みなさんは料理でパプリカパウダーやチリパウダーを使用したことがありますか?
どちらも日本人にはあまり馴染みのない香辛料でこの2つがどう違うかもわからない方も多いかと思います。今回は、
-
パプリカパウダーとは
-
チリパウダーとは
-
パプリカパウダーの代わりにを使う
これらのテーマについて解説します。
スポンサードリンク
目次
|
|
パプリカパウダーとは
パプリカを粉末状にしたもの
パプリカパウダーにはビタミンBやカプサンチンも含まれていて、 美容に目がない女性におすすめの香辛料です。
パプリカパウダーの栄養素
糖質をエネルギーに変換してくれます。ビタミンB1が不足するとエネルギー不足で疲れがたまったり、太りやすい体質になってしまいます。
ビタミンB1は余ったら身体に蓄積されることなく尿から排出されてしまいますので、毎日継続的に取ることが理想です。
パプリカパウダーならサラダや洋食の料理にササっとかけるだけで手軽にビタミンBを摂取することができます。赤ピーマン・トウガラシなどに含まれる赤色の色素で、強力な抗酸化作用があり、アンチエイジングの効果が期待できます。カプサンチンのアンチエイジング効果はニンジンのベータカロテンの1.5倍・トマトのリコピンと同程度と言われています。
また、他にも以下のような栄養素があります。
血液中のカルシウムの量を調節し、骨や歯を作るのを助けてくれる役割があります。
ちなみにですが、原材料のパプリカにはビタミンCがレモンの2倍と豊富に入っていますが、 パプリカパウダーにはビタミンCが全く入っていないので要注意です。
辛味は殆どない
パプリカパウダーの原材料となるパプリカはナス科トウガラシ属に分類される野菜です。
ハンガリー料理によく使われる
ハンガリーではパプリカパウダーを日本人が醤油や味噌を使う感覚で毎日使用されています。
色付けや風味付けの効果
パプリカパウダー自体にはほとんど味がありません。
スポンサードリンク
チリパウダーとは
様々なスパイスがブレンド
混ぜるスパイスの種類や数に特に決まりはなく、メーカーごとに少しずつ違います。
スパイス売り場へ行くと名前がよく似たチリペッパーを見かけることがあるかと思いますが、 これはトウガラシのみを粉末にしたものでチリパウダーとは別物です。
強い辛味がある
パプリカパウダーとチリパウダーは赤い色がよく似ているし、売り場も同じなので、誤って購入することもあるかと思います。
パプリカパウダーだと思ってチリパウダー使用していたら、料理の仕上がりが辛くなってしまいますので、要注意です。
メキシコ料理などによく使われる
正確にはアメリカで作られるメキシコ料理によくチリパウダーが作られます。
辛味の他に臭みを消す効果も
香辛料は料理に辛味を添えてくれるだけではなく、肉や魚の臭みを消してくれる効果もあります。
海外では羊やヤギなどのお肉にチリパウダーを加えて煮込む料理があります。
スポンサードリンク
パプリカパウダーの代わりにチリパウダーを使う
見た目に大差はない
日本ではパプリカパウダー・チリパウダー両方とも揃えているというご家庭は少ないのではないでしょうか。
どちらか片方しかなかった時に代用が効くのかどうか気になるところかと思います。
風味に差は出る
見た目はそこまで変わらないものの、チリパウダーにはトウガラシが入っているので、料理が辛くなってしまいます。
またチリパウダーには様々なスパイスが入っているため、スパイスの風味も加わります。
スポンサードリンク
まとめ
いかがでしたか?
この記事ではパプリカパウダー・チリパウダーとは何か、この2つの違いはどこか、について解説しました。
この記事をまとめると
- パプリカパウダーはパプリカを粉末にした香辛料
- パプリカパウダーには栄養が豊富
- パプリカパウダーはパプリカの産地ハンガリーで生まれた
- チリパウダーはトウガラシをベースにさまざまのスパイスを混ぜた香辛料
- チリパウダーはアメリカで作られるメキシコ料理に使われていた
- チリパウダーは料理に辛味を添え、肉・魚の臭みを消してくれる
- パプリカパウダーをチリパウダーで代用も可能だが、辛いものやスパイスが苦手な人は要注意
香辛料は料理をグレードアップしてくれます。今まで使用したことなかった方も使用してみてはいかがでしょうか。
スポンサードリンク