おやつは何歳から食べられる?幼児の栄養やエネルギーの補給に必須!おすすめも

みなさんはおやつを食べますか?

クッキーやチョコレート、おまんじゅうにケーキなど、様々なおやつがありますが、このおやつなぜ食べるのだろう?、食事だけでもいいのでは?と疑問に思ったことありませんか?今回は

  • おやつについて

  • おやつは何歳から食べられる?

  • おやつを食べよう

これらのテーマを解説し、おやつという習慣がなぜはじまったのかなぜ必要なのか何歳から食べるべきなのか、などをご紹介します。

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おやつについて

おやつの由来や世界のおやつ

おやつという習慣は古く、江戸時代頃には既に間食をとる文化があったと言われています。

おやつの由来
江戸時代中期頃まで日本人は1日2食が当たり前でした。当時の時刻表記で八つ時頃(午後2~4時頃)小昼(こびる)と呼ばれる軽食をとり、小腹を満たしていました。この八つ時に食べる軽食御八つ(おやつ)と呼ぶようになりました。

おやつといえば子供向けの甘いお菓子というイメージが強いかと思いますが、元々は働く大人の軽食でした。

では、いつからおやつの時間甘いお菓子を食べるようになったのでしょうか?

MEMO
8代将軍の徳川吉宗の時代砂糖が国内で多く作られるようになりました。砂糖が手に入りやすくなり、甘いお菓子を食べる習慣が庶民の間にも広がりました。

おやつという習慣は江戸時代からはじまりましたが、「3時のおやつ」という言葉が定着したのは1960年台頃です。

MEMO
「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂~♪」という文明堂のCMの影響が大きいと言われています。

このおやつという習慣はもちろん世界中にあります。

  • アフタヌーンティー紅茶と一緒に軽食やおやつを食べます。
  • カトゥルール(フランス)昼食を1時頃にとるので、3時だとまだお腹が空かず、午後4時に間食をします。
  • メリエンダ(スペイン/アルゼンチン):夕飯が夜10時頃なので午後5時頃に軽食を取る習慣があります。
  • スナックタイム(アメリカ):小中学生が空腹で集中力が落ちないように午前中に軽食を取ります。
  • フィーカ(スウェーデン):コーヒーと一緒におやつを食べます。企業がフィーカの時間をもうけていることもあります。

おやつも大切

大人の軽食を意味していたおやつでしたが、時代とともに少しずつ形が変わり、現代では成長過程の子供の栄養補給という意味合いが強くなりました。

子供におやつが必要な理由
子供は成長する上で様々な栄養やたくさんのエネルギーを必要としますが、口や胃袋が小さかったり、噛む力が大人より弱かったりといった理由で1回の食事で十分な量を取ることができません。10時や3時に果物やおにぎり、お菓子などを食べることで必要な栄養やエネルギーの補給になるのです。

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おやつは何歳から食べられる?

お菓子によっては6ヶ月からお楽しみとして

MEMO
お菓子によっては生後6ヶ月ころから食べることができます。

6ヶ月ころから、離乳食中のおやつはたまごボーロ赤ちゃん用のおせんべいがオススメです。

赤ちゃんがおやつを食べるメリット

・食べることに興味が湧く

・食べる練習になる

・お母さんや家族とのコミュニケーションの時間になる

この頃のおやつは栄養補給や捕食という意味はあまりありません。

離乳後は栄養やエネルギーの補給におやつが必要

捕食としてのおやつは離乳食を完了した1歳~1歳半頃から始めるのが良いでしょう。

バナナリンゴなどの果物や、さつまいもにんじんなどの甘い野菜を茹でたり、チーズなどもタンパク質がとれるのでオススメです。

適切な量や選び方や時間

MEMO
乳児・幼児のおやつはご飯に響かない量・時間に注意して用意してあげましょう。
乳幼児おやつの目安

・1~2歳児→100kcal~150kcal

・3~5歳児→150~250kcal

食事とおやつの時間を2~3時間開けるご飯に響かないでおやつを食べることができるでしょう。

15時頃におやつをとるのは実はとても理にかなっています。

 

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おやつを食べよう

おすすめのおやつ

おやつは自然に近いもの、甘すぎないものがオススメです。

さつまいもやかぼちゃ、ほうれんそうなどの野菜が入った蒸しパンや、オートミールのクッキー、フルーツグラノーラやポップコーンなどもおすすめです。

市販のお菓子は慎重に少しずつ

市販のおやつも子供に与えても問題ありませんが、まずはなるべく甘くないおせんべいやビスケットなどから与えるといいでしょう。

注意
チョコレートやクッキーなどの甘味が強いものは砂糖が多く使用されているので中毒性が高く、たくさん欲しがるようになります。ご飯を食べられなくなるほどおやつを食べてしまったり、虫歯のリスクも高くなります。

甘いお菓子を与える時は、日曜日だけ・お友達が来た時だけ、お誕生日だけ食べてもいい、などのルールを作って食べ過ぎないようにしましょう。

栄養価や添加物に注意

MEMO
おやつを食べすぎてご飯が食べれないと、栄養面でもビタミンやミネラル、タンパク質などの不足が心配されます。

添加物は大量摂取しなければ基本的には安全ですが、おやつは特に子供はついつい食べ過ぎてしまうものです。

子供のおやつには気を配ってあげましょう。

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まとめ

いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • おやつの習慣は江戸時代から始まった
  • おやつの語源は八つ時(午後2時~4時)
  • おやつは働く大人の軽食だった
  • おやつの習慣は世界中にある
  • おやつは成長期の子供の栄養補給として重要なものである

おやつは身近な習慣なだけに、意外と知らなかったことも多かったのではないでしょうか。

食べ過ぎに注意して、正しい知識のもと、おやつを楽しみたいものです。

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