昔は夏だけの食べ物だったアイスでしたが、今は1年中食べることができ、その季節ごとにおいしいアイスも販売されているほどです。
森永製菓から販売されている「パルム」も1年中食べることが可能です。限定品も販売されているので1年中美味しく食べられます。1年中食べられるアイスではありますが、アイスの賞味期限を知っていますか?
- パルムには賞味期限があるの?
- その他のアイスの賞味期限
- パルムをおいしく食べるための保存方法
1年中パルムやアイスをおいしく食べるための、賞味期限や保存方法を紹介します。
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目次
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パルムの賞味期限は?
画像参照:パルム(森永製菓)
パルムが発売された当初、本当においしいアイスが出たと驚きました。そのおいしさは今も変わらず、たくさんの種類が販売されています。
賞味期限
パルムに賞味期限はありません。え?と驚かれるかもしれません。実際のパルムを確認してもらうと分かりますが、箱や袋などには賞味期限の記載がないです。
開封はせず、保存方法さえ間違えなければ、何十年保存をしていようと大丈夫ということになります。ただし、風味や香りなどは保証しません。
消費期限
賞味期限がないので、消費期限ももちろんありません。ありえない話になりますが、スーパーで1年前のパルムが販売されていても、全く問題はないということです。(スーパー独自の賞味期限や消費期限等で置かれていることはないはずです)
アイスに賞味期限はない?
アイスには賞味期限がありません。どうしてアイスには賞味期限がなく、記載義務もないのでしょうか?
理由
アイスの保存方法に理由があります。アイスは-18℃で保存されており、この温度で保管されている限り菌などの繁殖が抑えられるため、劣化をせずに長期保存ができます。そのために、賞味期限の表示をしなくても良いのです。
近年消費者の食の安全への関心が高まってきていることで、「なぜアイスには賞味期限がないのか?」と思う人が増えています。そのため、同じアイスを販売している明治では「エッセル」に賞味期限を表示しています。
明治の場合は、エッセルなど一部分の商品にのみ、賞味期限を記載しています。ほとんどの商品には、やはり賞味期限の記載はありません。
義務ではないので、記載義務はありませんが、需要が高まれば各社賞味期限の表示をすることもありえます。今後、アイスも賞味期限の義務化となることも考えられます。
しかし、エッセルの賞味期限は2年です。保存食品以外で、この賞味期限の長さが本当に必要なのかと考えずにはいられません。
100年経っても腐らない?
温度管理を適切に行っているアイスであれば、10年どころか100年経っても腐ることはありません。
ただし、これは温度管理を徹底し、未開封の状態であることが条件です。開封してしまったり、一部分食べてしまったものなどは腐ることはないかもしれませんが、雑菌が繁殖してしまう可能性があります。
もし、冷蔵庫の中に古いアイスがあった場合、見た目や匂いなどをチェックしてから食べるようにしましょう。
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家でパルムを保存する時の注意点
画像参照:パルム(森永製菓)
長期保存可能なパルムではありますが、おいしく食べるための保存方法などはあるのでしょうか?
冷凍庫の温度
家庭用冷凍庫の設定温度は-20です。アイスの保存温度である‐15℃以上なので、安心して保存することができますが、冷凍庫にはいろいろな食品が入っています。扉の開閉も多くなり、-20℃を保っていることは少ないです。
頻繁に温度が変化することによって、パルム自体の状態も少しずつ変化します。賞味期限はありませんが、おいしく食べるのであれば、1ケ月以内を目安に食べ切るようにしましょう。
臭いの強いものと保存しない
冷凍食品全般に言えることですが、臭いの強いものと一緒に保存すると臭い移りしてしまうことがあります。せっかくおいしいパルムが違う臭いになっていたら、おいしさが半減してしまいます。
簡単には臭い移りはしませんが、臭いの強い食品などは冷凍庫全体に臭いを移してしまうことになります。臭いの強いものと一緒に、冷凍保存することは控えてください。
なるべく早く食べる
賞味期限がありませんが、おいしく食べたいと思うのであれば、1ケ月以内に食べるようにしましょう。残ったものや、溶けてしまって再度冷凍したパルムなどは風味やコク、触感が変わっているので、更に早く食べるようにしてください。
まとめ
パルム、そして他のアイスの賞味期限、おいしく食べるための保存方法を紹介しました。
この記事をまとめると
- パルムは賞味期限がなく、記載もされていない
- その他のアイスも賞味期限を記載する必要がないため表示されていない
- 冷凍庫の温度管理をして、臭いの強いものを避けて保存をする
なめらかでコクのあるパルムは、購入後すぐに食べ切ってしまうかもしれません。もし残ってしまい、いつ購入したか分からないパルムがあったとしても、捨てる必要はないので安心してください。見た目や匂いを確認して、問題がなければ食べましょう。