皆さんはオリーブオイルをお使いですか?では普段使っているオリーブオイルはどのような種類をつかっているかご存知ですか?あまりオリーブオイルの種類というのは気にしない人が多いと思いますが、実はいろいろな種類があるんです。
今回の記事では、
- オリーブオイルとは?
- どんな種類があるの?
- 偽物があるって本当?
- 栄養価は?
- どんな効果があるの?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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オリーブオイルってどんなもの?
オリーブオイルとはオリーブの果実から取ることができる植物油です。オリーブの実だけを原料として、科学的な方法や処理を行わない物をバージンオイルと言います。
化学的な処理をして生成されたオリーブオイルをピュアオリーブオイルと言います。バージンオイルの方が質が高くピュアオリーブオイルは普通は劣りますが安価で手に入ります。
オリーブオイルはさまざまな活用方法があります。
- 調理油として
- スキンケアとして
- オリーブオイルうがいとして
- 直接飲んで
このように様々な使い方が出来る優秀なオイルなのです。
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オリーブオイルの種類
オリーブオイルにはいくつか種類があります。一般的にスーパーなどで販売されているのもは以下のものになります。
- ①エクストラバージンオリーブオイル:完璧な味と香りの最高品質
- ②ファインバージンオリーブオイル:エクストラバージンオイルから少し酸化させたもの
- ③ピュアオリーブオイル:不純物の多いオイルを精製したもの、安価だが質は劣る
オリーブオイルに基準があるの?本物ではないものもあるの?
オリーブオイルは国際オリーブ協会の基準を満たした製品だけが販売できるようになっているという決まりがあります。
しかし日本は国際オリーブ協会に所属していませんので、基準を満たしていないものでも販売することができてしまうのです。そのため日本で販売されているオリーブオイルのほとんどが世界基準を満たしていない商品といえます。
なので購入する側が安全なオリーブオイルがしっかりと見分ける必要が出てきます。次は買ってはいけないオリーブオイルとはどのような特徴があるのかについて解説していきたいと思います。
価格が安すぎるものは危険
オリーブオイルというのはかなり価格に幅がある商品ですよね。かなり大きなボトルに入っているのに300円から500円台で販売されているものもあり、他のオリーブオイルが高いのにとてもお得に感じるものもあります。
しかし「エキストラバージンオイル」と言う国際オリーブ教会の基準をクリアしたしっかりと品質が保たれているオリーブオイルというのは100㎖あたり300円から500円するのが当たり前です。
見極める基準とすれば「100㎖で50円を下回るものに関しては、本物のオリーブオイルでない可能性が高い」といえます。しっかりとした知識を持っておくことが安全な食事に繋がります。ぜひオリーブオイル選びの際に活用してみてくださいね。
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オリーブオイルの栄養価は?
オリーブオイルには脂質、ビタミンE、ビタミンK、オレイン酸、ポリフェノールなどの栄養成分を含んでいます。
もちろん100%オイルなのでカロリーとしては高いですが、一般的なサラダ油と違ってオレイン酸が悪玉コレステロールを減らし、生活習慣病予防になるので積極的に使いたいオイルです。
- 脂質:脂質は、1gあたり9kcalのエネルギーを生み出す三大栄養素の中での一番のエネルギー源です。人間の体内では、取り入れた糖質をグリコーゲンとして保存するだけではなくて脂質にすることで、生体維持に必要なエネルギーが無く
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
- ビタミンK:ビタミンKは、骨の形成に関わり、ビタミンDとともにカルシウムを取り込むことを助けます。加えて、体内の傷を治すプロトロンビンの働きを助けるため、血小板が傷を塞ぐ働きを助けるビタミンです。不足すると、傷の治りが遅くなります。
- オレイン酸:オレイン酸は、生活習慣予防の効果が高く、血管内の環境改善効果が高い脂肪酸です。悪玉コレステロールの量を減らし、出来た過酸化脂質の量を減らすことで、血管壁へのプラーク生成を抑制します。結果として、動脈硬化や心疾患の予防に役立つ栄養素です。
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オリーブオイルの抗酸化作用がすごい
オリーブオイルには強い抗酸化作用を持つオレイン酸が豊富に含まれています。
私たちの体は酸素を利用してエネルギーを作りだしています。酸素を利用すると同時に「活性酸素」というものが常に体内で生じています。この活性酸素が厄介で、私たちの細胞を傷つけ被害をもたらす働きがあります。活性酸素は老化、がん、シワ、しみ、糖尿病や脂質異常症、動脈硬化などの生活習慣病の原因となります。
活性酸素は年齢とともに増えるとも言われていますが、ストレス、食品添加物、タバコ、激しい運動、多量飲酒、紫外線なども活性酸素が増える原因です。この活性酸素によって酸化を抑えることを抗酸化と言い、活性酸素から体を守ることを抗酸化作用と言います。抗酸化とは体の中を錆びつかせない(酸化を抑えること)ことです。
オリーブオイルを直接飲むことで、強い抗酸化物質のオレイン酸を摂取できますので、活性酸素を分解する酵素の働きをサポートしてくれ酸化を抑えることができるのです。
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動脈硬化を防ぐ効果もある
オレイン酸は強い抗酸化作用を持つだけでなく、コレステロールのバランスを正常にしてくれる働きがあります。コレステロールは善玉コレステロールと悪玉コレステロールに分けられますが、悪玉コレステロールは血管に張り付いて動脈を硬くしてしまいます。これが動脈硬化の原因です。
オレイン酸は善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減少させる作用があるので、結果的に動脈硬化の予防を行うことができるのです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- オリーブオイルとはオリーブの果実から取ることができる植物油
- エクストラバージンオリーブオイル、ファインバージンオリーブオイル、ピュアオリーブオイルなどの種類がある
- 日本では偽物のオリーブオイルが販売されている
- オリーブオイルは栄養価が高い
- 抗酸化作用や動脈硬化の予防ができる
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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