ポテトサラダは食中毒の危険が高い?用途別の注意点や保存法を紹介

じゃがいもは常温でも腐らず長持ちする印象があるのではないでしょうか?ですが、じゃがいもは一度火を通してしまうととても傷みやすい食材なんです。そこで今回は、

  • ポテトサラダは食中毒になりやすい?
  • ポテトサラダを作る際の注意
  • ポテトサラダの保存方法
  • ポテトサラダが日持ちするためのコツ

こちらをテーマに紹介いたします。

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ポテトサラダは食中毒になりやすい?

じゃがいもには免疫効果を高めてくれるビタミンCカリウムが豊富に含まれています。ビタミンCは通常熱に弱く壊れやすいですが、じゃがいものでんぷんがビタミンCを包んで守っているので加熱調理に向いている野菜です。

カリウムは血液の中のナトリウムを一緒に尿として体外に排出して高血圧を未然に防ぐ役割もあります。他にも、カリウムはアレルギー体質を改善されると言われておりますが、腐敗してしまってはせっかくの栄養素も無駄になってしまいます。

様々な食材が入っている

ポテトサラダはじゃがいも以外にも、マヨネーズ、ベーコン、ゆで卵、キュウリ、人参など様々な食材が入っています。主に食材が腐敗する際の原因は水分や温度管理が原因になります。特にじゃがいもは菌の餌となる糖分をたくさん含んでいるので注意が必要です。

お弁当に入れる際は要注意

最近、熱くなってきてお弁当にポテトサラダを入れるときは傷まないように気を付けてください。ポテトサラダに水分が入らないように気を付けても温かいご飯を加えてことにより蓋の裏に水滴ができお弁当内の温度が上がり他の食材が傷む原因になります。

暑い日は保冷剤を忘れないようにすることと、異変を感じたら口にしない方がよさそうです。

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ポテトサラダを作る際の注意

湿度の高さに気を付ける

じゃがいもはデンプンが多く熱を通したあとは雑菌がとても繁殖しやすいので、あまり日持ちがしません。

他の食材と合わせる前に、マッシュポテトの状態で冷凍保存すればポテトサラダだけではなくコロッケなどにも使えるので、用途を増やしたい方はこの段階で冷凍保存することをオススメします。

常温でおいておくのはNG

先ほどもご説明した通りじゃがいもはとても傷みやすい食材です。ポテトサラダに欠かせないマヨネーズは腐敗しにくいといわれていますが、原因となる水分と糖分と菌が繁殖しやすい温度がそろってしまうと、どんな食べ物でも傷んでしまいます。

たくさん作ったポテトサラダは常温保存せずに冷蔵庫で保存することをおすすめします。

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ポテトサラダの保存方法

冷蔵の場合

冷蔵庫で保存する際は2~3日程度は持つといわれています。密閉できる容器に入れて、少量食べた場合はポテトサラダが空気に触れないように断面にラップをすると変色を抑えられます。ポテトサラダはできるだけ、作った日に食べるのがおすすめですね。

冷凍の場合

じゃがいもをマッシュポテトの状態にして他の食材とは合わせず冷凍して、使いたいときにマヨネーズや野菜と合わせて使うのがオススメです。冷凍庫での保存期間は1ヶ月程度がいいかと思います。使用する際は冷蔵庫でゆっくりと解凍することをおすすめします。

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ポテトサラダが日持ちするためのコツ

保存・日持ち

食材が腐敗する原因は「湿度、温度、栄養素」です。細菌を増やさないようにあらかじめ工夫をしておくことが日持ちさせるコツになります。悪臭がしたり強い刺激の味がしたら食べるのは控えた方がいいです。夏場などは特に注意が必要です。

水分をなるべく飛ばす

とにかく、余分な水分を飛ばすことです。じゃがいもは茹でたあとに水切りをした鍋に戻し、さっと火を通します。こうすることでじゃがいもの表面の水摘と鍋底の水を飛ばすことができます。ポテトサラダに限らず、この工程を入れることにより水っぽいじゃがいもになることを防ぐことができます。

じゃがいもをポタージュやピューレ状にするときも役に立つ知識です。また、保存しているタッパーの蓋についている水滴をふき取ることも効果的です。こういった、保存したあとに水分が出ないように冷蔵庫にしまう際は粗熱がとれてからしまうようにしてください。

キュウリは入れない

キュウリは水分を多く含んでいるので長期保存する際は、食べる前に混ぜ合わせるといいでしょう。また、栄養面でもキュウリとじゃがいもは相性が悪く、きゅうりに含まれる酵素がじゃがいものビタミンCを壊してしまうからです。

塩揉みをしたきゅうりであれば、酵素の働きが弱まりビタミンCを摂取できます。ひと手間く塩で揉むことで栄養面や保存性に関しても効果的です。人参などの食材も同様に水分を抜くことができますが、玉ねぎはシャキシャキ感を楽しみたいので入れる際は、そのまま入れた方がいいでしょう。

まとめ

この記事をまとめると

  • じゃがいもにはデンプン、糖質が多く加熱すると傷みやすい
  • 腐敗させないためには余分な水分をいれないことと温度管理が大切です
  • 水分が多い食材は直前に和えるか、混ぜる前にひと手間加えて水分を抜くようにする
  • 食材が腐敗する原因は「湿度、温度、栄養素」なので、この環境がそろわないように気を付けましょう

いかがでしたでしょうか?ポテトサラダは傷みやすい食材ですが、材料にひと工夫入れることや混ぜるタイミングを変えることで日持ちを長くすることができます。

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