みなさんはピーマンをどこまで食べていますか?ヘタや中のわたは捨てている方が多いのではないでしょうか?実はピーマンのわたには、実以上に豊富な栄養素が含まれています。まるごと食べられるようなのです。
私がこれまでヘタの部分とわたは捨てる派だったので、わたにも栄養が沢山あると知って、これからはわたも料理に活用しようと思いました。でも一体どんなレシピがあるのでしょうか?今回は、ピーマンのわたに含まれる栄養素・わたを使ったおすすめレシピについてご紹介します。
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目次
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ピーマンのわたは食べられるの?
わたは捨てている方が多いと思うのですが、わたも調理すれば美味しく食べることができるのです!捨てるのはもったいないほど栄養素が豊富に含まれているので、一緒に調理して食べてしまいましょう。わたは柔らかいので加熱すると小さくなってしまいます。種も気になる辛みや苦味はありませんので、食べても問題はありませんよ。味付けしてしまえば実と同じように美味しくいただくことができます。
どんな栄養が含まれているかについては、後ほど詳しくご紹介いたします。
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ピーマンのわたは取り除く必要がある?
料理の種類によっては邪魔になってしまうかもしれないピーマンのわたですが、豊富な栄養素を摂取するには丸ごと食べてもOKです。
じゃがいもの芽は食べていけない、など野菜の種類によっては食べてはいけない部分もありますが、ピーマンにおいては食べて危険なパーツはありません。せっかくですのでその栄養を余すことなく摂取してしまいましょう。
ピーマンのわたは栄養豊富
もちろん実の部分にも同じように栄養素が含まれていますが、わたにもたくさんの栄養素が詰まっています。主な栄養素について3種類ご紹介します。
ピラジン
ピーマンのわたに含まれる隠れ栄養素として注目したいのが「ピラジン」という栄養素です。聞いたことはあるでしょうか?ピラジンは、血をサラサラにして血流促進の効果があると言われています。
その働きから、育毛にも効果があると話題にもなっているのです。また、ピラジンは血栓予防にもなるので、心筋梗塞や脳梗塞の対策にも繋がる成分です。
ちなみにこのピラジンが、ピーマン特有の青臭さや苦さをつくっています。この臭みや苦味が嫌でピーマンが嫌いという方は多いですよね。栄養素がいっぱい詰まっていますので、是非食べるようにしてみましょう!
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カプシエイト
ピーマンのわたには、カプサイシンも含まれています。カプシエイト又はカプサイシンと呼ばれるこの栄養素は辛味成分です。辛い食べ物の話題で聞いたことがあるかと思います。
カプサイシンは細胞の新陳代謝を高めて老廃物を排除してくれる作用や、疲労回復効果もあるため、夏バテ予防にも最適です。ピーマンは夏に旬を迎える野菜なので、夏バテ予防にも利用できる食べ物でもあるのです。
また、カプサイシンにはダイエット効果もあります。カプサイシンを摂取すると体内でアドレナリンが放出され、そうすると体温が上がるので脂肪が燃焼されるという仕組みです。また、カプサイシンの摂取+有酸素運動をすることで更に燃焼しやすくなります。
カリウム
カリウムも含まれており、主に腎臓関連の病気に強い成分です。カリウムは体内にある余分な塩分を水分と一緒に排出してくれる働きがあるので、むくみにも効果のある栄養素です。また、コレステロールの低下や高脂血症にも効果があり、積極的に摂取したい大事な栄養素なのです。利尿作用もあるため、体内の水分の循環を促してくれる効果もあります。
ピーマンの主な栄養成分と期待できる効果・効能
一見重要な栄養素など無さそうに見えるピーマンも、ビタミンCや葉酸など私たちの体に必要な栄養素が豊富に含まれています。ピーマンの栄養成分と期待できる4つの効能効果についてご紹介します。
栄養成分表
エネルギー | 22kcal |
水分 | 93.4g |
カリウム | 190mg |
マグネシウム | 11mg |
リン | 22mg |
ビタミンA β-カロテン当量 | 400ug |
ビタミンK | 20ug |
ビタミンB1 | 0.03mg |
ビタミンB2 | 0.03mg |
ナイアシン | 0.6mg |
ビタミンB6 | 0.19mg |
葉酸 | 26ug |
ビタミンC | 76mg |
食物繊維総量 | 2.3g |
食品成分表(可食部 100gあたり)
ピーマンの主な栄養素
- ピラジン
- ビタミンC
- 鉄分
- 葉酸
ピーマンを食べて期待できる効果・効能
- 健康
- 美肌効果
- 疲労回復
- 高血圧の予防・改善
詳しくはこの記事をチェック!
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ピーマンのわたを使ったおすすめレシピ
では、そんなピーマンのわたはどのように料理に活用すればいいのでしょうか?わたも使ったピーマン料理を3つご紹介いたします。
1.ピーマンの丸ごと炒め
引用:やなでらくみこのレシピ
ピーマンの栄養を余すことなく使ったレシピ、ピーマンの丸ごと炒めです。こちらはわたに加えてヘタも一緒に調理してしまいます。
一切カットせず丸ごと調理したピーマンは、迫力もあって食べ応えのある仕上がります。じっくり火を通すので中にも熱が入っていますよ。
最後に鰹節をふれば風味豊かでごはんがすすむピーマン料理の完成です。ボリュームのあるのでダイエット中のメイン料理としてもおすすめしたい一品です。
2.わたごと千切りピーマン炒め
引用:cookpad
普段のピーマン炒めにわたを加えたものです。それ以外作り方は変わりありませんので作りやすい副菜です。種のつぶつぶが気になる方もいるかもしれませんが、栄養がいっぱいなので是非一緒に食べてみてくださいね。
たねは炒めることで少し香ばしい風味になります。わたと種も使った小さな副菜ですが、その栄養素はピカイチですよ。
3.わたごとピーマンの肉詰め
引用:ハナマルキ
ピーマンの定番料理、肉詰めをわた付きで作ります。普段と同じように半分にカットしたら、わたや種を取らずにそのままお肉を詰めてください。
1こあたりのお肉の量は減ってしまいますが、わたに含まれる栄養素も一緒に食べられるメニューです。お肉のおかげでわたや種の食感も気にならないのでおすすめです。
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まとめ
ピーマンのわたの栄養素やその活用レシピについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?これまでわたや種を捨ててしまっていた方も、健康に興味があるならば是非一緒に食べるようにしてみましょう。
最初は慣れない食感が気になるかもしれませんが、調理法によっては全く気にならず食べることができますので、試してみてくださいね。
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