パプリカパウダーの代用品一覧|無い時は作る方法・余った使い道

せっかく、料理を作って写真を撮ろうとしたのにパプリカパウダーなど色味が足らず、何か物足りないと感じたことはありませんか?料理は味も大切ですが、目で楽しむことも大切ですよね。そこで今回は、

  • パプリカパウダーの代用品
  • パプリカパウダーは作れる!?
  • 余ってしまったスパイスの使い道

こちらをテーマに紹介していきます。

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パプリカパウダーの代用品

チリパウダー

チリパウダーには数種類のスパイスが使われており、唐辛子ベースのミックススパイスです。主にオレガノ、クミン、ガーリック、パプリカが使われており、洋風版の七見唐辛子と言えます。

トマトパウダー

材料は企業によって様々ですが、ドライトマトやトマトの皮を乾燥させて作られます。リコピンを始めトマトの栄養素を摂取しやすいため、アスリートのスポーツマンの注目を集めてる食材でもあります

リコピンはトマトに豊富に含まれる抗酸化作用がある成分で熱に強く、普段はトマトの細胞膜に守られてるので粉末状にしたほうが吸収率はいいかもしれませんね。

ドライトマト

ゆっくりと加熱したドライトマトは、うま味も栄養素もぎゅっとつまっています。オーブンでじっくり火を通した方が甘味がでますが、電子レンジでも作ることができるので是非お試し下さい。

キムチの素

キムチの素の辛味の成分であるカプサイシンは発汗を促し、体の代謝をよくして余分なものを排出する手助けをしてくれます。またキムチに含まれるビタミンB2は脂質を分解しエネルギーに変えるため、肉料理と一緒に食べるのをおすすめします。

ケチャップ

ケチャップは野菜、キノコ、果実、魚介類、酢などを原料にした調味料です。トマトに含まれるリコピンを始め、マグネシウム、ビタミンC、水溶性食物繊維などの栄養素が含まれています。

チリペッパー

チリペッパーやカイエンペッパーは、チリパウダーと違い一種類の唐辛子から作られています。もとはフランスのギアナの首都カイエンヌが由来で、エビやカニの隠し味としても使われていて、ジビエなどの臭み消しにもよく使われます。

ピンクペッパー

ウルシ科のコショウボクという果実から取れる果実を乾燥させたものです。サラダやサーモン、カルボナーラの上に、よく添えられます。ペーパーと聞いて胡椒の仲間だと思う方もいるかも知れませんが、胡椒がコショウ科に対してピンクペーパーはウルシ科です。その綺麗な見た目からフラワーアレンジメントに使われることもあります。

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パプリカパウダーは作れる!?

野菜は水分が多く90%は水分です。業務用では食品乾燥機を使い、水分を5%まで減らし粉末にしています。自宅で乾燥機を持ってる方は少ないと思うので、今回は天日干しのやり方をご紹介致します。

作り方

  1. パプリカの種を取り除き、縦長の1cm幅に切る
  2. 重ならないように天日干し用のネットに並べる
  3. 2日程乾燥させて、細い線のようになるまで乾燥させる
  4. さらに、パプリカを細かく切り天板なので乾燥させる
  5. フードプロセッサーで粉末状になるまで細かくする

天日干しにしたパプリカは栄養素がぎゅっと凝縮されていますが、豊富に含まれていたビタミンCは熱に弱いため抜けてしまうそうです。猛暑の場合は一日で乾燥しますので、状態を確認しながら作業をお進め下さい。

また、赤みが欲しいのでしたら天日干しにせずにピューレ状にしてお皿を彩る方法もあります。パプリカなら赤、黄、オレンジと様々な色があるので料理の写真をとるのが好きな方は、よかったらお試し下さい。

パプリカパウダーの効能

パプリカパウダーには鉄とビタミンB群が多く含まれます。鉄分により貧血予防ができビタミンB群が体の代謝を促進する働きを持っています。パプリカの色素の成分であるカロテノイドは体の老化を食い止める抗酸化や、燃焼力を上げるなどの作用が期待できるので美容にも嬉しいですね。

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余ってしまったスパイスの使い道

市販のカレールーにアレンジを加える

本格的にカレーを作ろうとするとスパイスを揃えるのが大変ですが、市販のルーにアレンジを加えることは簡単にできます。スパイスに限らず、ヨーグルト、リンゴ、チョコレートなど日常で触れるものを取り入れてみたら意外な発見があるかもしれません。

スパイシーチキンの素を作る

コンソメの素やカレー粉、パルメザンチーズなど、お好みのスパイスを合わせて調味料を作っておけば唐揚げやフライドポテトをシャカシャカと袋につめて振るだけで、手軽にスパイシーフードを作ることができます。

ハンバーグ感覚でソーセージのパテを作ってみる

辛いソーセージで有名なチョリソーにはチリパウダーがたくさん入っています。本格的にソーセージを作ろうとすると専用の道具や温度管理をする必要がでてきますが、普段食べるハンバーグと同じ合い挽き肉を使いアレンジして応用できます。

メルゲーズというソーセージにはパプリカパウダーを多く使うので、買ってしまったけどスパイスが減らない時は、今回のテーマのようにあるもので代用して料理を作ったら楽しみが増えるかもしれませんね!

まとめ

この記事をまとめると

  • 料理は味も大切だけれど、見た目も大事
  • 乾燥させて粉末にすることによって、生の食材とは違った楽しみ方ができる
  • 代用品で作ることで料理の幅が広がる

いかがでしたでしょうか?パプリカパウダーに限らず、部分的にスパイスはひと振り料理にかけるだけでお皿の中で味の変化を楽しめます。簡単に料理をアレンジできるので、よかったらご家庭で試してみませんか?

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