ポップコーンでアレルギー症状が出るの?遅延型って何?対処法は? |

ポップコーンはおやつはもちろんのこと、遊園地や映画館などの娯楽施設でも販売される人気のお菓子ですよね。

キャラメルやチョコレートなどの甘い種類から、王道の塩味からチーズ味といったしょっぱい種類など、様々なフレーバーを楽しむことができます。今回は、そんなポップコーンのアレルギー症状について解説していきます。

ポップコーンを食べて重篤なアレルギー症状が出るということはあるのでしょうか？小さいお子様などが初めて食べる場合は心配になりますよね。そこで今回は、

ポップコーンでアレルギーがでる人がいる？
遅延型食物アレルギーとは？
アレルギーが出たらどうするの？

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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1 ポップコーンでアレルギーがでる人がいる？
- 1.1 稀にアレルギーが出る人がいる
- 1.2 ポップコーンは遅延型のアレルギー
2 遅延型食物アレルギーとは？
3 アレルギーが出たらどうするの？
4 まとめ

ポップコーンでアレルギーがでる人がいる？

ポップコーンアレルギーというものはあまり聞かないワードですよね。ポップコーンを食べてアレルギー反応が出る方もいるのでしょうか？詳しく見ていきましょう。

稀にアレルギーが出る人がいる

ポップコーンはトウモロコシを原料としているため、トウモロコシアレルギーの方は食べることができません。また、トウモロコシが食べられても味付けによっては食べられない場合もあります。

大豆アレルギーや小麦アレルギーの方は、醤油味やカレー味、チョコレート味などは食べられない場合があります。乳アレルギーの方はバターを使用した味、チョコレート味などは同様に食べられない場合があります。

このように、フレーバーの素となっている成分にアレルゲンが使用されている場合がありますから、トウモロコシが大丈夫な方であっても、油断せずに原材料を確認しましょう。

ポップコーンは遅延型のアレルギー

食べ物によるアレルギー反応には2種類あり、即時型と遅延型があります。特定の食品がアレルギーの原因物質になっているかどうかは検査をする必要がありますが、一般的にポップコーンは遅延型のアレルゲンと言われています。

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遅延型食物アレルギーとは？

食物アレルギーには2種類あると紹介しましたが、その一つ「遅延型アレルギー」とはどのようなアレルギー症状なのでしょうか？特徴や症状、検査の方法などについて解説していきます。

特徴

遅延型フードアレルギーは、その名の通りアレルギー反応が出るまでに時間を要するアレルギーです。一般的に6時間～24時間程度で症状が見られる場合が多く、アレルギー反応だと気づかない場合も多いです。

症状一覧

遅延型フードアレルギーの症状は様々あります。主な症状は以下になります。

片頭痛
めまい
下痢
腹痛
疲労感
ニキビ
肌荒れ
アトピー性皮膚炎
喘息

このように、一見アレルギーの症状かどうか区別がつかないような場合もため、気付かずに日々過ごしている場合もあります。ニキビができて「アレルギー反応だ！？」という方は少ないですよね？

ストレスかな？脂っぽいもの食べ過ぎたかな？くらいにしか思わない方がほとんどでしょう。即時型アレルギーと違って気付きにくい点も、遅延型フードアレルギーの特徴と言えます。

検査はできる？

遅延型フードアレルギーの検査は医療機関で受けることが可能です。血液を採取し、検査会社に送ることで、100種類近くのアレルゲンを検査することも可能です。

遅延型フードアレルギーの検査は保険適用外のため、全て自費診療となります。価格は種類によって様々ですが、3万円～5万円程度で受けられる場合が多いでしょう。

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アレルギーが出たらどうするの？

アレルギー反応が出てしまった場合の対処方法について解説していきます。もしもの場合に備えて知っておきましょう。

まずは様子を見る

アレルギー反応が見られた場合、アナフィラキシーショックによる呼吸困難などが見られない場合は様子を見てから対応するようにしましょう。症状によってはそのまま安静にしていれば治る場合もあります。

悪化しそうならすぐに医療機関へ

アレルギー反応は、時間が経つにつれひどくなる場合もあります。初めに症状の兆候が見られ、明らかに時間の経過とともに体調がおかしいという場合は医療機関へ受診しましょう。ひどい場合は救急車を呼ぶことも視野に入れましょう。

どの診療科に行けばいいの？

アレルギー反応が見られた場合、急を要する場合は救急車を呼びますが、湿疹や嘔吐といった症状でかかる場合は皮膚科や内科、消化器内科など最寄りの医療機関にかかる方法で良いでしょう。

とりあえずかかりつけ医へ受診するという方法でも良いでしょう。そこから紹介状などを書いていただき、詳しく調べていく方法もあります。