栄養成分が豊富に入っており、近年ではダイエットや健康面でスーパーフードとして注目を浴びている青パパイヤ。他の野菜やフルーツと同様に、果肉には多くの白い種が入っています。
種は本来、捨ててしまい食べられないものの認識がありますが、青パパイヤの種は食べられるのでしょうか。この記事では、
- 青パパイヤの特徴
- 種は食べられる?
- 青パパイヤの種について
- 種の食べ方!
以上のテーマについて解説していきます。
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目次
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青パパイヤの特徴
では、青パパイヤとは、どのような特徴を持つ野菜でしょうか。
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青パパイヤとは?
グリーンパパイヤと呼ばれている青パパイヤは、皮部分が緑色をしています。カットすると果肉部分は白くシャキシャキした食感で、くせがなく食べやすいです。また、果肉だけでなく種自体も真っ白な特徴を持っています。
普通のパパイヤとの違い
普通のパパイヤとの最大の違いは、熟していることです。皮がオレンジ色をしており、私達がよくみかけるパパイヤは青パパイヤが熟した状態です。普通のパパイヤは熟しているので種が黒いですが、青パパイヤは完熟前なので種が白いです。
生産地・旬
青パパイヤは、主に沖縄県などの温かい地域で生産されています。また、夏の時期である7月〜11月ごろが旬です。
栄養成分
続いて、青パパイヤの栄養成分です。
- カロリー:35kcal
- 水分:88.7g
- たんぱく質:1.3g
- 脂質:0.1g
- 炭水化物:9.4g
健康効果・メリット
青パパイヤは、スーパーフードとして注目を浴びていますが、具体的にどのような健康効果やメリットがあるのでしょうか。
メリット
- 活性酸素を取り除く
- 皮膚や血管を丈夫に保ち、美肌を作る
- 抗酸化作用によるシミやシワの老化防止
- 免疫力を向上させる
- 酵素の働きにより、糖や脂肪を分解させるため生活習慣病の予防をする
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青パパイヤの種は食べられる?
青パパイヤには、種が入っているものと入っていないものがあります。
ピクルスにできる?
青パパイヤは、ピクルスにできます!ピクルスの基本的な作り方はこちらです。
材料
- 水:150cc
- 酢:100cc
- 砂糖:大さじ2
- 塩:小さじ1
- 粒こしょう:小さじ1/2
- ローリエ:1枚
- 唐辛子:1本
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鍋にたっぷりの湯をわかし、ピクルスにする野菜を入れてサッとゆでて水気を切り、粗熱をとります。
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鍋に調味料を入れて中火にかけ、砂糖が溶けるまで混ぜながら加熱し、煮立ったら火をとめて冷まします。
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保存袋に野菜とピクルス液を入れて軽くもみ、密閉して冷蔵庫で1日以上おいたら完成です。
さっぱりとしたお酢の酸味が口直しにピッタリです。
味の特徴
青パパイヤの種は、そのまま食べると刺激のある味です。スパイシーで少し苦味があるため、苦手な人は種を取り除きましょう。
ですが、スパイシーな味だからこそ乾燥させて粉末状にし、スパイスと混ぜて使用する方法があります。
種の効能一覧
青パパイヤの種にも、実は栄養素が入っています。そのため、このような効能が得られます。
- 食物繊維により腸内環境を綺麗にする
- 含まれる酵素により、消化を手助けしてくれる
カルシウムやビタミンなども入っているので、果肉部分だけでなく種も注目しましょう。
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青パパイヤの種について
続いて、青パパイヤの種についてより詳しい内容をご紹介します。
種なしは存在する?
青パパイヤは、種ありだけでなく「種なし」も存在します。種ありのものは、受粉して作られますが種無しの場合は、受粉せずに作られた果実です。大きな違いはなく、種がないからといって体に悪い影響を与えることはないので安心してください。
青パパイヤの種は発芽するの?
では、青パパイヤの種は発芽するのでしょうか。種なので発芽はしますが、確率的には70%ほどです。温かい地域で作られる青パパイヤの適温が20度以上なので、冬の時期には向いていません。土が湿った状態を保つと、2週間ほどで発芽します。
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青パパイヤの種の食べ方!
続いて、青パパイヤの食べ方についてご紹介します。
スムージーに
青パパイヤを種ごと食べる時は、スムージーにすると食べやすいです。種が持つ苦味が加わりますが、一方でスパイシーさもあるのでスッキリした味わいになります。全てのタネを入れるのではなく、小さじ1杯程度で問題ありません。
デザート・お茶に
また、青パパイヤの種は乾燥させて粉末状にするとスパイス代わりになります。粉末状にした種をデザートやお茶に入れると、普段とは違うスパイシーな風味が楽しめます。入れ過ぎると、反対に苦味が強くなるので少量で抑えましょう。
ピクルスに?
種は、ピクルスにできますがそのまま食べると苦味が強く、美味しくありません。青パパイヤをピクルスにしたい時は、種ではなく果肉部分を使用するとシャキシャキした食感が楽しめます。
また、種部分は過剰摂取すると、酵素のとり過ぎで反対に体に悪影響を与える可能性があるので気をつけましょう。
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まとめ
今回の記事内容でご紹介したことをまとめますね。
この記事をまとめると
- 青パパイヤの種は食べられるが、苦味があり刺激があるためスパイスの代用品として使用されやすい
- 種には、酵素だけでなく食物繊維などの栄養素も入っており、腸内環境を整えてくれる
- 青パパイヤには、種無しも存在したり種自体も発芽したりする
青パパイヤは、果肉だけでなく種も使い方次第でスパイスの代用品として使用でき、デザートやお茶に入れるとスパイシーな味が楽しめます。栄養成分も入っているので、そのまま処分するのではなくぜひ有効活用してください。
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