日常生活の中でも飲まれることが多いお茶。そのため、自宅でもお茶っぱを常備している人は多いですよね。ですが、お茶っぱは正しい保存方法を取らなければ湿気やすいです。
では、お茶っぱは、どのように保存方法を取れば良いのでしょうか。この記事では、
- お茶っぱの保存方法
- お茶っぱは腐る?
- こんなお茶なら飲まないほうが良い
以上の内容についてご紹介していきます。普段からお茶っぱを使用するけれど、保存方法を知らない人は、ぜひ最後まこの記事を読んでくださいね。
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目次
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お茶っ葉の保存方法
玉露やほうじ茶など、昔から多くの種類のお茶っぱが販売されており、普段から飲む機会も多いですよね。では、お茶っ葉は、どのように保存すればよいのでしょうか。
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お茶っ葉の保存期間目安
お茶っ葉の保存期間の目安は、お茶の種類やメーカーによって違いますが約1年を目安にしましょう。しかし、約1年の目安は「未開封」の場合に限ります。
未開封は、長期間持ちますが開封後は空気に触れるためどんどん劣化していくので、2週間〜3週間以内を目安に使い切りましょう。
保存方法は?
続いて、お茶っ葉の保存方法ですが未開封と開封後によって違います。未開封であれば、空気に触れることがないので冷蔵保存で問題ありません。
一方で、開封後の場合は空気中の水分をお茶っ葉が吸収させないように、保存容器もしくは袋にうつしましょう。その後、直射日光や高温多湿の場所を避けた冷暗所で保存します。
また、未開封は冷蔵保存が可能ですが使用するときはすぐに使うのではなくて、常温でしばらく置いてからにしましょう。冷蔵庫の結露によって、開封した際に水分が入り込んでしまいお茶っぱがすぐに湿気てしまう可能性があります。
少しでも保存期間を長持ちさせるためには、未開封のまま室温に戻しましょう。
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お茶っ葉は腐る?
しかし、お茶っぱは他の食材と違い腐るイメージがないですよね。では、お茶っぱは腐るのでしょうか。
腐るより酸化する
お茶っぱは、腐るよりも酸化します。酸化の原因は、光や温度・酸素や水分によるものでより条件が揃っていると、味がどんどん落ちていきます。特に、お茶っぱは吸収しやすくすぐに変化しますよ。
せっかくのお茶っぱの風味や味わいが、酸化によって美味しくなくなる原因になるため、先ほど説明した保存方法を行うことが大切です。
酸化したお茶っ葉の特徴
酸化したお茶っ葉の特徴は、こちらです。
- いつもと違う味がする
- 香りがよくない
- 他の食品の臭いが移り、変な臭いがする
- 色が変わっている
お茶っぱは、非常にデリケートな食品なので、早めに使い切ること・酸化する原因を取り除くことが美味しくお茶を飲むための方法です。
酸化したお茶は飲めるの?
では、酸化したお茶は飲めるのでしょうか。結論からいうと飲めますが、味が劣化して美味しくはありません。味や風味が劣化していきますが、体に悪影響を及ぼす可能性は低いです。
ですが、お茶はコップに入れて飲む以外にも水筒やペットボトルで持ち歩く場合もありますよね。飲み口に口をつけているので、菌が繁殖する原因になるため早めに飲み切りましょう。
腐らないのはカテキンの効果?
お茶っぱは酸化しますが、もともと腐りにくい食品です。お茶っぱには、ポリフェノールの一種であるカテキンが含まれています。カテキンには、抗菌作用があるのでカビがお茶っぱに生えるなどの腐る状態になりにくいです。
ですが、あくまで正しい保存方法をとった場合です。では、お茶っぱが腐った場合はどのような状態になるのでしょうか。
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こんなお茶なら飲まないほうが良い
ですが、腐りにくいといっても必ず腐らないわけではありません。このような状態になっていれば、飲まずに処分をしましょう。
- カビが生えている
- ニオイがおかしい
- 色が変化している
- お茶が酸っぱい
カビが生えている
一つ目はカビが生えていた場合です。お茶っぱを湿気たり、保存場所に適さないところに放置したりした場合は、腐る可能性が高くなるので使用せずに処分をしましょう。
ニオイがおかしい
二つ目はニオイが明らかに違う場合です。酸化によって、香りは劣化しますが嗅いでみてお茶っぱでは臭ったことがないようなニオイであれば、腐っている証拠です。
明らかに色が変化している
三つ目は、お茶っぱの色が変化している場合です。見た目が黒くなっていたりカビが生えて色が変化したりしている時は、飲むのをやめましょう。
お茶が酸っぱい
四つ目は、お茶が酸っぱい場合です。見た目やニオイに違和感がなくても、腐っている食品は口に含んだ時に酸味が強い味がします。舌がピリピリしたり酸っぱい味がしたりした時は、腐っているので飲んではいけません!
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まとめ
この記事をまとめると
- お茶っぱは、湿気により劣化しやすくなるため未開封の場合は冷蔵庫へ・開封後は容器にうつして冷暗所へ保存をする
- また、殺菌作用が含まれるカテキンが入っているので正しい保存方法をとっていれば腐ることはほとんどないが、誤った方法を取れば腐る可能性が高い
- カビが生えたり、明らかに普段のお茶から臭わないニオイが出た時は、腐敗しているので、飲まずに処分をする
お茶っぱはデリケートな食品なので、保存方法にはくれぐれも気をつけましょう。
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