京都では昔から色々な野菜が栽培されてきましたが、その中に「山科とうがらし」という唐辛子があります。見た目はししとうによく似ており、甘みがあるのが特徴なのですがご存知でしょうか?今回は、
- 山科とうがらしの特徴まとめ
- 山科とうがらしの旬の時期と生産地
- 山科とうがらしのスーパー価格とネット価格比較
- 山科とうがらしのオススメの食べ方
について紹介いたします。
画像引用:山楽
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目次
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山科とうがらしってどんな唐辛子?
画像引用:農Pro
読み方 | やましなとうがらし |
旬の時期 | 7〜9月 |
主な生産地 | 京都府 |
辛さレベル | 甘 |
読み方
「山科とうがらし」は、「やなしなとうがらし」と読みます。
特徴
山科とうがらしは、京都府山科地区で古くから栽培されてきた唐辛子の品種です。「京の伝統野菜」にも認定されており、辛味はほとんどなくほんのりと甘みがあるのが特徴です。
伝統野菜とは、各地で昔から栽培・利用されてきた在来種の野菜のことを指します。
山科唐辛子は京の伝統野菜には認定されていますが、有名な「ブランド京野菜」には含まれていません
山科とうがらしは、ししとうのような見た目で緑色をしていますが、先端がぐにゃりと曲がっています。表面にはシワが入っており、くしゃくしゃとしています。
- 長さ……7〜8cm
- 太さ……2cm弱
辛味はほとんどないものの唐辛子のような風味があり、天ぷらや佃煮など色々な料理にアレンジすることが可能です。
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山科とうがらしの旬の時期と主な生産地
では、山科とうがらしの「旬の時期」と「主な生産地」について見てみましょう。
旬の時期はいつ?
山科とうがらしの旬の時期は、7〜9月の夏の時期 となっています。一番の食べごろは7〜8月です!主な生産地はどこ?
山科とうがらしは、主に京都府で栽培されています。その中でも現在では亀岡地区や京都市北区での生産が盛んです。
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山科とうがらしの価格相場ってどのくらい?
山科とうがらしは、どのくらいの価格帯で買うことができるのでしょうか?最近はスーパーだけではなく、野菜のネット販売が盛んになっているので、ネット価格とスーパー価格をそれぞれ比較してみました。
スーパーだと
山科とうがらしは、生産地のスーパーでは1袋10個入りが300円ほどで販売されています。生産地である京都府ではよく見かける野菜ですが、生産量が少ないため他の地域で直接購入するのは難しいかもしれません。
ネット通販だと
最近は野菜もネット通販でお取り寄せできる時代となりましたが、調査時期が旬の時期以外ということもあり山科唐辛子を取り扱うサイトを見つけることはできませんでした。
旬の時期である7〜9月にはネット販売される可能性もありますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
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山科とうがらしのおすすめの食べ方
山科とうがらしを使ったおすすめのレシピをいくつか集めてみました。時短で簡単に作れる料理なので、是非実践してみましょう♩
ふりかけ・フレーク
唐辛子は細かく刻んでふりかけとして使うのもオススメです。組み合わせのバリエーションは多様で、
- 青菜×唐辛子
- じゃこ×唐辛子
- 昆布×唐辛子
など様々なのでお好みの具材と合わせて使ってみましょう。
フライパンで炒ることで唐辛子の香りが引き立つ
漬物(酢・醤油・味噌・油)
唐辛子の酢漬けは「エスニック風」な味わいが特徴の漬物です。冷蔵庫で2ヶ月ほど日持ちするので、大量消費もできますよ。
- 殺菌した瓶の中に洗った唐辛子を入れる
- 唐辛子が浸るほどのお酢と塩をひとつまみ入れる
- 1週間ほど待てば完成
塩の量はお好みで調整してみましょう。少なければ優しい味わいに、たくさん入れればしょっぱい酢漬けになります。
下記の記事内では、「唐辛子の漬け方レシピ」をご紹介していますので是非チェックしてみましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
ピクルス
ピクルスは酢漬けとよく似ています。お酢×塩×砂糖の3点で作ることができるので、とても簡単です◎また、瓶詰めすることで未開封であれば長期保存も可能です。
パプリカなどお好みの野菜と合わせて入れることで全体がピリ辛味になり、お酒やご飯がすすむ副菜になります。
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まとめ
唐辛子の品種の一つ「山科とうがらし」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
山科とうがらしの特徴まとめ
- 「京の伝統野菜」に認定されている緑色の唐辛子の品種
- 辛みがほとんどないが唐辛子風味で食べやすい
唐辛子といっても辛味のない山科唐辛子は、ししとうを食べる感覚でいただくことができるので非常に食べやすい品種です。天ぷらや佃煮などアレンジも豊富なので、是非手に入れる機会があれば試してみてくださいね。
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