オレンジジュースは体に悪い?飲み過ぎは太る?糖質や添加物に注意!

ジュースは糖分が高くて体に悪いといわれますが、暑い日は冷たいジュースが飲みたくなりますよね。そこで炭酸を控えて100%のオレンジジュースを飲んでいるという人もいるかもしれませんね。しかし、オレンジジュースは炭酸などのジュースよりも体にいいのでしょうか?今回はオレンジジュースについて詳しく解説していきます。

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  • オレンジジュースを飲むメリット

  • オレンジジュースは体に悪い?

  • たくさん飲むとどうなる?

と言う疑問にお答えします。オレンジに含まれる栄養素についても詳しく解説します。

 

オレンジジュースのメリット

100%のオレンジジュースはオレンジに含まれる栄養もギュッと詰まっていて飲むメリットが沢山ありますよ。注目したい栄養成分について紹介します。

ビタミンC

オレンジにはビタミンCが含まれています。ビタミンCは私たちの健康に欠かせないビタミンですよね。ビタミンCの働きは次のようなものがあります。

  • コラーゲンの合成に関わり、肌を健やかに保つ
  • メラニンの生成を抑えるためシミ予防効果がある
  • 免疫力アップ効果がある
  • 抗がん作用がある

ビタミンCは美肌効果や免疫力アップ効果などがあり、積極的に摂取したいビタミンです。ビタミンCは水溶性のビタミンですから、オレンジジュースでたっぷり摂取しても、余分なビタミンCは尿となって体外に排出されるため、過剰摂取になる心配はありません。

クエン酸

クエン酸はオレンジの酸っぱいと感じる成分の正体です。クエン酸も体にとっていい働きをします。

  • 疲労回復効果
  • ミネラルの吸収を助ける

クエン酸は運動をした後に身体にたまる「乳酸」を分解して疲労を回復する働きがあります。また、マグネシウムやカルシウムなどのミネラル分の吸収を促し、肝臓の機能を改善する効果もあります。

葉酸

葉酸はとくに、女性や妊婦に欠かせない栄養素です。

  • 赤血球の生産を助ける
  • 体の発育に関わる
  • 胎児の成長に重要な栄養素

葉酸はビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるため、貧血の予防に効果があります。女性は貧血になりやすいので、葉酸は積極的に摂取したいビタミンですね。

また、葉酸は細胞の分裂に深くかかわるビタミンであり、胎児の発育や体の成長に欠かせない栄養です。

妊婦さんはより多くの葉酸を必要としますが、悪阻などで思うように食事をとることができないかもしれません。そんなときにオレンジジュースは酸味があって飲みやすいのでおすすめですよ。

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オレンジジュースは体に悪い?

オレンジジュースに栄養があることが分かりましたが、ジュースは糖分が多くて体に悪いイメージもありますよね。実際オレンジジュースは体に悪いのでしょうか?詳しく解説していきます。

糖質が多い

オレンジジュースの糖質量はどのくらいあるのかを一目でわかる表にまとめました。

※100%オレンジジュースとして、トロピカーナを参考値にします。

カロリー カロリー 糖質量
トロピカーナ1本(330ml) 155Kcal 37g
コカ・コーラ1缶(350ml) 161Kcal 42g
ご飯茶碗軽く1杯(100g) 156Kcal 35.6g

オレンジジュースはコーラと比べるとあまりカロリー・糖質が変わりません。しかも、ペットボトル1本飲むとご飯を茶碗軽く1杯食べるよりもカロリーと糖質が多いことがわかりますね。

水分補給にオレンジジュースばかり飲んでいると太る原因になることが予想できます。

添加物が含まれるものがある

一口にオレンジジュースと言っても、果汁25%のものや、保存料・香料などの添加物が入っているものなど、オレンジ以外に添加物が加えられているものも多く存在します。

添加物は多少であれば人体にほとんど影響しませんが、毎日大量に摂取するとガンになる可能性や腎臓に影響が出る可能性もあります。オレンジジュースはたまに飲むくらいにしましょう。

過剰摂取で下痢に

オレンジジュースはオレンジ由来の食物繊維を含みます。食物繊維は便を柔らかくし、便秘を改善する効果がありますが、大量に摂取すると下痢や腹痛の原因になります。

オレンジジュースは酸味と甘みが飲みやすく、ついつい飲みすぎてしまいますが、食物繊維を摂りすぎてしまうだけでなく体が冷えて下痢になりやすくなりますから飲みすぎないように気を付けましょう。

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体に良い飲み物

オレンジジュースは飲むメリットもある一方、カロリーと糖質が高く、添加物が含まれている可能性もあることが分かりましたね。そこで、オレンジジュースのカロリー・糖質量や添加物が気になる人におすすめの飲物を紹介します。

添加物を含まない100%ジュース

オレンジジュースを飲みたいけれど添加物が気になる、と言う人には100%のオレンジジュースがおすすめです。原料の欄にオレンジのみの記載がされているものが理想ですね。

また、自分でオレンジを絞ってジュースにするのもおすすめ。手作りジュースはフレッシュな味わいで美味しいですが、保存料無添加なので日持ちしません。絞ってすぐに飲まないときは冷蔵庫で保存し、その日のうちに飲み切るようにしましょう。

水やお茶

オレンジジュースの糖分やカロリーが気になる人は、ジュースよりも水やお茶を飲むことをおすすめします。最近ではカロリーオフのフレーバーウォーターも流行っていますよね。ご家庭でも手作りできるので、挑戦してみてはいかがでしょうか?

作り方レシピ
  1. 清潔なボトルを用意する

  2. ミントをよく洗い、ちぎってボトルに入れる

  3. 無農薬のレモンとオレンジをよく洗い、輪切りにしてボトルに入れる

  4. 水を入れて、冷蔵庫で半日~1晩寝かす

冷たくさわやかで、甘すぎないフレーバーウォーターは暑い日の水分補給にもピッタリですよ!

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まとめ

さわやかな酸味と飲みやすい甘さのオレンジジュース。暑い日は特に飲みたくなりますよね。今回はオレンジジュースを飲むメリットとデメリットについてご紹介してきました。

この記事をまとめると

  • オレンジジュースはビタミンC・クエン酸・葉酸が手軽に摂れる

  • オレンジジュースはコーラと同じくらいカロリー・糖質がある

  • 太りたくない人はフレーバーウォーターがおすすめ

オレンジジュースは美味しいですが、飲みすぎないように気を付けましょう!