子どもから大人まで、大人気の親子丼。お弁当に詰めて出先でも食べたいと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、親子丼は汁気が多い料理。お弁当に入れると菌が繁殖して危ないですよね。この記事では、そんな親子丼について
- 親子丼は弁当に入れたら腐る?
- 前日に作って冷めても美味しい親子丼
- 腐ったらどうなる?
をテーマに紹介していきます。お弁当で親子丼を持っていきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
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親子丼は弁当に入れたら腐る?
親子丼はお弁当で持っていくことも可能な料理です。ただし、親子丼は汁気が多く卵を使っており傷みやすいため、いくつか注意点があります。
ここでは、親子丼をお弁当に持っていく方法を紹介していきます。
汁気を少なくする?
親子丼はつゆだくの汁気が美味しさのひとつですが、お弁当として持っていくには、この汁気は危険です。
水分が多い食品ほど傷みやすいので、親子丼をお弁当に詰める場合は、通常より水分量を減らしたお弁当用の親子丼を作る必要があります。
また、卵はきちんと加熱しましょう。半熟のトロッと具合が好きな方も多いでしょうが、菌が繁殖しやすく、食中毒の原因になります。
腐る可能性は?
汁気を少なくし、しっかり卵を加熱した親子丼は、長時間にわたって常温に置かない限り問題はありません。
しかし、夏場や気温の高い時期は要注意です。親子丼から染み出た水分がご飯に浸透して、その部分から傷みやすくなってしまいます。
それを避けるために、ご飯と具材を別々にして持っていいきましょう。また、保温できるスープジャーを使用するのもおすすめです。
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前日に作って冷めても美味しい親子丼
ここでは、お弁当にぴったりな親子丼の作り方を紹介していきます。
汁気は少なく
たっぷりのつゆが親子丼の魅力のひとつですが、お弁当に持っていく場合は我慢が必要です。
お弁当は作ってから食べるまでに時間が空くため、傷ませないように作るのが大切。
水分が多いと雑菌が繁殖しやすくなるだけでなく、汁漏れした場合、他の食材にまで雑菌が広がってしまいます。
お弁当で親子丼を持っていく際は、汁気が出ないように作りましょう。
- フライパンで鶏肉を皮面から炒めます。
- 鶏肉に火が通ったら玉ねぎを加え、透き通るまで炒めます。
- 醤油・みりん・めんつゆなどて煮込みます。
- 卵を加え、しっかり火を通します。
煮込む前に、炒めて火を通すことで、汁気が少ないお弁当向きの親子丼に仕上がります。出汁がないので、調味料はめんつゆや白だしがおすすめです。
味付けは濃いめ
塩分や砂糖をきかせると傷みにくくなるため、味付けは濃い目にしておきましょう。また、汁気を少なくすることで、濃いめの親子丼に仕上がります。
十分加熱する
とろとろの半熟卵も親子丼の魅力ですが、こちらもお弁当には向きません。卵は割った瞬間から鮮度が落ちていきます。
作ってから食べるまでに時間が空くお弁当の場合、卵はしっかり火を通すことが大切です。
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腐ったらどうなる?
親子丼は腐るとどうなるのでしょうか。卵など、腐りやすい食材も使っており、お弁当箱を開けたときには腐っていた、なんてこともあり得ます。
ここでは、親子丼が腐ったときの特徴を紹介していきます。腐っていないかチェックして、安全に食べられるようにしましょう。
見た目
腐った親子丼の見た目は、
- 糸を引いている
- カビが生えている
- 粘りが出ている
などの変化が現れます。
味
腐った親子丼はすっぱい味がします。
匂い
腐った親子丼はすっぱい匂いがします。
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お弁当の衛生対策
ここでは、親子丼だけでなく、お弁当の基本的な衛生対策について紹介していきます。
気温が上がる梅雨時期から夏の間は、お弁当の食中毒が特に気になる季節。安心しておいしく食べられるよう対策しましょう。
素手で触らない
お弁当の調理中に食材を素手で触って詰めてしまうと、手についている菌が食品にうつってしまいます。
手洗いを十分にすることはもちろん、できるだけ素手で食品を扱わず、清潔なスプーンやお箸を使って詰めましょう。
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汁気を少なくする
水分の多い環境を好む食中毒の菌にとって、水気の多いおかずが入ったお弁当は好環境。菌が増殖しやすくなるため、できるだけ避けましょう。
おすすめの調理法は「焼く・炒める・揚げる」。塩分は菌の働きを抑える効果があるので、味の濃いおかずを選ぶのもコツの一つです。
仕切りを活用する
生野菜や果物などについた菌は、温かいおかずやご飯の熱によって温度が上がると、増殖する可能性が高まります。
温かいおかずと冷たいおかずは、仕切りで必ず分けて入れましょう。また、おかずやご飯をしっかり冷ましてから入れることも鉄則です。
まとめ
お弁当用の親子丼について紹介してきましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 親子丼は、お弁当に持っていける。
- 親子丼をお弁当に持っていく際は、汁気を少なくし、しっかり加熱する。
- 親子丼は腐るとカビが生えたり酸っぱい匂いがしてくるので、異変を感じたら食べないようにする。
美味しい親子丼を外でも楽しめるよう、作り方にちょっと工夫をしてみましょう。お弁当に保冷剤をつけると、さらに食中毒を防げます。
今回紹介したポイントを押さえて、親子丼をお弁当にしてみてください。
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