オロナミンCとエナジードリンクの違いは?効果・副作用・カフェイン量を解説!

「元気ハツラツ!」がキャッチコピーで知られるオロナミンC。飲めば元気になって健康にもいいというイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際にどんな成分が入っていて、なぜ疲れている時によく飲まれているのか、詳細を知っている人は少ないと思います。

最近若者に人気のエナジードリンクとの違いも不思議に思っている方もいるのではないでしょうか。

  • オロナミンCの効果や副作用
  • 飲みすぎると死亡例も?
  • エナジードリンクの種類
  • エナジードリンクの効果や副作用
  • カフェイン量の違い
  • カフェインの効果

こちらについてご説明いたします。

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オロナミンCの効果・副作用は?

オロナミンCを栄養ドリンクと認識している方が多いようですが、実はオロナミンCを製造している大塚製薬は、オロナミンCは炭酸飲料の一つである炭酸飲料栄養ドリンクとして販売しています。

厚生労働省が許可した一定の成分が配合されている医薬部外品ではありません。なので、効果のある成分は入っているものの、確かな効能については明記されていません。

明記はされていないけれど、期待できる効果というものはあるのでしょうか。

効果

眠気覚し

オロナミンCにはカフェインが入っているため、眠たいけど頑張らないといけない時に期待できます。カフェインの作用を強めるブドウ糖も、配合されているのでより眠気から解消されるようです。

やる気が出る

オロナミンCには、エネルギー源となるブドウ糖や脂質の代謝を助けるビタミンB6、アミノ酸の代謝を促進するビタミンB2が入っているので、体調を整える効果が期待できます。そのため、疲れている時に飲むと体のダルさや重たさから解消されたと感じる方も多いです。

肌荒れ改善

実は、オロナミンCの名称には、大塚製薬の製品であるオロナイン軟膏とビタミンCの名を合わせて作ったという背景があります。確かに、オロナミンCにはビタミンCが多く配合されいていてストレスの緩和やコラーゲンの生成に役立ち肌荒れを改善させてくれると期待されています。

ただ、オロナミンCには砂糖も豊富に含まれているので、肌荒れ改善のために飲みすぎると、逆に肌トラブルになりかねません。肌荒れ改善として全面的に期待するのはやめましょう。

風邪の緩和

風邪予防に最適なビタミンCが豊富に入っているため、風邪をひいた時に効果を期待してしまいますが、これには注意が必要です。なぜなら、風邪薬との併用は危険だからです。

オロナミンCのような栄養ドリンクには、カフェインとアルコールが入っています、それらは薬との相性が非常に悪く、時に副作用が出てしまうことがあります。栄養ドリンクは、風邪を引く前の風邪予防として飲むのが好ましいです。

飲み過ぎで死亡することは?

栄養ドリンクの飲みすぎて死亡することがあると聞いたことはありませんか。この死亡の噂の原因として、カフェイン中毒があります。確かにオロナミンCにはカフェインが入っているので、過剰に摂取するとカフェイン中毒になる可能性はあります。

ですが、オロナミンCには死亡するほどの量は入っていないので、死亡についてはそこまで心配はいらないかと思います。

ただ、エナジードリンクはカフェインの量がとても多く、これにより死亡した例があります。

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エナジードリンクにも種類が!

数年前から新たに登場し、特に若者からの人気が絶大なエナジードリンク。勉強に集中したいという理由とコンビニなどで簡単に手に入り、そのキャッチャーなデザインから若者から好まれるようです。これにも種類がありますが、効果などの違いはあるのでしょうか。

レッドブル

世界167カ国で年間50億本も飲まれている世界的に大人気のエナジードリンクです。「翼をさずける」で知られるレッドブルは、後味がすっきりとしていて飲みやすいことから女性にも人気があります。

モンスター

パンチの効いたデザインが、飲みごたえのあるテイストとマッチしているモンスターエナジー。カフェイン量が他に比べて多く、世界的にファンが多いです。

これらの効果・副作用は?

これらも、もちろん医療品ではなく、エナジードリンクとして販売されています。オロナミンCよりもカフェインが多く、眠気や一時的なやる気をアップさせるような成分が入っているので、やる気を出したい時やここぞという時に期待できます。

副作用に関しては、上記で述べたように飲みすぎると、カフェイン中毒になりかねません。やる気が起きる理由として、砂糖が多く入っているということがあります。砂糖で一時的に血糖値をあげてやる気が出たように感じますが、その反動が来ることが懸念されますので、やはり飲みすぎは危険です。

カフェイン量にも違いが

それぞれ、カフェインにより効果が得られるようですが、カフェイン量はどのくらいなのでしょうか。まずは、その他の飲み物の100mlあたりのカフェイン量を記載しておきます。

・コーヒー:約60mg

・玉露:約160mg

・ウーロン茶:約20mg

・紅茶:約30mg

・コーラ飲料:約13mg

オロナミンC

オロナミンCのカフェイン量は、一本120mlで19mgのカフェインが入っています。想像していたよりも少ないのではないでしょうか。

エナジードリンク

レッドブルは、250mlあたり80mgのカフェインが入っています。モンスターエナジーは、355mlあたり142mgのカフェインが入っています。やはり、エナジードリンクになるとカフェインの量がぐんと多くなっています。モンスターエナジーはコーヒーの約2杯分の量です。

カフェインの効果は?

カフェインは眠気覚ましとして知られていますが、鎮痛作用や疲労回復の効果もあります、実は、風邪薬や頭痛薬なのど医薬品にも使われているのです。なので、摂りすぎは良くないですが、自分の体調をみながら摂る分はいい効果が得られることがわかっています。

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まとめ

今回は、栄養ドリンクについてご紹介いたしました。

この記事をまとめると

  • オロナミンCは炭酸飲料栄養ドリンクで、効能については明記していない
  • 眠気覚まし、やる気UP、肌荒れ改善、風邪予防に期待できる
  • 死亡する可能性は極めて低い
  • エナジードリンクは、オロナミンCよりもカフェイン量が多い
  • エナジードリンクは即効性がある
  • 飲み過ぎによる死亡例あり
  • カフェインは飲む量を気をつければいい効果が得られる

正しい情報を得て、自分の体にあった飲み方を意識してみましょう。