み続けても大丈夫というわけではありません。
カフェインには依存性があり、カフェイン中毒となるとこのような症状が現れます。重症カフェイン中毒となると命の危険性もあります。
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モンスターエナジーとは
モンスターエナジーは、アサヒ飲料が販売しているエナジードリンクです。「モンスター」ブランド自体は、2002年にアメリカで発売が始まり、そのブランド力とファッション性でスポーツイベントのスポンサーなどを通して世界116カ国の国・地域で販売されています。
日本国内では、アサヒ飲料株式会社が2012年にモンスターエナジーブランドの独占販売権を取得し、現在でもモンスターはアサヒ飲料から販売されています。
モンスターエナジーに含まれる成分
モンスターエナジーに含まれる原材料は以下の通りになります。
- 砂糖類
- 高麗人参根エキス
- L-カルニチンL-酒石酸塩
- 塩化ナトリウム
- ガラナ種子エキス
- クエン酸
- 香料
- クエン酸Na
- 甘味料(D-リボース、スクラロース)
- L-アルギニン
- 保存料(安息香酸)
- カフェイン
- ナイアシン
- 着色料(アントシアニン)
- イノシトール
- ビタミンB6
- ビタミンB2
- ビタミンB12
レッドブルとの違いは高麗人参エキスや、ガラナエキスなど様々な滋養強壮を高めてくれる素材が使われている点です。高麗人参は疲労回復やスタミナ向上の効果、ガラナエキスは疲労回復効果、動脈硬化や肥満を予防する効果など様々な健康効果をもつ成分です。
エナジードリンク一つ一つ見てもそれぞれに特徴があることがわかりますよね。
モンスターエナジーのカフェイン量
モンスターエナジー1本辺り「142mg」のカフェインが含まれています。つまり、モンスターエナジーの場合「1日辺り2~3本程度」が上限になります。先ほど紹介したレッドブルよりもカフェインの量が多いことがわかります。
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どっちが体に悪いとは言えない
ここで紹介したレッドブルとモンスターエナジーの原材料とカフェイン量をみて、モンスターエナジーの方がカフェイン量が多いので体に悪いのでは?と思うかもしれませんが、一概にどちらの方が体に悪いとは言えません。
そもそもレッドブルやモンスターエナジーなどのエナジードリンクは砂糖の量がとても多いため、どちらも飲むことで体に負担がかかるというのは避けられません。
ただしどちらも適切な量を飲むことによって、カフェインやその他の成分の恩恵を受けることができますので、必ず摂取量を守って飲むようにしましょう。
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エナジードリンクの飲み過ぎで脳を半分を失った事例も
エナジードリンクには大量のカフェインが含まれていますが、以前海外のニュースでエナジードリンクを大量に毎日飲んでいた男性が意識障害を起こし、脳の前半分を失うという事例がありました。
かなりショッキングな内容ですが、検索すれば簡単に事件についての詳細を見ることができます。
このようにカフェインは覚醒効果をうまく利用することで仕事や勉強の集中力を上げることができるものの、過度に摂取してしまうと体に害を与えてしまう強い成分でもありますので、手軽にカフェインを摂取することができるエナジードリンクは飲み過ぎないように注意しましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- レッドブルとモンスターエナジーはどちらが体に悪いとは言えない
- どちらもたくさんのカフェインが含まれている
- カフェインは適切な量を摂取することによってメリットを受けられるが、過度な摂取を行うと体に悪影響をもたらしてしまう
- 以前外国でカフェインの大量摂取によって脳の前半分を切除しなければならなくなった事例がある
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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