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みなさんは、パプリカをどのようにして食べていますか?油炒め、マリネ、ピクルスなど色々な調理法がありますが、パプリカは、生でも美味しい野菜です。パプリカに含まれる栄養価は高く、ビタミンCやβ-カロテンが豊富。ピーマンにもこれらは含まれますが、ピーマンよりパプリカの方が数倍多く含まれるとか。今回は、パプリカの生食について情報をまとめてみました。
- パプリカは生で食べれる?
- パプリカを生で食べるメリット
- 生パプリカの美味しい食べ方
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目次
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パプリカは生で食べれる?
生食OK
パプリカは、ピーマンと同じく「ナス科トウガラシ属」に同じく属します。甘みが増すように改良された野菜なので、生の状態でも食べられる野菜です。トウガラシ属ですが、唐辛子のような辛味はなく、また、ピーマンのような苦みは少ないのが特徴です。しかし、ワタには苦み成分が多いので、離乳食などに使う場合は丁寧に取っておきましょう。
下痢になる?
「パプリカを生で食べると下痢になるのでは?」と心配する方もいらっしゃいます。パプリカに限らず、生野菜をたくさん食べた場合は、消化不良を起こし下痢を引き起こす可能性があります。大量に食べなければ問題ありません。
また、パプリカはトウガラシ属に分類されますが、辛み成分であるカプサイシンはほとんど含みません。よって、胃腸を刺激することは考えにくいとされています。
ただし、まれに食物アレルギーの症状として、下痢を引き起こす可能性もあります。もし、生のパプリカを食べて下痢などの体調の異変が続く場合は、医療機関を受診しましょう。
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パプリカを生で食べるメリット
メリット
食感と味
パプリカはクセが少ないだけでなく、ほどよい酸味と甘みがあります。新鮮なパプリカを食べると、シャキッとした食感とみずみずしさが口の中に広がり、クセになる美味しさが魅力です。
ビタミンC・カリウム
パプリカは、ビタミン類やカロテン、カリウムが非常に多い野菜です。ビタミン類やカロテンは油と一緒に加熱調理することで、吸収率が上がります。しかし、パプリカに含まれる水溶性のビタミンCやカリウムは熱に弱く、特に、茹でると流出しやすくなります。ビタミンCやカリウムを多く摂取したい場合は、茹でずに食べるのがおすすめです。
鮮やかな彩り
赤・黄色・オレンジ色のビタミンカラーを持つパプリカは、料理にちょっと添えるだけでもグッと映えます。カラフルな色が食欲をそそり、食卓を華やかなにしてくれます。
加熱とどちらがおすすめ?
パプリカは生でも加熱しても、どちらで食べても栄養が豊富に摂れる野菜です。油を使って加熱調理しても栄養が減りにくい特徴を持っています。例えば、ビタミンCは加熱に弱いと言われますが、ビタミンCを熱から守るビタミンPも含まれているため、加熱調理しても栄養素が減りにくいとされています。
日本食品標準成分表には、パプリカの「生」と「油炒め」の栄養成分値が掲載されています。以下の表は、パプリカ100gあたりの含有量を比較したものです。
赤パプリカ(生) | 赤パプリカ(油炒め) | |
エネルギー | 28kcal | 69kcal |
水分 | 91.1g | 86.6g |
カリウム | 210mg | 220mg |
βカロテン当量 | 1100μg | 1100μg |
ビタミンC | 170mg | 180mg |
文部科学省「日本食品標準成分表2020年版」(八訂)より引用
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生パプリカの美味しい食べ方
薄切りがおすすめ
パプリカの繊維を薄切りすることで、よりジューシーな甘みを引き出すことができます。甘みだけでなく、見た目もきれいです。料理は、味だけでなくその彩りも大切な要素の一つです。薄切りのパプリカをサラダなどに混ぜて食事を楽しみましょう。
サラダ
生食ならば水溶性ビタミンが損なわれる心配も無く、栄養素を丸ごと摂取できます。薄切りにしたパプリカを定番のサラダに混ぜてみましょう。レタス、キャベツ、トマト、キュウリなどの野菜にトッピングして、華やかさをプラスしてみましょう。
和え物
パプリカで和え物を美味しく作るポイントは、水分の調整です。パプリカの水分が出てベチャっとならないように、あらかじめ塩もみして水気をしぼっておきましょう。水気をしぼった豆腐&調味料で和えた白和えは、手軽で美味しくいただけます。他にも、「ワカメ+パプリカ」の和え物、「蒸し鶏+春雨+パプリカ」の和え物もおすすめです。色々な食材でアレンジを楽しみましょう。
マリネ
パプリカをオイルやお酢、ドレッシングなどの漬け汁に浸けておくと、美味しいマリネが作ることができます。生パプリカでも美味しいのですが、焼いたパプリカを使うと味が染み込んで美味しくいただけます。マリネは、ボリューム感のあるメインディッシュの副菜として活躍する一品です。漬け汁には、オリーブオイルやレモン汁、ワインビネガーがおすすめ。ハーブを加えると風味がアップします。
ピクルス
パプリカが大量に手に入った時には、ピクルスにするのがおすすめです。もともと、ピクルスは、洋風漬物全般を指します。漬け込んで乳酸発酵させたものをピクルびますびますが、和風ピクルスは「酢漬けの野菜」のことを指します。パプリカを縦にカットし、縦長の清潔な瓶に詰めていきます。そこに、水2:酢1、砂糖大さじ2、塩小さじ1を混ぜたものを沸かして瓶の口一杯まで注ぎます。一日漬けたら完成です。瓶がない場合は、ジッパー付きの保存袋などでも簡単にできます。
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まとめ
今回は、パプリカの生食についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- パプリカは、ピーマンと同じ「ナス科トウガラシ属」の野菜
- パプリカは、ビタミン類やカロテン、カリウムが非常に多い野菜
- パプリカには、ビタミンCを熱から守るビタミンPが含まれているため、加熱調理してもOK
- サラダ、マリネ、ピクルス、和え物など様々な食べ方ができる
美容、お通じ、むくみ改善におすすめのパプリカ。色々な調理方法で栄養をいただけますので、いつもの食卓にぜひ取り入れてみてくださいね。
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