甘長とうがらしとは何?甘長ピーマンとの違いや美味しい食べ方!

辛味が少ない野菜で、辛いとうがらしが苦手な人にもおすすめの甘長とうがらし。しかし、見た目がほとんど変わらない野菜で甘長ピーマンがありますよね。

では、甘長ピーマンと甘長とうがらしには、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。この記事では、

  • 甘長とうがらしについて
  • 美味しい食べ方は?
  • 甘長ピーマンの違いとは?

以上のテーマについて解説していきます。甘長ピーマンと甘長とうがらしのそれぞれの違いだけでなく、美味しい食べ方などもこの記事では詳しくご紹介していきますね。

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甘長とうがらしについて

見た目も緑色でピーマンにも少し似ている甘長とうがらしとは、どのような野菜でしょうか。

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甘長とうがらしとは?

甘とうがらしの一種である甘長とうがらし。普通のとうがらしと違い、辛味がなく甘味があるのが特徴です。

甘とうがらしのなかには、甘長ピーマンがありますが細かく分類していくと、種類が違いますよ。(後ほど、甘長ピーマンとの違いについてご紹介していきますね)

主な産地は、岐阜県や高知県で旬の時期は6月から9月です。見た目は、普通のとうがらしと違い緑色をしています。続いて、甘長とうがらしの歴史についてご紹介していきますね。

甘長とうがらしの歴史

甘長とうがらしの歴史は、15世紀にまで遡ります。15世紀に探検家クリストファー・コロンブスがアメリカからスペインに持ち帰った野菜が、「とうがらし」です。

その後、明治時代に入り甘味種のとうがらしなどが、少しずつ全国へ広まっていきました。

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甘長とうがらしの美味しい食べかた

辛味の少ない甘長とうがらしは、どのようにして食べるのか分からないですよね。では、美味しい食べ方についてご紹介していきます。

種ごと食べられる

甘長とうがらしは、種ごと食べられる野菜です。クセが少ないので、そのまま天ぷらにしたり煮浸しや焼き浸しにする方法もおすすめですよ。また、加熱することで甘みがさらに際立ちます。

また、種ごと食べられるのは本来辛味成分の原因となる「カプサイシン」が含まれていないためです。料理の時もカットせずにそのまま使えるので、便利ですよ。

生食できる

種ごと食べられる甘長とうがらしは、生食が可能です。辛味だけでなくクセも少ないので、サラダにしても食べられます。

お酒に合う

また、甘長とうがらしはお酒ともピッタリです。辛味が少ないので、コチュジャンや味噌につけて食べるとお酒のおつまみにもなりますよ。甘長とうがらしを使ったおすすめのお酒のおつまみレシピはこちらです。

炙り納豆詰め

  • 甘長とうがらし:3本
  • 納豆:1/2パック
  • 鰹節:一掴み
  • 醤油:小さじ2杯
作り方レシピ
  1. 甘長とうがらしを洗い、へたを落として2.5センチ幅に切ります。

  2. トースターなどで4・5分、焼き目がつくまで焼きます。

  3. 粗熱がとれたら種を取り、そこに納豆を詰めます。

  4. 鰹節をかけ、醤油をかけたら完成。

参考:Rakutenレシピ ビールに日本酒に、炙り甘長とうがらしの納豆詰め レシピ・作り方

二つ目のレシピはこちらです。

おかか炒め

  • 甘長とうがらし:15本くらい
  • おかか:ひとつかみ
  • 醤油:大さじ1/2
  • すりごま:適量
作り方レシピ
  1. 甘長とうがらしはヘタを取って洗い、水気をしっかり拭き取リマス。

  2. フライパンでサラダ油を熱し、焼き色が付くまで炒めます。

  3. おかかと醤油を加えて軽く炒めたらお皿に盛り付け、すりごまをかけたら完成です。

参考:ccokpad お酒に★甘長とうがらしのおかか炒め

簡単に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。

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甘長とうがらしと甘長ピーマンの違いとは?

見た目もそっくりな甘長ピーマンをご存知ですか。では、同じ甘とうがらしの品種である甘長ピーマンとの違いはなんでしょうか。

伏見甘長とうがらしについて

甘長ピーマンとの違いについてご紹介する前に、同じ甘とうがらしの種類の一つである伏見甘長とうがらしについて解説します。

京都で栽培されている伏見甘長とうがらしは、5月から9月までの期間のなかで食べられる野菜です。甘長とうがらしと同様に、辛味が少ない品種ですが栽培の環境などさまざまな要因によって、辛さがあるとうがらしも出てきます。

甘長ピーマンは伏見甘長とうがらしの仲間

甘長ピーマンは、伏見甘長とうがらしの仲間です。名前にピーマンとついていますが通常のものと違い辛味が少なく、ビタミンCなどの栄養成分も豊富に入っています。

甘長とうがらしとは、種類が違いますが甘長ピーマンも同様に、種まで食べられる野菜です。また、旬の時期は、6月から8月ごろになります。旬の時期が違いがあるため、食べる時期によってそれぞれを購入するのもおすすめですよ。

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まとめ

今回の記事内容で説明したことをまとめますね。

この記事をまとめると

  • 甘とうがらしの一種である甘長とうがらしは、辛味成分となるカプサイシンがほとんど入っておらず、甘みが強いのが特徴
  • そのため、種ごと使って料理をしたり生食で食べたりできるだけでなく、お酒のおつまみにもピッタリ
  • 同じ見た目をしている甘長ピーマンとの違いは、旬の時期や別の種類ではあるがどちらも辛味が少ないので種ごと食べられる

ぜひ、甘長とうがらしを食べるときは、甘さを感じるためにも種ごと使って料理をしてみてくださいね。

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