生クリームを使ったデザートであるパンナコッタは濃厚で甘いスイーツです。材料も作り方も難しくはなく、家で作ることが可能なので、親子でパンナコッタを作ったことがあるという人も多いでしょう。
手作りスイーツにはよくあることですが、余ってしまった時にはどのようにしていますか?時間が経つにつれ劣化していくパンナコッタの正しい保存方法について紹介します。
- パンナコッタにはどのような保存方法が適しているのか
- パンナコッタの賞味期限
- パンナコッタが腐った時はどうなるの?
保存方法を知ることで、最期まで美味しくパンナコッタを食べることができます。
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目次
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パンナコッタの保存方法は?
パンナコッタは牛乳と生クリームを使うため、保存向きではないかと思われるかもしれません。実際に保存をすることは可能なのでしょうか?
冷蔵
乳製品の場合、冷凍をしてしまうと解凍後ボソボソとした触感でおいしさが半減してしまった経験はありませんか?パンナコッタも同様で、冷凍保存すると解凍後の触感などが変わってしまいます。
冷凍保存が気になるという人は冷蔵保存をおすすめしますが、冷蔵保存の場合には2~3日ほどしか日持ちがしません。できることならば当日に食べたほうが良さそうです。
冷凍
冷蔵保存に向いていないパンナコッタではありますが、冷凍保存ができないということではありません。コツさえ掴んでしまえば、ボソボソとした触感などによる、おいしさの半減を防ぐことが可能です。
冷凍をする場合には、残ったものを冷凍するのではなく、まだ固まりきらない状態の水っぽい状態のパンナコッタを冷凍します。解凍時もレンジで温めて(50℃くらいが適温です)、それを冷蔵で固めるとプルプルとしたパンナコッタの触感が楽しめます。
残ってしまったパンナコッタは、解凍の時に半解凍状態で食べるのがおすすめです。シャリシャリとした普通のパンナコッタとは違った触感を楽しむことができます。
日持ち期間
冷蔵保存の場合は2~3日、冷凍保存の場合でも2週間以内に食べるようにしましょう。
賞味期限は?
手作りの場合は賞味期限が短いパンナコッタですが、実際には何日ほどの賞味期限と消費期限があるのでしょうか?
賞味期限
パンナコッタの賞味期限は、スーパーなどで販売されている商品はメーカーによって賞味期限が異なりますが雪印メグミルクから販売されている「栗原さんちのおすそわけ ミルク大好きパンナコッタ」の場合70日とかなり長めの賞味期限になっています。他の市販のパンナコッタも70~90日と賞味期限は長めになっています。
しかし、購入後常温保存などをした場合には、賞味期限も短くなるので、注意が必要です。手作りの場合は、販売されている商品とは異なり賞味期限は短く、できれば作ったその日に食べてほしいですが、冷蔵庫へ保存していても2~3日程度で食べ切るようにしましょう。
消費期限
市販のパンナコッタには消費期限などの記載はありません。パンナコッタの賞味期限を確認してもらえるとお分かりになるかと思いますが、長期保存に向いている食品となるので、長期保存に向かない食品などに使われる消費期限の表示義務がないのです。
手作りのパンナコッタの場合は賞味期限で紹介した2~3日(冷凍保存をした場合には2週間程度)が消費期限といえます。
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パンナコッタは腐ったらどうなる?
市販品の賞味期限は長いパンナコッタですが、賞味期限が長い(または手作りだと短い)ので放置をしてしまうこともあるかもしれません。腐ってしまった場合にはどのようになるのでしょうか?
見た目
パンナコッタの原材料である生クリームが痛むと見た目の色が黄色く変色してきます。表面が堅くなっているような感じにも見えるようです。水分と油分が分離しているのも、腐っていると判断する判断材料の1つになります。
見た目では腐っている事を判断するのは難しいです。
感触
触感は、元々柔らかいものであるので分かりにくいかもしれませんが、水分と油分が分離してしまっているので、水っぽいまたは水状態になっています。スプーンなどですくった時に違和感を感じるようであれば、腐っている可能性があるので食べるのは控えましょう。
味
味が一番腐っているか判断するのに分かりやすく、生クリームの成分が腐ったことによって、酸っぱいにおいと味がするので、すぐに腐っていることに気づきます。腐っていると気づいた場合はすぐに食べるのをやめましょう。
まとめ
パンナコッタの保存方法と、腐った時にどのような状態になるのかについて、紹介しました。
この記事をまとめると
- 長期保存をする場合は冷凍保存がよく、水分がある状態での冷凍がおすすめ
- 市販品は70日ほどと賞味期限は長いが、手作りの場合は2~3日、冷凍でも2週間程度が目安になる
- 生クリームと同様で見た目、酸味が出て食べられなくなります
市販品の場合には冷蔵での長期保存が可能ですが、手作りのパンナコッタは出来るだけ早く食べることをおすすめします。保存が必要な場合には冷凍保存も可能なパンナコッタなので、冷凍保存をしておいしく食べてください。