皆さんはポン菓子というお菓子をご存知でしょうか?小さな頃に駄菓子屋に行けば必ず見かけることができた人参の形の袋に入ったお米のようなお菓子のことです。
とても甘いお菓子で一度食べたら止まらなくなるものですが、実は食べるときには少し注意が必要なお菓子なんです!特に小さなお子様に与える時には注意しなければなりません。ではポン菓子は何歳から食べさせることができるお菓子なのかを解説していきますね。
今回の記事では、
- ポン菓子とは?
- どんなお菓子?
- 何歳から食べられるの?
- カロリーや糖質は?
- 1日どれくらい与えても良いの?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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ポン菓子とは?
ポン菓子は“日本の昭和時代の象徴的なお菓子”といったイメージも強いお菓子ですが発祥地はアメリカで、もともとはお菓子としてではなく穀物の研究中に偶然できたものと言われています。
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穀類全般を膨張させたお菓子のこと
ポン菓子とは米などの穀物を膨張させたお菓子のことで、筒状の圧力釜に入れた米粒などを焦げないよう回しながら加熱し、一気に減圧することで米粒に含まれる水分が膨張・はじけ飛ばしたものです。
日本では、大正時代~昭和中期頃までは定番の子供のお菓子という存在で、ポン菓子の巡回業者もいました。
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ポン菓子は何歳から食べられる?
ポン菓子は対象年齢が決まっているわけではありませんが、大体「1歳」以降の子供であれば問題なく食べられるという情報がほとんどです。一歳くらいになれば離乳食が完了していますし同じくらいの硬さのものであれば、喉に詰まらせることなく食べることができます。
あくまで目安
ただしこれはあくまで目安ということを覚えておいてください。子供の成長というのは個人差がとても大きいため、周りと合わせる必要は全くありません。まだ早いなと思ったら与えるのを止めるのも問題ないということを忘れないでください。
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ポン菓子の原材料は?
ポン菓子の代表的な商品である「にんじん」を製造するタカミ製菓の情報によると、主な原材料は
- 米(国産)
- 砂糖
- 水飴
- 食塩
との記載があります。
栄養素?
ポン菓子はお米を原材料としていますのでほとんどが炭水化物です。砂糖や水あめなどを使っていますのでかなり甘味の強いお菓子になっています。小さなお子さんの場合は味に敏感であることが多く、ポン菓子のようなかなり甘味が強いお菓子を食べると少し食べづらそうにすることもあります。
最初は少しずつの量から与えて、徐々に量を増やすようにしていくと良いでしょう。
おいしいの?味は?
ポン菓子にんじんを食べたことのある方のネット上での意見では、
- 懐かしく、素朴な味わい
- ほんのり甘味を感じられ、食べだすと止まらない
- 上から開封すると、必ずこぼしてしまう
- 現代っ子には、物足りない味わい?でも、下手なお菓子より良いのかも
- おやつだけでなく、お茶受けにもぴったり
などの意見が見られました。
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赤ちゃんに与えるときの注意点
ではそんなポン菓子を赤ちゃんに与えるときの注意点について紹介していきます。
まず一番重要なのは「食べ過ぎないようにすること」です。ポン菓子はとても軽い食感で一粒一粒が小さいためどうしても与えすぎてしまう可能性が高いお菓子です。
子供の間食で摂取して良いカロリーの目安は以下のようになっています。
- 1~2歳:100~150kcal
- 3~5歳:150~200kcal
ポン菓子は10gあたりおよそ40kcalのカロリーを持っています。ですので一歳を過ぎた頃の赤ちゃんに与えるときは多くても20g程度にしたほうが良いでしょう。それから徐々に量を増やしていけば問題ありません。
小さな頃にポン菓子のような甘いお菓子を食べ過ぎることで味覚の障害を起こしてしまったり、小さい時から肥満体型にしてしまうと生涯に渡って肥満体型になりやすい体になってしまうので大人がコントロールしてあげる必要があります。
糖質も高め
お菓子は先ほどの原材料から見ても分かる通り糖質が高いお菓子です。おせんべいやクッキー、チョコレートなどに比べても1.5倍近く、ものによっては3倍近くの糖質が含まれているといいます。
あまりにたくさんの糖質を与えてしまうと肥満になるリスクが高くなってしまいますので、食べさせすぎないように気を配ってあげるようにしましょう。
ポン菓子のような急激に血糖値を上げてしまいやすいお菓子は、一度食べるとまたすぐにお腹がすいて食べたくなってしまう傾向にありますので、お子様の手の届かないところに置いておくなどの工夫が必要になってきます。
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水やお湯を加えて与えても良い
ポン菓子は水やお湯、ミルクなどを加える事によって柔らかいペースト状になり、おかゆ代わりとしても食べることができます。水分を加えるとほんのりお米の風味がしてとても食べやすいペースト食としても使えます。
そのまま食べさせる以外にもペースト状で与えてから少しずつ慣れさせていくという方法もありますので、お子さんに合わせた食べ方で与えるようにしてください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- ポン菓子の発祥は実はアメリカ
- とても糖質が高いお菓子なので食べさせすぎには注意しよう
- 小さな子供でも1歳以降であれば食べることができる
- 食べさせ過ぎるとカロリー過多になってしまったり味覚の障害を引き起こす可能性のある
- ペースト食として離乳食に使うこともできるので覚えておこう
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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