ポロネギ(リーキ)の代用野菜|どんな味?ネギとの違い・使い方

ポロネギはリーキとも呼ばれる野菜ですが、どんな味か知っていますか?ネギ嫌いの方でも食べやすく、甘みがあるのが特徴です。しかし、あまり出回っていないのでない時は他の野菜で代用してみるのもおすすめです。そこで今回は、

  • ポロネギ(リーキ)の特徴
  • 栄養成分と効果
  • ない時の代用野菜

こちらのテーマについて紹介いたします。

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ポロネギとはどんな野菜?

“ポロネギ”は「リーキ」や「リーク」とも呼ばれる野菜で、見た目は白ネギによく似ています。根が太く甘味があり、群馬県で作られている「下仁田ネギ」にも似ています。

白ネギとの細かな違いは、白ネギよりも太く、根元にかけてさらに太くなっています。また、緑の葉の部分は平たくニラのように潰れているのが特徴です。

食べる部分(可食部)は白い部分で、葉は固いのでスープなどの出汁に使うことが多いです。

どんな味?まずい?美味しい?

リーキは、ねっとりとした食感と上品な風味が特徴です。ネギ特有の辛みや香りが少ないため、苦手な人でも食べることができます。

生産地 / 旬の時期

ポロネギの生産地は、静岡県や長野県などです。旬の時期は11〜3月にかけた寒い時期です。

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ポロネギの栄養成分と効果

栄養素

ポロネギはネギ類に特有の硫化アリルを含み、適量のビタミン、・ネラルも含んでいます。

  • ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
  • 硫化アリル:硫化アリルは、抗酸化作用や抗がん作用があるにんにくやねぎ類のツンとする香り成分です。抗菌作用も持ち体内に入った細菌の駆除効果だけではなく、血中のコレステロールの低下や肝臓の解毒補助を担う栄養素です。
  • ビタミンK:ビタミンKは、骨の形成に関わり、ビタミンDとともにカルシウムを取り込むことを助けます。加えて、体内の傷を治すプロトロンビンの働きを助けるため、血小板が傷を塞ぐ働きを助けるビタミンです。不足すると、傷の治りが遅くなります。
  • 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。

効果・効能

加熱をすると有効成分がやや低下する硫化アリルですが、ビタミンCと一緒に血液の流れを改善することで体に様々な効用をもたらします。

効果・効能
  • がん予防
  • 疲労回復
  • 高血圧予防・改善
  • 血液サラサラ
  • 血糖値の上昇抑制
  • コレステロール値を下げる
  • 殺菌効果

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ポロネギがない時の代用野菜

ポロネギ(リーキ)を使いたいけれどない時には、他のネギ類で代用することもできます。国産のリーキは冬の期間のみ出回るので、なかなか手に入れにくいものです。そんな時におすすめの代用野菜には、このようなものがあります。

白ネギ

ポロネギがない時は、普通のネギで代用するのが一番簡単です。しかし、ポロネギは刺激が少なく食べやすいものなので、普通のネギだと辛味を感じるかもしれません。

下仁田ネギ

下仁田ネギは、ポロネギによく似ていると言われています。群馬県で栽培・生産されているネギで、一般的なネギよりもかなり太いのが特徴です。

白菜

ネギ類がない時は、白菜の茎の部分で代用する方法もあります。白菜にはネギ特有の辛味がないので、刺激の少ないポロネギに近い味に似せることができます。しかし、形状は全く異なるので完全に再現するのは難しいです。

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まとめ

この記事をまとめると

  • ポロネギとはリーキとも呼ばれる太いネギのこと
  • ネギ特有の辛味や刺激がなく、甘みがあって食べやすい
  • 日本では長野県や静岡県で栽培されている
  • 冬が旬なのでない時の代用品にはネギ・下仁田ネギ・白菜がおすすめ

ポロネギは甘みがあるのでネギ嫌いの方でもおすすめです。手に入れにくいのが難点ですが、どうしてもない時は他の野菜で代用してみましょう。

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