ラーメンなどの生麺は茹でないでそのまま食べることは出来る?

生麺は乾麺と違って柔らかいので『茹でなくてもスープに入れたら食べられるのではないか。』と思ったことはありませんか?鍋のしめで麺を入れる人も多いと思いますが、下茹でするのは面倒だし、そのまま鍋に入れてよければ楽なのになと思いますよね。結論から言えばラーメンなどの生麺はそのままでも食べられます。ただ、おいしくはありませんし、生麺をそのまま鍋に入れてしまうとぬめりが出てドロドロになってしまいます。そこで、今回は

  • ラーメンなどの生麺は茹でないで食べることは出来る?
  • 茹でる以外で食べる方法はある?
  • 生麺の失敗しない茹で方!
  • 鍋のしめに生麺を使う際の注意点

についてご紹介いたします。

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ラーメンなどの生麺は茹でないで食べることは出来る?

生麺はそのまま食べることはできます。しかし、生麺はそのまま食べることは想定されておらず、茹でて食べることが前提として作られているので、生で食べてもおいしくはありません。また、小麦粉から作られている麺にはでんぷんが含まれますが、このでんぷんは加熱しないと消化できないため、生麺をそのまま食べるとお腹が痛くなったり、下痢になってしまう可能性があります。

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食べることは可能

生麺をそのまま食べることは可能です。博多ラーメンでは、通の食べ方として“粉落とし”“ハリガネ”などほとんど茹でていない状態の麺を注文することができる店もあります。しかし、生麺を茹でずに食べるのは小麦粉をそのまま食べるということです。これは実はとても危険で、人によっては消化不良を起こし、腹痛や下痢、最悪の場合腸閉塞を起こしてしまう危険性があると言われています。

小麦粉をそのまま食べると腹痛になる理由

麺は小麦粉から作られています。小麦粉にはでんぷんが多く含まれていますが、でんぷんはそのままの状態だと硬くて消化できません。水分と熱を加えることで粘性が増加し柔らかくなります。これを糊化(α化)と言います。でんぷんは糊化することで体内で消化できるようになります。生麺を食べると腹痛が起こる理由はでんぷんが糊化していないので消化できないからです。

美味しくない理由は?

生麺は茹でることで柔らかくなりツルっとした食感と喉ごしになりますが、生の状態だと硬くブツブツと千切れるような食感です。茹でて食べることを前提としていますし、そもそも小麦粉は生で食べるものではないので、生麺は食べられますがおいしくはありません。

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茹でる以外で食べる方法はある?

生麺は食べたいけど、わざわざ湯を沸かして茹でるのは面倒という人もいるでしょう。簡単に生麺が茹でられる方法をまとめました。

レンジ

準備するもの

  • レンジで使える耐熱容器
  • 熱湯500〜1000ml
  • 塩少々
  • 生麺1袋
作り方レシピ
  1. 生麺の粉を落としほぐして平らになるように耐熱容器に入れる
  2. 耐熱容器に熱湯と塩を注ぐ
  3. 電子レンジで600Wで2分加熱
  4. 箸で軽く混ぜて600Wで2分加熱
  5. 麺の硬さを見て600Wで1分ずつ好みの硬さになるまで加熱
  6. ザルに上げて流水でもみ洗いし、ぬめりを取る

そのまま焼く

生麺はそのまま焼くこともできますが、水分がないと硬いのでブツブツと千切れてしまいます。料理酒や水を入れて麺をほぐしながら蒸し焼きすると千切れにくくなります。

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生麺の失敗しない茹で方!

生麺はやはり茹でて使うのが1番おいしいです。茹で方にもコツがあるので、生麺をよりおいしく食べるための茹で方ポイントをまとめました。

理想のお湯の量

生麺を茹でるときにはたっぷりの湯が必要です。湯の量は少なくても麺の量の10倍、できれば15倍くらいあるのが理想です。

麺をゆでる前の準備

麺を茹でる前には麺を袋から出し、手で軽くほぐして、打粉を落としておきます。

大きいお鍋で1玉ずつ

生麺を茹でるときには大きな鍋を使います。大きな鍋の目安は、麺が鍋の中でほぐれて泳げるくらいの大きさです。1度にたくさん入れると麺が鍋の中でほぐれず絡まってしまうので、1玉ずつ茹でます。

差し水は厳禁

茹でていると吹きこぼれそうになることがありますが、差水は厳禁です。差し水をすると湯の温度が下がり茹でムラができてしまいます。火を弱めて吹きこぼれないようにしましょう。

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鍋のしめに生麺を使う際の注意点

鍋のしめにラーメンを入れる時に生麺をそのまま入れてしまうとスープがにごり、ドロドロになって味も食感も落ちてしまいます。生麺を入れるときには茹でてから入れましょう。

鍋に生麺をそのまま入れてはいけない

生麺は麺同士がくっつかないようにするために使われている打ち粉が使われているので、そのまま鍋に入れてしまうとスープがドロドロになってしまいます。また、生麺を茹でるためには沸騰した湯が必要なので鍋のスープでは温度が低く中心まで火を通すことができず、ヌルヌルしていて硬い麺なってしまいおいしくありません。

固めに茹でておく

鍋に入れる麺は硬めに茹でるのがポイントです。鍋に入れた後も火が入るので、下茹でで完全に柔らかくしてしまうと、食べるときにふやけてしまって食感が悪くなってしまいます。

まとめ

『ラーメンなどの生麺は茹でないでそのまま食べることは出来る?』についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • 生麺はそのまま食べると腹痛や下痢になることがある
  • レンジで茹でることも可能
  • 鍋の〆に入れるときには硬めに茹でておく

生麺はそのまま食べられないことはありませんが、おいしくありませんし、消化不良を起こしてしまう可能性があります。生麺をおいしく茹でるためには、たっぷりの湯と大きめの鍋が重要です。ぬめりをしっかり取ると食感も喉ごしも良い麺になりますよ。ぜひ試してみてくださいね。

 

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