サンドイッチなどを作る時に、パンの耳を使わない人は多いと思います。食べられない部分ではありませんし、パンの耳はとてもおいしいです。
捨ててしまうのはもったいないので、できれば保存をして食べてもらいたいです。しかし、パンの耳は意外と量が多いので、1回に食べ切れないこともあるでしょう。
- パンの耳を保存する方法とは
- 大量保存をしたい時は
- パンの耳は冷凍で長期保存は可能なのか
使い方次第でおいしく食べられるパンの耳です。保存方法を覚えて上手に保存をしてください。
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目次
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パンの耳の保存方法
パンの耳はサンドイッチなどをする時に切り落としてしまいますが、そのまま食べてもおいしいです。切り落とすと大量になってしまいますが、保存をすることは可能なのでしょうか。
冷蔵や常温はNG?
食パンは水分が多く、乾燥しやすいものです。それはパンの耳でも同じなので、カビがとても生えやすい食品です。梅雨時期などにパンを常温保存していて、カビが生えたことはないでしょうか?
パン(食パン・総菜パンも含む)は、常温保存や冷蔵保存は2~3日しか持ちません。状態によっては、それよりも早くカビや劣化をすることもあります。食パンの保存方法として一番適しているのは、「冷凍保存」です。
冷凍保存
水分が多く、カビが生えやすいパンの耳は、冷凍保存が一番良い保存方法です。冷凍保存をすると劣化してしまうという人もいるかと思いますが、劣化してしまう原因は「正しいパンの冷凍保存をしていない」から味の劣化や解凍しても固くなってしまいます。
正しい保存方法であれば、冷凍しても劣化することなくおいしく食べることが可能です。
大量保存するには?
パンの耳は大量になることが多いです。大量のパンの耳をおいしいままで保存する方法はあるのでしょうか?
ジップロックに保存
ジップロックなどの冷凍保存袋を利用すると簡単に保存できます。冷凍食品は冷凍焼けをしてしまうことがあるので、空気を触れさせず、1つずつラップなどで包んでジップロックに入れて保存をしましょう。
1斤で購入したものも、保存をする時には必ず切って1枚ずつ保存をしてください。1つずつ保存をすると、解凍や焼く時にも楽ですし必要のないパンが劣化することはありません。
保存方法は、ラップの他にアルミホイルでの保存もおすすめです。アルミホイルは熱伝導が良いので、低温で早く冷凍することができ、ラップは臭い移りをふせぐことができます。
アルミホイルの場合は、そのまま焼くこともできるので、面倒な手間がなく簡単です。お好みの方法で保存をしてください。
ラスクにする
冷凍保存以外の方法としてはラスクもおすすめです。
作り方
- 揚げ油を準備する(180℃に温める)
- 適温になったらパンの耳を入れる
- 表面がカリっとしたら油を良く切り、グラニュー糖をまぶして完成
冷凍保存と違い長期保存ができませんが、パンの耳をそのまま保存するよりも長く保存ができます。油で揚げるだけではなく、電子レンジを使ったり、オーブンで焼く方法もあります。
どれも調理方法としては難しくはないので、すぐに作ることが可能です。パンの耳のサイズは、一口サイズの食べやすいサイズになります。
冷凍庫から出したらすぐに調理ができるので、お子さんと一緒にラスク作りをしてみるのはいかがでしょうか?
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冷凍保存で長期保存できる?
パンの耳は冷凍保存する方が長持ちすることが分かりました。保存期間はどれくらいなのでしょうか?
保存期間は?
冷凍する前の風味を損なわずに保存ができるのは約1ヶ月です。ジップロックなどの開け閉めが多い場合には、2週間ほどを目安に食べ切るようにしましょう。
保存期間が分からなくならないように、日付を記載しておくと、保存しすぎて食べられなくなってしまうということもありません。
食べれなくなるとどうなる?
パンの耳は、長期保存しすぎると劣化していきます。冷凍庫にそのまま保存していればカビが生えるということはありませんが、味は劣化していきます。冷凍保存をしたものを解凍してもパサパサとしてしまいます。
冷凍させ続けているものであれば、体に害があったり、見た目にも分かる劣化(カビなど)などはみられません。しかし、焼いても固くなってしまうので、結果的に食べれなくなってしまいます。
保存期間を守って、期間内に食べ切りましょう。
まとめ
パンの耳を保存する方法について紹介しました。
この記事をまとめると
- パンの耳は常温、冷蔵保存は避け、冷凍保存が良い
- 大量保存をする場合は冷凍保存やラスクに加工すると、通常よりも長持ちする
- パンの耳は冷凍保存で1ヶ月の長期保存が可能
- それ以上の保存は風味や食感が変わってしまう
上手に保存をすることで、通常よりも長くパンを食べることができます。パンの耳はいろいろな物への活用ができます。パンの耳を上手に保存をし、おいしく食べるようにしましょう。