みなさんはプルドビーフをいうのをご存じですか?
プルドビーフとは牛の塊肉を、フォークで引き裂けるぐらい柔らかく煮込んだ料理です。
最近では、常温保存ができるものも発売されているので、さらに手軽に食べられるようになりました。
とはいえ、あまり聞き馴染みのない食材ですので、どんな食材なのか、味や使い方などが知りたいところですよね。そこで今回は、
- プルドビーフとはどんな料理?
- プルドポークも美味しい!
- プルドビーフの使い方・レシピ
についてご紹介します。
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目次
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プルドビーフとはどんな料理?
まずは、プルドビーフというものについて詳しく解説していきます。
どこの国の料理?
プルドビーフは、アメリカの家庭料理です。
牛肉を塊のまま、柔らかくなるまでじっくり煮込み、フォークなどで引き裂いたもの です。味付けはバーベキューソースが定番ですが、それぞれの家庭で違う味付けもあるようです。
フォークで引き裂くから「Pulled Beef」。わかりやすいですね。
じっくり煮込むので出来上がるまでかなり時間がかかるそうで、本来のレシピ通りに作るのはなかなか骨が折れるかもしれません。
今は、オーブン焼きや蒸し焼きなどのレシピも多いので、自宅で作るならお好みの方法でチャレンジしてみてください。
どんな味?まずい?美味しい?
市販品の味は コンビーフやビーフジャーキーに近い と思います。
単品で食べるとそこまで薄味だと思いませんが、何かにかけるとちょっと薄いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
じっくり煮込むため、余分な脂は落ちていますが、決してぱさぱさはしているわけではなく、思っているよりあっさりした口当たりだと思います。
自宅で作る場合、下味のスパイスをしっかり目に染み込ませると、よりしっかりとした本格的な味になります。
ほろほろと崩れるほどに柔らかいので、子どもからお年寄りまで食べられる料理です。
ほぐした肉はソースとよく絡まり、お箸が止まらなくなること間違いなし!
コンビーフとの違い
コンビーフは英語で「Corned Beef(塩漬けの牛肉)」です。
日本では、塩漬けにした牛肉をほぐして牛脂で固めたものを缶詰にしています。
欧米では、ブロック塊のまま生コンビーフとして売られていたりもするので、少し食べ方が違っているようですね。
日本においては、 コンビーフは塩漬けのほぐした牛肉、プルドビーフは煮込んでほぐしたバーベキュー味の牛肉 というざっくりとした分け方でも大丈夫だと思います。
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プルドボークも美味しい!
豚肉の肩ロース肉で作るとプルドポークになります。
作り方はプルドビーフとほぼ同じで、柔らかくほろほろした食感ですので、アレンジもしやすいかと思います。
豚肩ロース肉にこだわらず、豚もも肉で作っても、ジューシーな仕上がりになっておいしいですよ。
圧力鍋で簡単調理
圧力鍋なら大体20~30分ほどででき上がる ので、自宅で作るには圧力鍋がおすすめです。もちろん、圧力鍋で1時間ほどかけてじっくり煮込むのもありです。
一度にたくさん作って、冷凍保存しておけば、すぐに使えるので便利ですよ。
冷凍保存する場合は、ほぐした後、フリーザーバッグに入れて空気を抜いてから冷凍庫へ。
保存期間は2週間程度を目安に使い切るようにしてください。
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プルドビーフの使い方・レシピ
プルドビーフを使った料理をご紹介します。
チャーハン
チャーハンには焼き豚のイメージですが、プルドビーフもおすすめです。
バーベキューソースのプルドビーフは意外とチャーハンの味付けにもマッチしますので、興味のある方は一度試してみてください。
チャーハンの味付けは、いつもより気持ち薄めから始めると味が濃くなりすぎないように調整しやすいですよ。
ただ、市販品だと多少ハーブの香りが立ち上がってくるかもしれません。
自家製のプルドビーフなら、あまり気にせず食べられると思いますよ。
サンドイッチ
王道のレシピの一つ、サンドイッチです。
プルドビーフと一緒に、アボカドやトマトなどを挟んで南国風にしたり、レタスやチーズを挟んでアメリカンにしたりと、いろいろアレンジができます。
プルドビーフと溶けるチーズを挟んでホットサンドにしても美味しいと思います。
パスタ
パスタに加えれば、ボリューミーで食べ応えのあるミートパスタに早変わり!
プルドビーフ自体に味がついているので、パスタはさっぱりめの物が相性◎。
市販品で味が薄いと感じるなら、がっつり目の味付けでもマッチすると思います。
ハンバーガー
王道のレシピの二つ目は、間違いなくハンバーガーでしょう。
サンドイッチよりもバンズの存在感がありますので、たっぷり挟んで豪快に食べましょう。
サンドイッチのような具もいいですが、ハンバーガーですので半熟たまごをおすすめしたいですね。
サラダ
プルドビーフはサラダに加えても◎。
普通の牛肉より脂が少なくヘルシーですので、脂質が気になるけどタンパク質は摂りたい方にぴったりです。
焼肉レタスなどで巻いて食べても美味しいので、ぜひ試してみてください。
まとめ
今回は、プルドビーフやプルドポークの解説、コンビーフとの違いについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- プルドビーフはアメリカの家庭料理
- プルドビーフは煮込んだ肉でコンビーフは塩漬けの肉
- 自宅では圧力鍋が時短でおすすめ
自宅でも比較的手軽に作れるので、一度作ってみるのもいいと思います。
常備菜としても使えますので、今後の献立にぜひ役立ててみてください。
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