青パパイヤでアレルギーに?大人は?症状は?ラテックス・口腔アレルギー?

南国の果実のイメージが強いパパイヤ。パパイヤの未熟な状態を青パパイヤと呼びますが、見かける機会は少ないですよね。ですが、最近はスーパーフードとしても注目をあびているので、食べようと思っている人もいるのではないでしょうか。

初めて食べるもので気になるのは、アレルギーです。では、青パパイヤでアレルギーになるのでしょうか。この記事では、

  • 青パパイヤの特徴
  • 青パパイヤでアレルギーになる?
  • アレルギーの予防・対処法

以上のテーマについて解説していきます。また、アレルギーの予防や対処法についても合わせてご紹介していくので、最後までこの記事をぜひ読んでください。

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青パパイヤの特徴

まずは、青パパイヤはどのような特徴を持つ食材なのかを知りましょう。

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青パパイヤとは?

青パパイヤとは、スーパーで普段見かけるオレンジ色をしたパパイヤが熟す前の状態です。果肉は、歯ごたえがあり栄養素も豊富に入っているため、スーパーフードとして美容面やダイエットでも注目を浴びています。

普通のパパイヤとの違い

先程ご紹介した通り、普通のパパイヤの未熟の状態が青パパイヤです。普通のパパイヤは、果肉がジューシーで甘みがありますが未熟な青パパイヤは、反対にシャキシャキした食感とタンパクな味わいです。青パパイヤで甘みを出したい時は追熟をしましょう。

パパイヤの分類

パパイヤはフルーツに、青パパイヤは野菜に分類されています。甘みがあるパパイヤは、デザートとして食べられますが、青パパイヤはおかずとして作られることが多いです。

栄養成分・メリット

青パパイヤは、このような栄養成分とメリットを持ちます。

  • ポリフェノール・・・酸化の働きを抑えるだけでなく、血液をサラサラにしてくれます。
  • ビタミンC・・・老化を予防だけでなく、美肌に繋がります。
  • カリウム・・・体内の塩分濃度を調節してくれます。
  • パパイン酵素・・・タンパク質分解酵素「プロアテーゼ」・脂肪分解酵素「リパーゼ」・糖分分解酵素「アミラーゼ」で分解します。

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青パパイヤでアレルギーになる?

アレルギー

実は、青パパイヤでアレルギー症状が引き起こされる可能性があります。

ラテックス(果物)アレルギーを引き起こす可能性

青パパイヤでは、ラテックスアレルギーを引き起こす可能性があります。では、ラテックスアレルギーとは具体的にどのような症状でしょうか。

ラテックスアレルギーとは?

ラテックスアレルギーとは、天然ゴム製品を触ることで蕁麻疹などの症状が引き起こされます。青パパイヤと天然ゴムは、全く違うのになぜラテックスアレルギーが出るのか疑問に感じますよね。

 実は、原因となるタンパク質の構造が似ているためです。 

MEMO

天然ゴム製品は、ゴム手袋、カテーテル・絆創膏やゴム風船など多くあります。しかし、食物アレルギーと同様に説明欄に天然ゴムが使用されてる場合は表示があるので判断可能です。

ラテックスアレルギーの症状

ラテックスアレルギーでは、このような症状を発症します。

  • 蕁麻疹
  • かゆみ
  • 皮膚の赤み
  • 重度になると呼吸困難

ラテックスアレルギーを引き起こす果物の一覧

青パパイヤ以外にもラテックスアレルギーは、発症します。ラテックスアレルギーを引き起こす果物はこちらです。

  • アボカド
  • バナナ
  • キウイ
  • イチジク
  • メロン
  • マンゴー
  • 栗など

特にリスクが高い果物はバナナやキウイです。

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アレルギーの予防・対処法

アレルギー

重度の症状を引き起こして命の危険を及ぼさないためにも、アレルギー症状では予防と対処法の知識を身につけましょう。

子供だけでなく大人も注意

アレルギーは、子供だけでなく大人も注意が必要です。子供の頃は大丈夫でも、大人になって発症する場合があります。

アレルギー科・内科へ

アレルギーのような症状が発症した時は、アレルギー科もしくは内科へ行きましょう。病院では、アレルギー検査を行ってくれます。専門家に相談することで、対処法が分かるだけでなく薬ももらえて症状が軽減できます。

抗ヒスタミン薬を打つ

また、アレルギーには抗ヒスタミン薬という薬が効きます。抗ヒスタミン薬とは、アレルギー症状を引き起こす物質であるヒスタミンの作用を抑えて、症状を改善させる薬です。

ラテックスアレルギーに限らず、花粉症など別の症状を持っている人にも効きます。ですが、市販薬ではなく疑わしい場合は、病院へ行き専門家に相談して自分に合った薬を貰うのが一番です。

果物を加熱する

果物を食べてアレルギー症状が出る場合は、加熱をすれば食べられる時があります。これは、原因となるタンパク質の構造が、加熱することで変化し症状が出にくくなるためです。

ですが、全ての果物や野菜が当てはまるわけではありません。一度に大量に食べるのではなく、少量食べてみて違和感を感じたら迷わず病院へ行きましょう。

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まとめ

今回の記事内容でご紹介したことをまとめますね。

この記事をまとめると

  • 青パパイヤのタンパク質の構造は、天然ゴムに含まれているものと同じなのでラテックスアレルギーを引き起こす場合がある
  • 蕁麻疹や皮膚の赤み、重度になると呼吸困難などを引き起こすだけでなく、大人も発症する場合がある
  • 疑わしい時は、迷わずに専門家に相談し事前に予防策を知っておくことで、万が一のための対策ができる

青パパイヤに限らず、普段食べているもので大人になってもアレルギーを発症する可能性もあります。少しでも違和感を感じたら、まずは病院へ行き専門家に相談をしましょう。

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