ペコリーノ・ロマーノの味はまずい?美味しい?足の臭い?塩味が強い!

みなさんは「ペコリーノ・ロマーノ」をご存じですか?

イタリア最古とされるチーズで、ローマ帝国時代から食べられてきたと言われる長い歴史あります。

ほのかな酸味と独特なコクと甘みのあるチーズで、カルボナーラなどのパスタ料理に使用されています。

そんなペコリーノ・ロマーノを、みなさんにもぜひ知っていただきたいと思います。そこで今回は、

  • ペコリーノ・ロマーノって何?
  • ペコリーノ・ロマーノの味はまずい?
  • ペコリーノ・ロマーノのおすすめレシピ

についてご紹介します。

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ペコリーノ・ロマーノって何?

「ペコリーノ・ロマーノ」と聞いても、すぐにどんなチーズなのか、そもそもチーズなのか、よほどチーズ好きでないとわかりませんよね。

ペコリーノ・ロマーノとは何か、詳しく解説していきます。

ペコリーノ・ロマーノとは

ペコリーノ・ロマーノとは、 羊乳で作ったハードチーズ です。

ローマ帝国時代から食べられてきたと言われている歴史あるチーズで、イタリア最古のチーズとしても知られています。

ペコリーノという名前のチーズは他にも「ペコリーノ・トスカーナ」や「ペコリーノ・サルド」などがあります。

長期保存を目的として作られたため、塩気が強く、粉末状にして塩の代わりに使ったり、削って料理のトッピングとして食べられることが多いそうです。

作り方

作り方のおおよその流れをご紹介します。

  1. ミルクを温めて、乳酸菌、凝乳酵素(レンネット)を加える
  2. 凝固したもの(凝乳)からホエイ(乳清)を除去してカードを作る
  3. カードを粉砕・撹拌・加熱する
  4. 水分を取り除き型に詰める
  5. 塩をたっぷりすりこんで、5カ月~1年熟成させる

食べ方

 調味料として塩の代わりに使われるのが一般的 です。コクを出すための隠し味としても使います。

その他には、パスタやサラダにトッピングとしてかけたり、薄くスライスしておつまみとして食べたりもされます。

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ペコリーノ・ロマーノの味はまずい?

ペコリーノ・ロマーノは、羊乳の独特の風味が特徴ですが、それが苦手という方もいます。

どんな味なのか、口コミを含めてご紹介します。

塩の代わりにもなるほど塩味が強い

長期保存を目的としているため、 食べた瞬間に塩味を感じるほ どだそうです。

そのまま食べるとしょっぱすぎるので、塩の代わりに使われるのが一般的だとか。

その他、チーズグレーターで削ってカルボナーラにしたり、サラダにかける、もしくは隠し味として少し加えるような使い方をします。

足の臭い

食べると足の臭いがしてまずいと言われたりもしているペコリーノ・ロマーノ。

 イタリアでは、足が臭い人をペコリーノチーズというそうです。 

実際に食べると、そこまで臭くなかった、まずくなかったという方も多いそうですよ。

ただ、チーズがあまり好きではない方には、やはり臭いがきつく感じられるかと思いますので、初めて食べるときはごく少量からチャレンジしてみましょう。

味の口コミ

ペコリーノ・ロマーノが苦手という口コミと、好きという口コミをご紹介します。

  • ミルキーで乳臭い感じのチーズ
  • 密封し損ねると冷蔵庫が臭くなるんじゃないかってくらい臭い
  • 程よく結晶化してアミノ酸たっぷりの味
  • 口に入れたらミルク感と塩気、うまみ成分が程よくマッチしている

チーズやパスタが好きな方には、かなり高評価でした。

一方で、臭いが気になる方も一定数いて、やはり個人差が大きいような印象を受けました。

薄くスライスすると子どももよろこんで食べるという口コミもありましたので、ごく薄くすればいい塩梅の塩気になるのではないかと思います。

クラッカーやパンに乗せるのはもちろん、エスカルゴに乗せるのがおすすめだそうですよ。

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ペコリーノ・ロマーノのおすすめレシピ

好みが分かれるペコリーノ・ロマーノですが、調理すれば苦手な方でも食べやすくなります。

おすすめのレシピをいくつかご紹介しますので、ぜひ試してみてください。

おつまみに

 ペコリーノ・ロマーノを味わうなら、そのまま食べるのがおすすめです。 

しょっぱいので、薄くスライスしましょう。

そのまま食べるのは抵抗があるという方は、生野菜と一緒に食べるとおいしいですよ。

塩味が強いので、辛口のお酒によく合います。

サラダやパスタに

 サラダのトッピング に削ったペコリーノ・ロマーノを掛けると、ドレッシングがいらないほどです。

また、本場イタリアでは、 カルボナーラ は生クリームを使わず、卵黄とロマーノ、ばら肉の塩漬けだけで作るそうです。

 カチョエペペやアマトリチャーナ にも欠かせません。

5月の収穫期にはそらまめにペコリーノ・ロマーノをかけて食べる習慣があり、イタリアの風物詩としても有名です。

合うワイン

 辛口の白ワインやコクのある赤ワインなどと相性が良くおすすめです。 

塩気がフルーティーさを引き立たせてくれますし、羊乳の甘みとコクが、ワインの渋みをまろやかな口当たりにしてくれます。

日本酒などと合わせても、チーズの旨味が引き立っておいしいですよ。

まとめ

今回は、ペコリーノ・ロマーノについて詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • ペコリーノ・ロマーノは、イタリア最古のチーズ
  • 塩味が強いので、塩替わりとして使われる
  • 羊乳独特の臭いが「まずい」と言われる原因
  • イタリアでは足が臭い人の代名詞
  • 本場イタリアでは食卓に欠かせないチーズの一つ

ペコリーノ・ロマーノは、臭いが気になってまずいと感じることもあるということでした。

とはいえ、やはりかけるだけでコクと旨味が足されておいしくなるというのは魅力的ですよね。

手に取る機会があれば、ぜひいろいろな食べ方を試してみてください。

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