果物にはいくつかアレルギー食品がありますが、オレンジもそのうちの一つです。オレンジにも様々な種類がありますが、オレンジアレルギーとして扱われているものには、何があるのでしょうか?冬に旬となるみかんは、オレンジアレルギーに含まれるのでしょうか?今回は、
- オレンジアレルギーとは?
- 範囲はどこまで?みかんは入る?
- オレンジアレルギーの症状
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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オレンジアレルギーとは?
アレルギー食品には様々なものがありますが、オレンジもそのうちの一つです。オレンジを食べることにより、蕁麻疹や口の痒みといった症状を引き起こします。
オレンジ以外にも、アレルギー反応が起こる果物には、桃やキウイ・パイナップル・バナナなどがあります。オレンジにもいくつか種類がありますが、どこまでがオレンジアレルギーと言える種類なのでしょうか?
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オレンジアレルギーの範囲は?みかんは入る?
“オレンジアレルギー”としてアレルギー表示に記載するべきものは、ネーブルオレンジ・バレンシアオレンジなどのオレンジ類を指します。よって、みかんや八朔・グレープフルーツ・夏みかんなどの柑橘類はオレンジアレルギーに含みません。
- オレンジアレルギーの範囲は、オレンジ類のみ
- みかん・八朔など他の柑橘類は含まない
オレンジアレルギーの主な症状
オレンジなどの柑橘類を食べてアレルギー反応を起こした場合、このような症状が出る可能性があります。
- 蕁麻疹
- 口の痒み
- 胃痛・腹痛
- 喉のイガイガ
- 下痢
- 咳き込み
蕁麻疹
1つ目は、蕁麻疹やまぶたの腫れです。普段はなんともなくても、ある時なにかに反応してじんましんが出る経験をしたことのある方は多いのではないでしょうか。蕁麻疹は食品アレルギーで最も起こりやすい症状と言われています。
皮膚にぷつぷつが出たり、全体的に赤くなったりするほか、むくみが見られることもあります。このむくみはまぶたにできやすく、片目のまぶただけ腫れることもあります。
ちなみに、皮膚反応はその対象である食品を摂取してから最短で1時間で症状が現れると言われています。また遅くとも4時間以内に症状が体に現れるようです。
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腹痛
オレンジとの相性が悪いために消化器系が弱ってしまい、胃痛・腹痛を発症して結果下痢となりことが起こり得ます。消化器系が弱ると腸内で上手く消化ができないため、下痢を起こします。
唇・口内の腫れ
唇や口腔内の腫れが起こることがあります。食べた後に、唇がヒリヒリして大きく腫れたり、口の中がイガイガして風邪の時のように腫れたりします。
このような症状は口腔アレルギー症候群と呼ばれ、特定の食べ物を食べた時のほかに、花粉と反応して起こる場合もあります。花粉症を持っている人はなりやすい傾向があります。
症状は早いと食べてすぐに現れるので、食後にお子様の唇が腫れてきたり、口の中の違和感を訴えてきたらすぐに処置するようにしましょう。
のどの違和感
また、のどの違和感も“口腔内アレルギー症候群”の症状の一つで、喉がヒリヒリと痛くなったり、なにか詰まっているような違和感を感じることがあります。
のどの奥にとどまらず、耳にもかゆみや痛みなどの違和感を感じることもあります。アレルギー症状でのどに違和感が起きるというのはあまり知られていないので、最初は風邪と勘違いする方も多いようです。
しかし早い時は15分ほどで症状が出てくるようなので、食事中に急にのどに違和感を感じることがあったら何を食べたのか確認するようにしてみてください。
咳込み・喘息の症状
そして、咳き込みや喘息症状もあります。咳が出たり、ゼーゼーした呼吸になり喘息状態に陥ります。また、この気管支系症状だけではなく、同時に体全体が赤くなるという皮膚の異常が合わさって出ることもあるようです。
一番多く発症する症状として、蕁麻疹を挙げましたが、その次に多いのがこの気管支系の異常です。アレルギー反応を起こす方の20〜30%が咳や喘息の症状を発症しています。
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オレンジアレルギーの対処法は?
オレンジを食べてアレルギー症状を発祥した場合、喉のかゆみや蕁麻疹で済めば軽いものですが、万が一”アナフィラキシーショック”を起こすと死亡する可能性もあります。
アナフィラキシーショックが起きて気道が腫れてしまうと呼吸困難を起こし、呼吸ができずに死亡してしまうケースがあるのです。
アレルギーに対する対策や注意点ですが、まずは食べ過ぎないことが大切です。もともとアレルギーを持っていなかった食品でも、好き過ぎて食べ過ぎた結果アレルギーになってしまったという例もあります。
何事も適量が大切ですので、摂取量に気をつけてみてください。また、オレンジ以外にも食品アレルギーの項目はたくさんありますので、自分がどのアレルギーを持っているのか調べることもできます。
血液検査やパッチテストで調べる
血液検査やパッチテストによって、どのアレルギーを持っているのか診断してくれる病院もあります。1度の検査で約40種類のアレルギーを調べることができます。気軽にできますので、興味のある方はお近くの対象クリニックで調べてみてください。
子どもの離乳食はいつから?
オレンジを赤ちゃんにあげて良いのは、離乳食初期の生後5〜6ヶ月とされています。オレンジなどの柑橘類にはビタミンが多く含まれているので、赤ちゃんにもオススメの果物です。酸っぱいものは食べにくいこともあるので、甘みのあるものから与えてみましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- オレンジアレルギーとして表示するものは、ネーブルオレンジ・バレンシアオレンジなどのオレンジ類のみ
- みかんはオレンジアレルギーに含まない!
- 赤ちゃんの離乳食には、生後5〜6ヶ月から与えても良い
オレンジアレルギーと呼ばれるものは、ネーブルオレンジなどのオレンジ類に限るので、みかんは含まないことがわかりました。自分がどのアレルギーを持っているか調べることもできるので、気になる方は是非病院で検査を受けてみてください。
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