プルーンはどんな味?食べ頃はいつ?追熟が必要?栄養価や一日の目安

皆さんはプルーンという果物を食べたことはありますか?おそらく女性の方であればドライプルーンを一度は食べたことがあるのではないでしょうか。

ドライプルーンは一時期日本でもかなりブームになっており、貧血の方を中心によく食べられていました。

そんなプルーンですが生の状態のプルーンも食べることができます。ドライプルーンにする前のもちもちとした完熟のプルーンはとても美味しくて、ぜひみなさんにも食べていただきたい美味しさなんですよ!

今回の記事では、

  • プルーンってどんな果物?
  • どんな味がするの?
  • プルーンの食べ頃は?
  • 追熟の方法
  • 栄養価について
  • 1日どれくらいまで食べてもいいの?

これらについて解説していきたいと思います。 

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プルーンってどんな果物?

プルーンは西洋スモモと呼ばれ、欧米ではドライフルーツとして利用されるのが主流のようです。日本でもドライフルーツのプルーンを目にすることが多いと思います。

基本的には、西洋スモモの中でもドライフルーツ専用の品種であるドメスチカスモモをプルーンと呼びます。

ただし日本では西洋スモモ品種全般をプルーンと呼んでいるようです。最近では、プルーンは健康果実として生食での利用が増えてきています。鉄分やミネラルが豊富なので、健康や美容面での効果が期待されているのです。

プルーンは青っぽくプラムは赤っぽいというイメージがあるかもしれませんが、どちらにもたくさんの品種があり、それぞれに色が違います。

味や食感は?モチモチになる?

完熟のプルーンは、食感はねっとりモチモチで、濃厚な甘みを感じることが特徴です。栄養も凝縮されていますから、とても健康にも良い食材です。甘味も強く酸味も抑えめになるためとても食べやすいです。

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プルーンは追熟させて食べよう!

プルーンの追熟は大まかに分けて4段階に分けることができ、

追熟の④段階

①収穫したてのプリプリの状態。軸が緑で表皮にしわがなく酸味がある。

②軸が枯れて茶色くなり、軸周辺の表皮にシワが見られる。多少の甘みは感じられるがまだ酸っぱい。

③プルーンの中間辺りまで表皮にシワがみられる。弾力が感じられねっとりとした食感に。食べごろ。

④表皮全体にシワがみられ、完熟状態になっている。ねっとり濃厚な甘みは最高。栄養素も凝縮される。

このように4つの段階で食べごろをチェックすることができます。品種などによって追熟の時期は変わりますが、一般的には7~10日程度で追熟されます。

プルーンの追熟を促すためには常温で保管することがポイントですが、管理が悪いと追熟の途中で腐ってしまうため注意が必要です。新聞紙などで包み、直射日光や高温多湿の場所を避けてしっかりとこまめに確認しながら保管すると追熟が進みます。

食べ頃は?

プルーンは皮がシワシワになった頃が食べごろです。日々観察し、食べごろを逃さないようにしたい所です。

皮がシワシワになっているということは、プルーンから水分が少しだけ飛んで煎ることを表します。水分が飛ぶことで成分が凝縮され、甘味や酸味が強くなり味わいも濃厚になるんですよ!

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プルーンに含まれる栄養価について

プルーンには、強い抗酸化作用を持つビタミンEや、水溶性食物繊維であるペクチンを含んでいます。皮の部分にはアントシアニンも含まれており、目の疲労回復にも効果があります。ビタミンEには老化の原因となる過酸化脂質の生成を防ぐ働きがあるので、アンチエイジング効果も期待できます。

  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
  • ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
  • ペクチン(水溶性&不溶性):ペクチンは、植物の細胞壁に含まれている多糖類で、砂糖やさんを加えることでゼリーの様なとろみに変化します。水溶性と不溶性の2種類に分類することができ、主な働きは便秘・下痢の解消、コレステロール値、血糖値を下げる栄養素です。
  • アントシアニン:アントシアニンは天然に存在する色素の一種です。赤紫の色のキャベツやナス、ブルーベリーと言った紫色の果物や野菜に多く含まれています。代表的な健康効果は、視力に関わる眼精疲労の解消効果やメタボ解消の力があります。
  • 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。

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1日何個くらいが目安?

プルーンはとても栄養価の高い食材ですので、食べ過ぎてしまうと栄養素の摂り過ぎで悪影響をきたしてしまうことがあるとされています。

プルーンを食べる場合、1日あたりの摂取量目安は4〜5粒となっています。毎日継続的に食べ続けると、便秘解消効果や貧血予防効果など、体に嬉しい効果を期待することができますよ!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • プルーンは西洋スモモと呼ばれ、欧米ではドライフルーツとして利用されるのが主流
  • 完熟のプルーンは、食感はねっとりモチモチで、濃厚な甘みを感じることが特徴
  • プルーンは皮がシワシワになった頃が食べごろ
  • 1日あたりの摂取量目安は4〜5粒

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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