最近流行りの「ヴィーガン」やベジタリアンの人々に注目されている「オーツミルク」をご存じですか?「飲んでみたいけど、不味かったら嫌だな・・・」とか、「体にいいのかな?」と調べている人もいるかもしれませんね。そこで今回は、
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オーツミルクって何?
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赤ちゃんでも飲める?
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体にいい?悪い?
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目次
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オーツミルクってどんなミルク?
オーツ麦から作られたミルク
オーツとは、オーツ麦のことです。その名のとおり、オーツミルクはオーツ麦(=オートミール)からできています。オーツ麦を挽いたものを水でふやかし、ミキサーにかけた後に裏ごしして作られます。
オーツミルクは豆乳やアーモンドに並ぶ、植物性のミルクの1つです。オーツミルクはクセが無く飲みやすいうえに、豆乳やアーモンドミルクよりもクリーミーな味わいなので、牛乳の代わりにしてもおいしいですよ。
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栄養価が高い
オーツミルクはとっても栄養価が高いんです!オーツミルクに含まれる栄養素は・・・
- カルシウム
- 食物繊維
- ビタミンB群
- ビタミンD
オーツミルクのほとんどはカルシウムが添加されていて、コップ1杯あたりのカルシウムの量は牛乳とほぼ同等です。製品によっても含まれる量が違うので、買うときにチェックしてみてくださいね。
そして、オーツミルクにはカルシウムの吸収を助ける作用のあるビタミンDも含まれるのが嬉しいポイント。人間はビタミンDは日光を浴びることで生成することができますが、シミ予防などで日焼けしたくないという人もいますよね。
日焼け対策をしすぎてビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収が滞り、若くても骨粗しょう症になるリスクがあります。オーツミルクは、カルシウムもビタミンDも摂れるので、骨粗しょう症予防にもピッタリな食品なので、日焼け対策と一緒に取り入れることをおススメします。
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オーツミルクは何歳から飲める?
離乳食が始まったら飲める
オーツミルクは栄養豊富ということが分かりましたが、赤ちゃんや子供に飲ませてもいいのか心配になりますよね。結論から言いますと、オーツミルクは離乳食が始まったころから赤ちゃんに飲ませても大丈夫です。
アレルギーが出ることもある
離乳食が始まるころから飲めるといっても、いきなり飲ませるのはアレルギーがあるかもしれないので心配ですよね。初めてオーツミルクをあげる時は、コップにオーツミルクを入れてスプーンなどでちょんちょんと赤ちゃんの唇に少しだけつけてみて、数時間様子をみてみましょう。アレルギーがある場合は皮膚や粘膜に次のような症状が現れます。
- 皮膚が赤くなる、蕁麻疹が出る
- 嘔吐する
- 元気がなく、ぐった入りする
- 呼吸がゼェゼェする
赤ちゃんは言葉で自分の状態を話せませんから、初めて与える食品は与えてから注意深く観察してアレルギーの疑いがある場合はあげるのをやめておきましょう。
最初は少なめに
赤ちゃんや小さい子供にいきなりオーツミルクをたくさん飲ませるのはおすすめしませんオーツミルクは食物繊維を含むので、消化不良を起こす可能性があるからです。まずは少量ずつ飲ませてみて様子をみましょう。
また、オーツミルクには小麦粉のアレルゲン物質であるグルテンが含まれないので、小麦粉アレルギーの人でもオーツミルクは飲めますが、麦自体にアレルギーがあると診断されている場合は、飲むのをやめておいた方が安全です。
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牛乳をオーツミルクにするメリットは?
脂肪が少ない
オーツミルクは植物性なので、牛乳よりも脂肪が少ないメリットがあります。コップ一杯(200ml)に含まれるオーツミルクと牛乳の脂肪分とカロリーを比較してみました。
カロリー | 脂質 | |
牛乳 (200ml) | 137Kcal | 7.8g |
オーツミルク (200ml) | 72Kcal | 2.6g |
カロリー・脂質共にオーツミルクは牛乳の半分弱でした。ダイエット中の人にはとても嬉しいですね!オーツミルクは、アーモンドミルクなどの植物性ミルクの中でも、口当たりが牛乳に近く、とってもクリーミーなので、カフェオレなどにしてもおいしいですよ。
食物繊維が多い
オーツミルクはオーツ麦から作られるので食物繊維が豊富です。食物繊維を取るメリットとして、
- 便秘改善効果
- 腸内環境を整える
- 血中コレステロール濃度を低下させる
食物繊維は大腸の動きを活発にし、便秘を解消させる効果があります。また、食物繊維の一種は善玉菌のエサになるため、腸内環境を改善する効果もあります。
オーツ麦に含まれる食物繊維はコレステロールの吸収を抑える効果があるため、結果的に血中のコレステロール濃度を下げる働きも期待できます。
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乳糖不耐症や乳アレルギーの人でも飲める
「牛乳を飲むとお腹を壊す・・・」という人は、乳糖不耐症の可能性があります。乳糖不耐症とは、牛乳に含まれる乳糖という成分を分解する酵素が少ない・または働きが鈍いために消化不良を起こしてしまう症状のことで、日本人は乳糖不耐症の人の割合が多いのです。
オーツミルクは植物性のため、乳糖を含みません。ですから、牛乳でお腹を壊してしまう人も安心して飲むことができます。
また、乳アレルギーの人も安心して飲める食品となっています。牛乳のかわりに、豆乳を飲んでいる人は、よりミルク感が味わえるオーツミルクを試してみてはいかがでしょうか?
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まとめ
いかがでしたか?オーツミルクを飲んでみたいけど、不味いのかな?栄養はあるのかな?という疑問は解決できたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
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オーツミルクはオーツ麦(オートミール)からできている
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オーツミルクはクセがなくクリーミーな味わい
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ビタミンDや食物繊維が豊富
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カルシウムが添加されている商品も多い
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赤ちゃんは離乳食が始まったら飲んでOK
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低カロリー低脂質だからダイエット中にもおススメ
ということをご紹介してきました。オーツミルクはヴィーガンの人やベジタリアンの人はもちろん、乳糖不耐症の人やアレルギーの方でも安心して飲めるので、ぜひ試してみてく