皆さんはパセリといえばどのような野菜を思い浮かべますか?オムライスやハンバーグなどの付け合わせとして乗っている小さな木のような野菜を思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、実はパセリといっても色々な種類があります。
残念ながらパセリはお皿に残っていることが多いのですが、実はとても栄養価に優れた野菜なんですよ!
今回の記事ではパセリとはどのような食べ物なのか、生で食べることができるのか、パセリに含まれる栄養素、食べやすいパセリの種類などについて解説していきたいと思います。
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パセリってどんな食べ物?
パセリの原産はヨーロッパ中南部から北アフリカにかけた地域とされ、古代エジプト時代や古代ギリシャ時代には食べられていました。現在は食用がメインですが、かつては薬用や歯磨きにも用いられていたようです。
パセリに含まれるビタミンCは野菜の中でもトップクラスで、他にもビタミンKやミネラル・カリウムなど栄養満点の野菜です。美容面でも注目が集まっています。
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生で食べると効果的!
パセリは生で食べることが可能な食品です。
パセリには非常に多くの栄養素が含まれていますが、その中でも熱を加えてしまうとなくなってしまうものや、水で溶け出してしまう栄養素がかなり多いので、むしろ生で食べた方が栄養感をしっかり残したまま食べることができるのでおすすめです。
細かく切ってサラダにふりかけたりドレッシングに混ぜたりして、生のままパセリを食べることによって料理全体の栄養価をアップすることができます。
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パセリに含まれる栄養がすごい!
パセリは飾りとして添えられていることが多いですが、食べないのはもったいないほど栄養豊富な野菜です!ビタミンC・Eは野菜の中でもトップクラスの含有量で、更にビタミンKも豊富に含まれています。
これらのビタミン類は心筋梗塞などの生活習慣病にも効果的なので積極的に食べたい野菜なのです。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
- ビタミンK:ビタミンKは、骨の形成に関わり、ビタミンDとともにカルシウムを取り込むことを助けます。加えて、体内の傷を治すプロトロンビンの働きを助けるため、血小板が傷を塞ぐ働きを助けるビタミンです。不足すると、傷の治りが遅くなります。
- ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
- β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
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日本のパセリは食べづらい?
日本でよく見るパセリというのは食感が固く匂いがきつい、付け合わせのパセリのイメージが強いと思いますが実は日本で使われるパセリは世界的にはマイナーな種類です。
世界的に有名なのがイタリアンパセリという種類のパセリで、葉っぱがカールしておらず平たく非常に食感が柔らかいという特徴があります。日本の一般的なパセリよりもえぐみが少なく、マイルドでとても使いやすいのでイタリアンパセリの方が生食には向いています。
イタリアンパセリは口臭を抑える効果も高い
イタリアンパセリの香りの主成分である「アピオール」は口臭を抑える効果があります。それだけでなく胃酸の分泌を促して消化を促進させたり食欲を増進させる働きもあります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- パセリは生で食べることができる野菜
- ビタミンCが野菜の中でもトップクラスに豊富に含まれている
- その他のビタミンやβカロテンも豊富で残してしまうのはもったいない
- 日本のパセリは若干えぐみがあるので、食べやすいイタリアンパセリを選ぼう
- パセリはドレッシングへたり刻んでサラダにふりかけたりすると食べやすくなる
- イタリアンパセリは口臭を抑える効果もある
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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