おでんを自宅で作った時に一日では食べきれないこともありますね。おでんはどのくらい日持ちするのでしょうか?
また、保存する時に冷蔵庫に入らない場合、常温でも保存できるのかなども知っておくとおでんが腐ってしまうことも防ぐことができます。そこで、今回は
- おでんの日持ち・賞味期限はどれくらい?
- おでんは腐るとどうなる?見分け方
- 腐ったおでんは食中毒に注意
- おでんの保存方法
についてご紹介します。
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目次
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おでんの日持ち・賞味期限はどれくらい?
具材を沢山入れればより美味しくなるので大量に作ってしまいがちです。おでんは日持ちはするのでしょうか。
常温で保存した場合、冷蔵庫で保存した場合では日持ちする日数が違います。
常温
常温保存は温度が5℃以下なら2~3日、5℃以上なら1~2日が目安です。常温保存するのなら作ったその日に食べきるようにしましょう。
気温の低い冬なら、火を通せば2~3日くらいは常温でも大丈夫な場合もありますが、夏場は火を通しても直ぐに傷んでしまいますので常温保存はおすすめできません。
冷蔵庫で何日もつ?
おでんを冷蔵庫で保存した時の日持ちの目安は2日~3日です。おでんは意外にも日持ちしません。
冷蔵保存しても、作った日か翌日に食べきるようにしましょう。
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おでんは腐るとどうなる?見分け方
おでんはメイン料理としても食べることができますし、残ったらアレンジすることもできます。
数日間は楽しむことができますが、おでんは日持ちしないので腐ってしまう可能性があります。おでんは腐ったらどうなってしまうのでしょうか。
おでんが腐ってしまうと見た目や臭いに変化が起きます。また、食べてしまったら味にも変化が起きます。
酸っぱい味がする
作りたてのおでんは酸っぱい匂いがすることはありません。ですが、悪くなれば酸っぱい匂いがします。
酸っぱい臭いがした時は火を通しても臭いはなくならないので、酸っぱい臭いがした時は食べるのをやめましょう。
白い膜が張る
おでんの汁はサラサラしていますが、悪くなると汁にとろみが出たり、表面に白い膜が張っている感じになります。
このような感じになっている時は腐っている時です。白い膜が張っている時は不廃菌が繁殖している可能性があります。
泡が出る
食べようとおでんを火にかけたら泡が出てしまうことがあり冷めても泡が消えません。これは具材が腐敗しているために、汁にとろみが出て泡になる現象です。
通常なら沸騰すると泡は出ますが、火を消すと泡は消えます。腐っている時は冷めても泡は消えないので、泡が出た時には食べるのは控えましょう。
糸を引く
おでんの具材が糸を引いた時も腐っている可能性があります。腐っていない場合でも昆布が入っている時にとろみが出ることもあります。
ですが、腐敗して糸が引いている時には臭いもします。おでんが糸を引いていて嫌な臭いがした時は食べるのを控えましょう。
炊飯器に入れっぱなしは注意
おでんは炊飯器で作ることもできます。保温の状態でそのまま放置してしまってもおでんは悪くなってしまいます。
炊飯器の保温の温度は60℃~70℃です。一般的な菌は60℃以下で繁殖しやすくなりますが、食中毒の原因になるウエルシュ菌は繁殖が始まると100℃で1時間の熱にも耐える性質を持っています。
炊飯器でおでんを保存しても劣化はしてしまうので長時間の保存は控えましょう。
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腐ったおでんは食中毒に注意
腐ったおでんには菌が繁殖しています。見た目や臭い、味に変化がなくても菌が繁殖していれば食中毒になる可能性もあります。
腐ったおでんは食中毒に注意しましょう。
原因はウエルシュ菌
腐ったおでんを食べて食中毒になる原因は「ウエルシュ菌」が原因です。ウエルシュ菌は動物の腸内や水の中など、どこにでもいます。
ウエルシュ菌は空気がない場所が好きで、鍋の底に好みます。ウエルシュ菌は一度、育つと強くなってしまうので、加熱しても簡単には死滅しません。
ウエルシュ菌は死亡例がなく食中毒症状も比較的軽いケースが多いですが、保存状態が良くないとウエルシュ菌が繁殖して食中毒になってしまいます。
食中毒症状
食中毒の原因は最近やウイルスが原因です。
- 腹痛
- 下痢
- 嘔吐
- 発熱
症状の激しさや発症までの時間は原因によって変わります。
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おでんの保存方法
おでんは正しい保存方法をしなければ悪くなってしまうことが多いです。おでんは常温、冷蔵、冷凍保存が可能です。
常温保存は温度が5℃以下なら2~3日、5℃以上なら1~2日が目安です。温度に気をつけて保存しましょう。
常温
常温で保存する時には殺菌のために1分以上、火にかけます。1日に数回殺菌することで多少の日持ちはします。
ですが、火にかける時間が短ければ腐ってしまいますし、水分が蒸発しに詰まって味が濃くなってしまうこともあります。
味が濃くなったおでんの味の濃さを調整したいするなど手間がかかります。
冷蔵
大きな冷蔵庫なら問題ないですが、鍋のままだと場所を取ってしまうので冷蔵保存はできない方も多いと思います。
おでんを冷蔵保存する時には密閉容器に移して冷蔵保存すると場所をとりません。
鍋が入る大きさの冷蔵庫なら、おでんの粗熱を取りそのまま冷蔵庫へ入れて保存しましょう。
鍋ごと入れられない場合は粗熱がとれた、おでんは具材と汁を別々に保存袋や密閉容器へ入れて冷蔵庫へ保存しましょう。
冷凍できる?
おでんは冷凍保存することができますが、冷凍することで味が落ちることがありますし、冷凍することで食感が変わる具材もあります。
ですが、冷凍保存することで常温や冷凍よりも保存期間は長くなります。おでんの冷凍保存期間の目安は30日間です。
冷凍保存する時は汁と具材は分けて保存します。具材が重ならないように保存袋に入れて空気を抜いて冷凍庫に入れましょう。汁は保存袋や保存容器に入れて冷凍保存します。
冷凍保存する時は具材も汁も小分けにしておくと解凍する時に楽です。
- 大根
- ゆで卵
- こんにゃく
冷凍すると食感が変わってしまって美味しくないです。冷凍は控え、食べきってしまいましょう。
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まとめ
「おでんの保存期間や日持ち、保存方法や常温保存の食中毒」についてご紹介しました。
この記事をまとめると
- 「常温保存の目安は1日」「冷蔵保存の目安は2~3日」「冷凍保存の目安は30日」
- 腐ると「酸っぱい臭いがする」「白い膜が出る」「糸を引く」「泡が出る」「食中毒の原因はウエルシュ菌が原因で胃腸障害や発熱などが起きる」
- 「常温保存は殺菌のために1分以上、火にかける」「冷蔵保存は汁と具を分けて保存袋や保存容器で保存」「冷凍保存も汁と具を分けて保存する、具は重ならないようにする」
アレンジすると数日は食べることができる「おでん」ですが、あまり日持ちしません。劣化すると食中毒を起こす可能性もあるので正しく保存しましょう。
長期間保存するのなら具材と汁を分けて冷凍保存がおすすめです。
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