前日のパスタをお弁当に入れるコツ|夏は腐る?次の日までの保存方法

お弁当を作る時、昨日の残り物を入れることってとても多いと思います。では残り物のパスタをお弁当に入れることはできるのでしょうか?その場合、どんな工夫が必要なのでしょうか。そこで今回は

  • 前日のパスタをお弁当に入れるには
  • 作り置きパスタの簡単レシピ
  • パスタの正しい保存方法
についてご紹介していきます。これを読めばパスタの作り置きも完璧にできますよ。

 

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前日のパスタはお弁当に入れられる?

前日の残りのパスタは、お弁当に入れてもいいものなのでしょうか。

固まりやすい

パスタが長いと麺同士がからまりやすくなり、時間が経つとくっついて固まってしまいます。

作り置く場合は麺は最初から短くするのがベスト。乾麺を茹でる前に半分の長さに折っておきましょう。

こうすることで絡まりにくくなり、フォークにも巻き付けやすいので食べやすくなりますよ。好みに合わせてショートパスタを使えば手間も省けて時短にもなりますね。

また茹で上がった後の麺を一度流水で洗うのも効果的。麺表面についたでんぷん質であるぬめりを取っておけば、冷めてもパスタがくっつきにくくなります。

仕上げには麺にオリーブオイルを絡めておきましょう。こうすることで麺同士がすべって絡みにくくなります。

オイルはお好みのものでかまいませんが、バターは冷めると固まってしまうので避けた方がよいでしょう。

味が薄くなる

冷めたおかずはどうしても味が薄く感じてしまうもの。パスタも同じです。

作ってすぐ食べるなら薄味でいいのですが、翌日持っていくお弁当は少し薄く感じてしまうはず。お弁当用に作り置くならしっかりとした味付けのパスタにしましょう。

朝お弁当箱に詰めたあとに粉チーズを振りかけたり、しょうゆを垂らしたりするのもよいでしょう。海苔やかつお節は振りかけるだけで味が濃くなった気がするのでおすすめですよ。

もし可能ならお弁当は食べる前に電子レンジで温められると、なおいいですね。

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翌日のお弁当にパスタを入れる時のコツ

それでは作り置きパスタをお弁当に入れるときの、ちょっとしたコツをご紹介します。

ソース系にしない

ソースの水分が飛ぶことも麺が固まる原因のひとつです。濃いソースは固まりやすいので、さらさらしたソースを選びましょう

また前述したように麺にオイルを絡める場合、ソースは絡めて置かない方がおいしく食べられます。

残しておく分はソースを別で保存し、食べる直前にかけるようにしましょう。お弁当に入れるなら上からかけて持っていくか、スープジャーで別々に持っていくのもおすすめです。

前日からの作り置きにオススメなパスタ

お弁当にそのまま入れてもおいしい、作り置きパスタのレシピをご紹介します。

ペペロンチーノ

クリームソースやミートソースは冷めると状態が変わりやすく、ぼそぼそとした食感になってしまいがち。

お弁当に入れるならオイルベースのものか、さらっとした状態のソースがおすすめです。

  1. にんにくを薄くスライスする
  2. パスタを少し短めに茹でる
  3. 熱したフライパンにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れて炒める
  4. にんにくの香りが出たらパスタのゆで汁を少し加える
  5. 茹で上がったパスタを入れて混ぜる
  6. 黒コショウをかけて完成

簡単にできる本格ペペロンチーノはいかがでしょうか。辛いものが苦手な方は鷹の爪を省いてくださいね。

和風パスタ

めんつゆを使った和風パスタは、味付けがしっかりしているので冷めてもおいしいのが特徴です。

  1. 玉ねぎは薄切り、きのこはほぐしておく
  2. パスタを時間通りに茹でる
  3. フライパンにオリーブオイルを熱し、具材を炒める
  4. めんつゆと昆布茶を加える
  5. 水溶き片栗粉を加える
  6. パスタが茹で上がったらソースをかけて完成
  7. お好みで大葉や海苔をトッピングしても

お弁当に持っていくならトッピングは分けて置いておき、最後に乗せるようにしてくださいね。

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パスタを次の日まで保存する方法

では完成したパスタを保存したい場合、どのように保存するのが正解なのでしょうか?

冷蔵庫

一晩くらいなら冷蔵保存で問題ありません。しっかりと冷ましてから冷蔵庫に入れましょう。

オイルやソースを絡めた状態で冷蔵庫保存すると、水分の蒸発が防げるのでおいしさを保つことができます。

できるだけ空気に触れないように、密閉容器に入れたり蓋をしたりして保存するようにしてくださいね。

また冷蔵庫で保存した場合の保存期間は、食感を気にするなら翌日までが限界です。

それを越すとパスタの食感がふにゃふにゃとやわらかくなり、おいしくなくなってしまいます。それでもかまわないということなら2~3日は問題なく食べられるでしょう。

長期は冷凍もOK

作り置きとしてパスタを冷凍保存しておけば、お弁当にも普段の食事にもとても便利です。

お弁当に持っていくことが決まっているなら、シリコンカップなどに小分けにして冷凍しましょう。こうすれば朝そのままお弁当箱に詰められますよ。

またパスタをあらかじめ一口サイズにまとめてから保存すれば、お弁当に入れるときにも便利です。製氷皿に小分けにしておくのはいかがでしょうか?

ひとつで足りなければ複数入れてもかわいいですし、なにより最初から分かれているので食べやすいですよ。

これを毎日の食事にひとつ添えるだけでもとても手をかけたように見えますし、なにより簡単でおすすめです。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 作り置きパスタは工夫次第でお弁当に持っていける!
  • 麺が固まらないような方法で作れば、冷めてもおいしい
  • 味付けが薄めだと感じたらチーズや薬味をトッピングする
  • 冷凍保存しておけば、凍ったままお弁当に入れられてとても便利

お弁当のパスタといえば冷たくてパサパサ、固まって食べにくいと思っていた人も、コツさえわかればおいしく食べられるようになりますよ。

諦めていたパスタ弁当も、この記事を参考にぜひチャレンジしてみてくださいね。

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