おしるこの餅の代わりになる代用食材4選|ぜんざいとは何が違うの?

お汁粉と言えばこんがり焼いたお餅を入れるのが定番ですが、餅がない時は他の食材で代用することもできます!お汁粉の餅の代わりになる食べ物には、どんなものがあるのでしょうか?今回は、

  • おしるこってどんな食べ物?
  • おしるこの餅の代用食材
  • おしることぜんざいの違いは?

これらのテーマについて紹介いたします。

スポンサードリンク

おしるこ(お汁粉)とは?

特徴

“おしるこ”は、名前の通り「汁気」のあるあんこにお餅や白玉団子などを入れたものを指します。あんこは、粒あん・こしあん、どちらも使われます。あんこのタイプに決まりはありません。

おしるこの歴史は江戸時代にまで遡ります。かつては、おしるこは甘い和菓子ではなく、塩を入れたしょっぱいものとして食べられていました。また、食べるタイミングも、おやつではなくお酒のおつまみとして食べられていたそうです。

また、はじめは「おしるこ」ではなく「すすり団子」という名前でした。しょっぱい「すすり団子」から甘い「おしるこ」へと味が変化した経緯については、はっきりしていません。

スポンサードリンク

おしるこの由来

おしるこは粒あん・こしあん、どちらも使うものですが、こしあんを使って作る時は、「粉あん」というあんこを粉末化したものを混ぜて作られていました。そのため、『汁気あり+粉あん』で”お汁粉”という名前になったと言われています。

おしるこ餅の代わりになるものは?

「おしるこを食べたけいれど家に餅がない!」そんな時は、代わりになる食材で代用してみましょう。オススメの代用品をいくつかご紹介します。

白玉団子

おしるこには、お餅だけでなく白玉団子を入れて食べるレシピもあります。お餅は焼くだけなので簡単に作ることができますが、白玉は手間がかかるのでちょっと大変そう…と思うかもしれません。ですが、白玉団子は白玉粉と水を混ぜてこねて茹でるだけなので、案外すぐに作ることができます◎

北海道では、白玉団子入りを「ぜんざい」、お餅入りを「おしるこ」と区別して呼ぶ地域もあるそうです。

小麦粉ですいとん風

小麦をを水と混ぜて練り、茹でたものを「すいとん」と言います。おしるこなどの和菓子に使われることはあまりありませんが、もちもちとしていてお餅のような食感を出すことができます。一口サイズにすれば、おしることして食べやすいです。

お麩

お餅のような食感を出すことはできませんが、お麩は低カロリーなのでダイエット中にオススメの代用品です。茹でてふやかしたお麩をおしるこに入れるだけなので、時短に作ることができます。お麩の原料はグルテン(タンパク質)で、1個(10g)あたり約38ckalなので食べ過ぎなければ太ることはありません◎

豆腐

ヘルシーさを極めるなら、豆腐もオススメです!おしるこに豆腐は合わないような気もしますが、温めた豆腐と小豆は意外と相性が良いです◎ 豆腐の原料は大豆なので、タンパク質も摂ることができます。お餅は炭水化物が多いので、こちらもダイエット中の代用品に向いています。

スポンサードリンク

おしることぜんざいは違う?

“ぜんざい”は、小豆を砂糖で煮たものに、お餅や白玉団子を加えたものを指します。汁気があるおしるこに対し、ぜんざいにはあまり水分がありません。そのため、小豆の粒がないサラサラしたものはぜんざいと呼ばれないことが多いです。また、地域によっても呼び方に差があります。

地域での違い
  • 北海道では、おしることぜんざいをあまり区別していません。汁気があってもぜんざいと呼ばれたり、汁気がなくてもおしること呼ばれたりするようです。
  • 関東地方では「ぜんざい」という言い方はあまりされず、小豆を使った汁物全てを「おしるこ」と呼んでいます。中には区別している方もいるかもしれませんが、ぜんざいよりおしるこの方が親しみのある言葉となっています。
  • 関西や九州地方では、汁気があるものを「おしるこ」、汁気のないものを「ぜんざい」として区別して呼ばれていることが多いです。

    また、入っている餅によって区別している地域もあり、白玉団子入りを「ぜんざい」、お餅入りを「おしるこ」と呼ぶこともあります。

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • おしるこの餅の代用には、お麩・豆腐・すいとん・白玉などがある!
  • 「おしるこ=ぜんざい」で、地域や家庭によって呼び方が異なる
  • お餅入りをお汁粉、白玉入りをぜんざいと区別することもある

お汁粉にはお餅が必需品ですが、ない時は他の食材でも代用することが可能です。ダイエット中は豆腐やお麩を使っても食べられるので、是非試してみてください♩

スポンサードリンク