体があたたまる日本のスイーツに“おしるこ”がありますが、体に良い効果はあるのでしょうか?小豆は豆類なので体にいいイメージがありますが、食べ過ぎにはデメリットや副作用はあるのでしょうか?今回は、
- おしるこの栄養・効果
- おしるこは体にいい?
- 食べ過ぎは太る?太らない?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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おしるこは体にいい?
寒い時期になると食べたくなるおしるこは小豆を主原料とする日本のスイーツですが、体にいいのでしょうか?洋菓子よりもヘルシーなイメージのあるおしるこには、どんな栄養が含まれているのでしょう?
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おしるこの栄養成分と効能
おしるこの主な原料である小豆は、栄養価が高い食材なんです!
栄養素
小豆には食物繊維が豊富に含まれており、便秘解消など腸内環境を整えるのに効果的です。また、ビタミンB1・B2・B6などのビタミンB群も多く含まれています。また、豆類なのでタンパク質も多く、ダイエット中の食材にもオススメです。抗酸化作用を持つポリフェノールも含まれており、美容効果も期待できます。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
- ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
- ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
- ビタミンB6:ビタミンB6は、たんぱく質をアミノ酸に分解し、再合成して筋肉や必要な組織を作る働きがあります。加えて、体内のホルモン分泌のバランスも整える働きを持っています。エネルギー代謝にも関わり、加えて神経伝達にも関わる多くの役割を持つビタミンです。
- 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
効果
小豆には様々な健康効果や美容効果があります。食物繊維には便秘解消効果、サポニンにはむくみ解消効果があるため、お腹や体をスッキリさせるのに効果的です。
また、ポリフェノールには抗酸化作用があるため、肌や体の老化を予防してアンチエイジング効果を発揮します。ビタミンB群には、糖質や脂質の代謝を促して太りにくい体を作る働きもあります。
- 便秘解消
- 美肌効果
- アンチエイジング効果
- ダイエット効果
- むくみ解消
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おしるこの食べ過ぎは体に悪い?
おしるこに含まれる小豆には体に嬉しい効果があることがわかりましたが、食べ過ぎは禁物です!どの食べ物も食べ過ぎはダメですが、おしるこを食べ過ぎるとこのような影響が出る可能性があります。
- 太る・肥満の原因となる
- 糖分の摂りすぎ
- 糖尿病の悪化
おしるこには餅を入れるのが一般的ですが、お餅はお米でできているため炭水化物です。炭水化物を食べ過ぎると、もちろん肥満の原因となってしまいます。
また、小豆だけでは甘みが出ないため、おしるこには砂糖が多く含まれています。糖分の摂りすぎもまた太る原因となる他、糖尿病を悪化させる原因となるので注意しましょう。
おしるこのカロリー&糖質
では、おしるこのカロリーと糖質量はどのくらいなのでしょうか?
おしるこ1杯あたりのカロリーは約300kcalで、毎日食べるには高カロリーです。また、糖質は1杯あたり60〜70kcalとなっています。時々食べる程度であれば問題ありませんが、たくさん食べたり毎日食べ続けるのは太る原因となります。
寝る前におしるこを食べると太る?
おしるこはカロリー・糖質量ともに高い食べ物ですが、ケーキやドーナツなどバターがたっぷり含まれる洋菓子と比べるとヘルシーなデザートです。しかし、寝る前におしるこを食べると脂肪として体に蓄積されやすいです。
寝ている時間は日中と比べ、代謝が落ちます。炭水化物のお餅や、砂糖を多く含むおしるこを寝る前に食べるのは控えましょう。
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朝おしるこダイエット
おしるこをダイエット中に食べるのであれば、食べるタイミングは朝がオススメです。代謝の上がる日中に消化できるので体につきにくく、糖分によって頭も冴えます。ダイエット中の食べる量はお椀1杯のみに抑え、お餅も1個までにしましょう。
まとめ
この記事をまとめると
- おしるこには食物繊維・ビタミンB群・ポリフェノールなど栄養が多く含まれる
- 食べ過ぎは肥満の原因に!ダイエット中に寝る前に食べるのはNG!
- おしるこは適量であれば小豆が体に良い効果をもたらす
おしるこの原料である小豆は、栄養価の高い豆類です。健康のためにおしるこを食べる場合は、砂糖の量を控えたりお餅の量を減らすなどして上手く取り入れてみてください♩
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