ペパーミントティーは妊娠中に飲んでも大丈夫?早産や流産の原因に?

皆さんはペパーミントティーを飲んだことがありますか?私はペパーミントティーが大好きで、毎朝仕事の前にペパーミントティーを入れてその香りで癒されています。

ペパーミントティーは非常に爽やかな香りを持つだけなく、口当たりもまろやかでとても飲みやすいハーブティーなのですが、ある情報によると妊娠中に飲まない方が良いハーブティーとして扱われることがあるとのことです。

今回の記事ではペパーミントとはどのようなハーブなのか、ペパーミントの栄養素やペパーミントティーは妊娠中に飲んでも良いのかについて解説していきたいと思います。 

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ペパーミントとは?

ミントは紀元前1600年のメソポタミア文明の時代の粘土板に刻まれていたことから、その時代から食べられていたのではないかと言われています。

ミントはハーブティーなどの食用以外にも、薬用として利用されてきました。数十種類のミントがありますが、代表的なものはスペアミントやペパーミントです。かつては600種類にまで拡大したそうです。

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ペパーミントに含まれる主な5つの栄養素

ペパーミントには、カリウム・リン・葉酸などのミネラル類や、ビタミンA・Cなどのビタミン類が豊富に含まれています。そのまま食べるのが苦手な場合は、お湯を注いでハーブティーにすると爽やかで美味しくいただくことができます。

  • ナイアシン:ナイアシンは、糖代謝、脂質代謝の補酵素としての働きで、エネルギー生成のサポートをします。ナイアシン一つで複数の代謝工程をサポートするのが大きな特徴です。他にも肝臓におけるアルコール代謝の二日酔いの原因になるアセトアルデヒドの分解を助けます。
  • マンガン:マンガンは、食事によって取り込んだ食べ物の炭水化物、脂質、タンパク質の代謝を助ける必須ミネラルです。加えて、骨形成に関わり、丈夫な骨と軟骨の維持を助けます。加えて、体内のホルモンの合成も担うミネラルです。
  • 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
  • ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため、美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
  • リン:リンはカルシウムと結合し、リン酸化カルシウムとなり骨と歯の材料になります。そのため、カルシウムとセットで摂ることが大事です。また、細胞の遺伝子情報の核酸に不可欠なミネラルです。加えて三大栄養素から分解したエネルギーを蓄える最終形態のアデノシン三リン酸の材料にも必要です。

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ペパーミントティーは妊娠中に飲んではいけない?

ノンカフェインのハーブティーは、妊娠中でも安心して飲むことができる飲み物の一つです。しかし中には子宮の収縮を促してしまう効果のあるハーブもあり、一概に全てのハーブティーが安全というわけではないということをご存知でしょうか?

ペパーミントティーは子宮収縮作用がある

ペパーミントティーは残念ながら子宮収縮作用があるのであまり妊娠中に飲むのはお勧めできません。ただしおすすめできないから絶対に飲んではいけないというわけではなくて、コップ一杯程度のペパーミントティーであれば全く問題なく飲むことができます。

あくまで「飲み過ぎ注意」ということです。1日に5~6杯程度も飲んでしまうと体に悪影響をきたしてしまう可能性があるので注意しましょう。

その他に妊娠中に飲まない方が良いもの

次は明確に避けた方が良いと言われているハーブティーや、ペパーミントと同じく大量摂取は避けたいハーブティーについてまとめてみましたので参考にしてください。

<妊娠中は避けた方が良いハーブティー>

  • セントジョーンズワートティー
  • セージティー

<たくさん飲まない方が良いと言われているハーブティー>

  • ローズマリーティー
  • タイムティー
  • ラベンダー
  • ハイビスカスティー
  • センナ茶
  • カモミールティー

この中で比較的身近に存在しているのはローズマリーティーやハイビスカスティー、カモミールティー辺りでしょうか。センナ茶は便秘改善のために飲んでる人もいるかもしれませんが、妊娠中は控えた方が良いでしょう。

ハーブティーだから全てが良いというわけでなく、妊娠中は気をつけるべき種類もあるということを覚えておいて、口にする前に食品表示を確認してから飲むようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • ペパーミントは非常に歴史が長いミント
  • ミネラルやビタミンが豊富に含まれているとても優秀な食材
  • ペパーミントは妊娠中に飲み過ぎてしまうと子宮収縮作用が原因で早産を引き起こしてしまう可能性がある
  • ペパーミントの他にもハーブの中には妊娠中に飲まない方が良いものもあるので注意しよう 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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