ピーマンとよく似ている形をしているパプリカ。カラフルな見た目で、真っ赤なものはトウガラシを連想させて辛くないのと心配になる方もいらっしゃるかと思います。そこで今回は、
- パプリカとは
- パプリカのおすすめの使い方
- パプリカパウダーとは
こちらをテーマに解説していきます。
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目次
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パプリカとは
唐辛子の一種
旬の時期は7~10月になり、パプリカはナス科トウガラシ属のカラフルで大型のピーマンです。色の種類がたくさんあるのは品種が違うからではなく、熟成の度合いが違います。未熟果の緑から黄色に染まり,そこからゆっくりオレンジ色に変わり、赤色になったら完熟のサインです。
辛い?辛くない?
赤いパプリカの色素は唐辛子の辛さの成分であるカプサイシンから来ていますが、ピーマンから劣等遺伝で辛みを感じさせないようになっています。劣等遺伝子と聞くと悪い印象があるかもしれませんがピーマンに比べて甘みが増しより食べやすくなっています。
ピーマン嫌いのお子さんでも食べやすい野菜です。次はそんなパプリカの栄養効果を解説していきます。
パプリカの効果効能
カプサイシンには脂肪を燃焼させる効果がありダイエット効果も期待できますがパプリカの他の栄養効果もご紹介していきます!
カロテンは緑黄色野菜に含まれる色素の成分で、体内でビタミンAと同じ働きをします。強い抗酸化作用で活性酸素を消去してくれて粘膜を丈夫にしてくれるので免疫力をあげてくれます!
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パプリカのおすすめの使い方
サラダ
パプリカにはビタミンCが豊富ですが、熱に弱いため生で食べることをおすすめします!料理に彩を添えてくれるので、どんなサラダにも合います。先ほどお伝えしたβカロテンは脂との相性が非常によく吸収率を上げてくれます!
マリネ
パプリカをマリネするなら洋風の南蛮漬け「エスカベッシュ」などはいかがでしょうか?白身魚やサーモンと、薄くスライスしたパプリカやを玉ねぎをオイルとビネガーで漬けこめば完成です。色々な食材に応用できるので熱い夏を乗り切るためにおすすめの一品です。
スペインの料理に「エスカリバーダ」という保存食があります。丸焦げにしたパプリカの皮を剝き、薄くスライスしたものをエクストラバージンオイルで漬けたものです。オイルに漬けることで空気に触れずに済むので、劣化を防ぐことができます。パプリカの他にはナスや玉ねぎなどバリエーション豊富なので興味がある方は是非お試しください。
ピクルス
夏野菜のピクルス。パプリカもそうですが水分やカリウムが豊富で、体から熱を逃す効果が期待できます。酢と合わせてとることにより、美肌効果も期待できます。食卓に一品あればおかずやお酒のつまみとしてでも楽しめるので、作る時はたくさん作り置きすることをおすすめします。
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パプリカパウダーとは
どんな味?
パプリカパウダーはパプリカを乾燥させて粉末状にしたものです。パプリカに比べてビタミンCが無くなってしまっているのですが、その分栄養が凝縮され代謝のビタミンと呼ばれるビタミンB群が大変豊富です。
ビタミンB群の補助効果とタンパク質代謝促進効果を持つ鉄分との組み合わせが良く、代謝促進への効果が期待でき食べても太りにくい身体を作ることができます。他にもカルシウム、マグネシウムや亜鉛はダイエット中に置きやすい貧血予防の効果もあります。
チリパウダーには数種類のスパイスが使われており、唐辛子ベースのミックススパイスです。主にオレガノ、クミン、ガーリック、パプリカが使われており、洋風版の七見唐辛子と言えます。
パプリカパウダーの使い方
シンプルに料理に彩を加えてくれるので、スペインの小皿料理「タパス」「ピンチョス」のようにおつまみや焼き鳥にかけるだけで少しおしゃれになりますね。
パプリカで有名なハンガリーでは、パプリカパウダーをふんだんに使った「グヤーシュ」「ブルクルト」など煮込み料理もございます。少し加えるだけでビタミンB群による補助効果とタンパク質の代謝効果を高めてくれる鉄分が取れるので色々な料理にかけてみてくださいね!
まとめ
この記事をまとめると
- パプリカはナス科トウガラシ属でピーマンの仲間です
- ビタミンCが豊富で他の栄養素を補助する効果も期待できますので色々な料理と合わせることがおすすめ!
- パプリカパウダーは、パプリカを乾燥させて粉末状にしたものです
いかがでしたでしょうか?パプリカは収穫から時間がたつと表面にしわがよるので、買う際は皮がきれいで新鮮なものを選びましょう。
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